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『ルネサンス Vol 21』を読んで

 ダイレクト出版の「ルネサンス Vol 21 (2026.1.16初版発行)」を先日発売と同時に購入した。「ルネサンス」は1年に1〜3回ほど発行されているオピニオン誌で、Vol 1巻から愛読をしている。
 今回のルネサンスのテーマは「奪われるニッポン 食・医・薬・地震・カネ 巨大利権から命と財産を守る30の方法」である。
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 目次の後の前書きには
「奪われるニッポン」今、何が私たちの命と未来を犯しているのか?
私たちは日々、「安心して生きている」と思い込んでいる。 けれど、静かに、しかし確実に命・健康・生活基盤をむしばむ構造がこの国のすぐ足元で進んでいることに気づいているだろうか。
今回の特集「奪われるニッポン」は、そうした“ 見えない危機を”可視化するための試みである。扱うテーマは、食・医・薬・地震・カネ。いずれも暮らしと切り離せない領域であるにもかかわらず、国民の知らぬところで制度改変や利権構造が積み重なり、結果として「命が削られる」事態が起きている。しかもその多くは、表向きの「安全」「発展」「合理化」といった名目の裏側で勧められてきた。では、いったい何が、“奪われて”きたのか。前編の第一特集では、5名の専門家がそれぞれの分野から、現実に起きている構造的危機を明らかにしている。
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そして後編の第二特集では、同じ5つの領域について、“奪われた物をどう取り戻すか”“生活と命をどう守るか”という実践的な方法を提示していく。本冊子全体で、危機の構造と解決の道筋を立体的に描き出す構成である。』とあった。
 どのテーマも読むほどに驚くことばかりであった。
中でも特に驚いたのは第2特集「守る」編の5番目「カネ」の中に「まさかの税金に騙されないための大人の知識」(三木義一 弁護士 青山学院大学 名誉教授 元学長)の中に議員だけが救われる国会特権という“非課税天国”の項目中に書いてあった。
丁度、2月16日から令和7年の確定申告が始まる。そのための資料の収集をしている最中であり、特に驚いた記事である。
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引用させてもらうと
 『政治家は清廉潔白であるべきだと信じたい人は多いだろう。だが制度の実態を見ると、驚くほどの特権構造が隠れている。国会議員の歳費(月額129万4000円)は法律で定められている。これに加えて、旧文通費にあたる「調査研究広報滞在費」100万円が支給される。非課税である。さらに、会派ごとに支給される立法事務費は議員一人当たり月65万円。秘書3人分の給与は国が負担し、地元との往復には無料の航空券が支給される。これらを合計すれば一人当たり年間で1億円規模の支出となる。ところが課税対象は歳費だけ。つまり所得税を払うのは全体のごく一部に過ぎない。一般人が1億円の所得を得れば、約4割が税金で消える。だが議員の実質的な負担率は、一般の納税者よりはるかに低い。私たちが1円単位で税金を取られている一方で、政治家は「税金で暮らし、税金を免れる」立場にいるのだ。』と書いてあった。
 この文章を読んだとき思い出したのが2005年9月に行われた第44回衆議院議員総選挙で比例南関東ブロックから35位の出馬で当選した、所謂小泉チルドレンの杉村太蔵(26歳)氏の言葉である。「真っ先に調べたのは国会議員の給料、2500万円ですよ」、「念願のBMWが買える」などの自由奔放な発言を連発して物議をかもした。その時、国会議員の収入はすごいなと思った。
続いて記事を引用すると
 『こうした特権は法律により裏付けられている。昭和22年制定の「国会議員の歳費、旅費及び手当などに関する法律」には、「調査研究広報滞在費については租税その他の公課を課すことができない」と明記されている。要するに、法的に“非課税の聖域”なのだ。
さらに問題なのは、政治家が自らこの制度を改正できる立場にあるということだ。改正は議員同士の協議で行われる。つまり、国民が直接関与できない。自分たちの待遇を自分たちで決める。これほど甘い制度があるだろうか。しかも政党交付金までが存在する。これは政治献金の透明化を目的に1995年に導入されたが、実態は「税金による政治資金供給」である。国民一人あたり年間約250円、総額315億3600万円以上が政党に配られ、党勢に応じて分配される。議員一人当たりに換算すれば約4,000万円規模になる。
 政党は法人格を持つ。だが驚くべきことに法人税をほとんど払っていない。政治団体は「公益法人」と同じ扱いにされ、さまざまな収入があっても原則非課税だ。パーティー開催も出版も、全て“公益活動”として免税扱い。税金をもらうために法人になり、法人であるのに法人税を払わない。これほど都合の良い構造はない。
 わたしはこの構造を「二重の聖域」と呼んでいる。国会議員個人が非課税の手当で潤い、政党という法人も非課税で蓄える。二重の非課税が、政治とカネの腐敗を温存してきた。しかもこの制度は、政治家の「世襲」を支える装置にもなっている。政治資金団体を活用すれば、相続税をほとんど払わずに資金と地盤を次世代に継承できる。故小渕恵三元首相の例が象徴的だ。政治団体が持つ資産は「政治活動のためのもの」として非課税扱いになり、娘の小渕優子氏が政治家を継いだためそのまま使える。この仕組みが世襲議員を再生産してきた。税制の歪みは、政治家自身がつくり、守り続けてきたものだ。私はこの問題を講義でも必ず取り上げる。「政治家が得をし、あなたが損をする」構造を理解しなければ、私たちは永遠に、“納税の奴隷”であり続ける。』 引用ここまで。
昔は国事に奔走して家産を失い、残るは井戸と塀ばかりという「井戸塀代議士」という言葉があったがこの文章を読む限り現代にはないのであろう。
現在第51回衆議院議員選挙が公示され2月8日投開票であるが、各政党・各候補者の人達は消費税廃止等を訴えているが、ここに書いてある自分たちの特権を返上する様な
意見はない。残念である。
 さらにこの記事の続きにはその他、『「みんなで払う」は嘘 消費税の”公平“ という幻想』 『社会保険料という”第二の税金“知らぬ間に奪われる』 『紙の呪い、印紙税 紙の時代の遺物』と題するオピニオンが掲載されていたが、どれも新しい視点からのオピニオンで面白かった。
 最後にまとめとして「命・生活を守るための“30の実践策”」が掲載されていた。
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 今号の特集では、各先生方から「食」「医」「薬」「地震」「カネ」の5つの領域で“命を奪う仕組み”と“守る方法”をご教授いただいてきた。ここでは、第1集の回答編ともいうべき第2集の記事をもとに、5領域*6項目の「実践策」を提案したいと有った。
 新聞・ラジオ・TVなどのオールド・メデイアだけに頼っていたら、「トンデモナイ」ことになる。常に視野を広げるようにしなくてはと思った。

2026年01月29日

2025年から2026年へ

 今回の正月休みは12月29日から1月4日までの7日間であった。旅行などの予定も無く部屋の片付けをした後は読書三昧であった。
 最近、日本では殺人事件やオレオレ詐欺などが多発しており、昔はそのような事件はほとんど無かった。今、日本国民の心が荒んでいるとしか思えない。現在の教育が間違っているのか、親が子供に善悪の躾をしていないのか?解らない。
 それもあって何故日本人の心が荒んだのか考えると、GHQにより占領されそれまで日本人の心を形成してきた多くの良書が焚書され、しかも教育勅語も廃止され昔の精神が途切れてしまっているのではないかと思っていた。その焚書の内、昔の日本人の心を理解出来そうな復刻された本を購入していたので読んだ。
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 「我が日本学」中山忠直著(昭和14年12月) 「素描 祖国の歴史 附 演伎小史」清水三男著(昭和18年2月14日) 「葉隠れ武士道」松波治カ(昭和17年9月20日) 「神道と日本文化」清原貞雄(大正15年3月)を読んだ。1回の読書ではまだ理解出来ないところがあり、また機会を見つけて読み直ししたい。
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その他「なぜ私がワクチンを疑うのか」ロバート・F・ケネディ・ジュニア ブライアン・フッカー、林千勝解説(2025年10月10日発行)、月間雑誌「致知2月号」を読んだ。
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 1月1日は朝4:45に起床いつものように7kmのウオーキングをしたあとベランダに国旗を取り付け消防署の岸壁まで行って初日の出を拝む。昼過ぎに次男一家が新年の挨拶に来たので昼ご飯を一緒に食べながらサンフレッチェ広島レジーナとINAC神戸との試合をTVで観戦。見事サンフレッチェ広島レジーナが2:1で勝って皇后杯を手にする。
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 その後年賀状のチェックをしたところ二人出していない人があり急いで書いて本局まで歩いて出しに行く。正月番組はほとんど見なくて本を読む。
 2日は朝から箱根駅伝をTV観戦。5区箱根の山登りで青学の黒田朝日選手が驚異の走りで1位の早稲田を抜いて往路優勝を果たす。本当に素晴らしかった。明日朝のウオーキングのため10時過ぎには床につき寝る。正月だからと言って夜更かしなどしない健全な生活リズムである。
 3日も箱根駅伝を観る。青学の8区は世羅高校出身の塩出翔太君で尾道市出身でありしかも私の通った栗原中学の後輩である。応援に熱が入る。区間新記録の見事な走りをした。
平穏な正月三が日が終わろうとしていたところ、とんでもないニュースが飛び込んできた。米国が南米の「ベネズエラ大統領を拘束」したとのこと。
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 4日朝の朝刊によると『トランプ大統領は3日、ベネズエラへの大規模な攻撃を成功裏に実施し、反米左派マドゥロ大統領と妻を拘束したと自信の交流サイト(SNS)で発表した。首都カラカスで3日未明(日本時間3日午後)複数回の爆発があった。外国の元首を拘束するのはきわめて異例。近隣諸国などは米国を批判した。地域情勢が一層緊張するのは必至だ。』と出ていた。
これに関して多くの国や日本のTVなどでは国際法違反だという論調がほとんどであった。
 ところで私は国際政治学者の藤井嚴喜氏が主宰する有料のオンライン情報サービス「ワールド・フォーキャスト」を購入している。毎月定期的に(月3回配信、時に臨時配信あり)国際情勢・世界経済・国内の政治・経済などの動きを解説してもらっている。ここではTVや新聞などのオ−ルドメデイア等が報道しない事などもあり正しく世の中の動きを知ることが出来る。
 1月6日に配信された上旬号は今回のベネズエラの一連の流れについて解説されていた。それによると米国は国内に入ってくる麻薬により毎年10万人の人が亡くなっている。これは現在のアヘン戦争であるとトランプ大統領は考えており、そのため中国から入ってくる合成麻薬フェンタニルをアメリカに密輸をしないように習近平に掛け合ったりしているニュースが流れていた。このフェンタニルに関しては中国から日本の名古屋港経由でアメリカに輸出されていた。7月に一部関係者は逮捕されている。そのほかに南米コロンビアで製造されるコカインがベネズエラ経由でアメリカに密輸されていた。それをマドゥロ大統領が率先して行っていたとされる。そのためトランプ大統領はベネズエラをテロ国家と見なしその親分である大統領を拘束したとのこと。もちろん中国への威圧も有る。
 さらにベネズエラの石油産業はかってアメリカ資本との共同事業として運営されていたが1999年チャベス政権が国有化を宣言しアメリカを追い出したことも関係していると思われる。
 今回のアメリカの行動に対し国家主権の侵害だ、国際法違反だという声が上がるがそもそも国際法とは何になのだろう。2001年9月11日イスラム過激派アルカイーダ指導者のウサーマ・ビン・ラディンによってアメリカ同時多発テロ事件が引き起こされたが、彼を10年間追い続けてパキスタン国内で2011年5月2日にアメリカ軍によって殺害した。この件に対して他国で軍事行動を起こしたことに世間は国際法違反だとは言わなかった。また中国がフィリピン近くのスカボロー礁等を埋め立てて軍事基地を造ったことに対しフィリピンがオランダ・ハーグの常設仲裁判所に訴えたところ「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」と判決がでたにもかかわらず中国は素知らぬ顔で現在に至っている。その中国がこの度のアメリカの行動を国際法違反といのは可笑しい気がする。
 もっとも戦後の東京裁判において、戦争中になかった法律「平和に対する罪」・「人道に対する罪」を裁判が始まる前に急遽造りその法律でA級戦犯として裁いた。この行為は明らかに国際法違反だとしてインドのパール判事が反対意見を述べたが日本は裁かれその判決に従った。国際法とは言った何なのだろう。破るためにあるのか?
 ところで日本は北朝鮮に横田めぐみさん(拉致されて48年)など多数の人が拉致されており、政府は返すように話しているが全く相手にされない。もし自衛隊がアメリカの様に北朝鮮に攻め込んで金正恩や彼の娘を拘束したりした場合、アメリカを国際法違反というTVのコメンターなどはやはり日本を国際法違反というのであろうか?

2026年01月11日

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