朝8時バスにてライン川ランチクルーズの出発地リューデスハイムに向けて出発。途中添乗員さんがローレライの話しをしてくれ、ローレライの歌「なじかは知らねど 心わびて・・」を聞かせてくれた。なおこの歌の歌詞はドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネの詩を日本語にして明治42年に近藤朔風が「女性唱歌」に掲載した物である。またリューデスハイムとライン下り観光案内図を渡してくれた。

船の予約は11:00だったのでリューデスハイムにあるツグミ横町を通り日本人が経営しているワインショップに立ち寄る。何種類かのワインの試飲をさせてもらったが、ワイン通でない私にはよく判らなかった。

その後もう少し時間があるので希望者だけがニーダーヴァルの丘にロープウエイで行く。高台までの山の斜面はブドウ畑である。ここのブドウ畑の木は背が低く大人の背丈程度であった。理由は土地が乾燥しており湿気が上がってこないからとのこと。約230mの高台からはリューデスハイム街とライン川が眼下に見下ろせた。この丘には1871年の普仏戦勝利の記念碑が建っていて、記念碑の上にゲルマニア像があった。降りてきてマルクト広場の聖ヤコブ教会、市役所の建物などを見た。バスを降りたところにあるブレムザー城(ワイン博物館)の建物を見た。その横のブーゼーベルク城は個人のお城でバラやブドウの木がよく手入れされていた。


11:00に乗船リューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼン迄の約1時間50分のクルーズである。一番上のデッキで風に当たりながら両岸の景色を見ていた。最初がネズミの塔と言われる通行税を徴収するために建てられた関所を見る。エーレンフェルス城跡、ラインシュタイン城、右、左に見える。


11:30からクルーズをしながら食事をする。船内では日本語での案内もありよかった。ところで食事をするので甲板から下に降りたとき家内がパスポートの入った手提げ鞄を置き忘れて降りてきたのに気づき私が急いで座っていたところに戻ってみたところ有った。ほっとする。
このライン川は旅行会社の観光ガイドによれば「ヨーロッパの父なる川と呼ばれるライン川は、スイスのアルプス山脈を源流とし、6カ国を流れて北海へと注いでいます。全長は約1,230Kmにおよび、古代ローマの時代から重要な交易路として、人々の暮らしに大きく寄与してきました。ライン川の中流上部にあたる、ドイツのビンゲンからコブレンツまでの約65Kmに渡る渓谷は、2002年に世界遺産に登録されました。このエリアは数々の城や街が点在し、良質なドイツワインの原産地としても有名で、原料になるぶどう畑が両岸に広がっています。クルーズ船に乗ってロマンチクラインと呼ばれるこの区間をいくと、古城や城砦、ぶどう畑、途中にはハイネの詩で有名なローレライの岩山などの素晴らしい景観を楽しめます」とあった。
実際今でも物流の大動脈で多くの船が行き交っていた。私がみた範囲でも石炭、コンテナ、石油などを運んでいた。

また半分くらいきたところ中州には白亜のプファルツ城があった。またその右手にはブドウ畑の段丘に囲まれたグーテンフェルス城が見えた。さらにその先にはセーンブルク城見えた。この城は現在高級ホテルになっているとか。このように城の中には廃墟となった城、ホテルと使用されている城、博物館になっている城と色々あるようだ。城の近くには必ず教会が有った。

有名なローレライの岩山が近づくと船内でもローレライの曲が流れてきた。スイスのボーデン湖から554Kmを過ぎた地点にあった。残念ながら私はローレライの像を見落としたが、バスにてハイデルベルクに行く途中かろうじてバスの窓からみえた。只、写真をとることは出来なかった。船を下りたザンクト・ゴアルスハウゼンの対岸にラインフェルス城という立派な城があった。

ハイデルベルクまでは135Km,1時間半の行程である。途中雨が本格的に降り出したがハイデルベルクに着いたときは何とか止んでいた。途中ハイデルベルクの観光案内図を添乗員さんが配ってくれた。

ハイデルベルクの街はネッカー側のほとりにある。旧穀物倉庫の有ったところから聖霊教会を見ながらカルス広場に来る。ここにはシュテファンシスターの泉があり、市庁舎の横を通り、聖母子像をみながらハイデルベルク城へのケーブルカー乗り場に向かう。


旅行会社の観光ガイドによれば「古城の城下町として発展し、ドイツ最古の大学がある学生街として栄える。その旧市街を見下ろす高台にあるハイデルベルク城は、山の緑を背景に、赤みを帯びた建物が美しく映えるドイツ屈指の観光スポットです。13世紀に建造され、長きにわたって増築や再建が繰り返されたため、ゴシック、ルネサンスなどのさまざまな建築様式が混在しているのが特徴です。度重なる戦争や自然災害によって損傷を受け、廃墟となってしまいましたが、19世紀に街が建物の保存と復元を始め、現在は中世の雰囲気をとどめる城址として、多くの観光客を集めています。城のテラスからはハイデルベルクの街やネッカー川が一望でき、絵はがきのような風景を堪能することが出来ます。」とあった。

5分ほどケーブルカーに乗るとハイデルベルク城についた。エリザベスの門を抜けチケットを見せて美しい中庭に入る。城のテラスからハイデルベルクの街を観る。ネッカー川に掛かる綺麗な石組みのカール・テオドール橋が見えた。建物には選帝侯の彫刻があった。



ここで自由散策となる。城の地下にワイン貯蔵用の大樽があり、直径6m以上あり現役でその容量は22万ℓ以上とのこと。その上にも上がってみた。



その後ケーブルカーで下に降り、マルクト広場に出る。こにはヘラクレスの泉がありその横に聖霊教会や市庁舎あった。

その後カール・テオドール橋(アルテ・ブリュッケとも呼ばれる)に行き橋のたもとにある左手に持った鏡を差し出すような姿をしたブロンズ像ブリュッケン・アッフェの前で写真を撮って貰う。橋を中程まで歩いてみた。橋脚のテラス部にカール・テオドール候の
彫像があった。橋の左右には、白い壁を持つ2つの橋塔ブリュッケン・トーアがありその門をくぐり抜けてみた。

その後ハウプト通りのお土産店「ユニコーン」に立ち寄る。

そして少し自由時間が有ったので周りを散策した。赤い窓枠が印象的な、18世紀前半に建てられたバロック様式のハイデルベルク大学の旧校舎がありその前にファルツ家のシンボルライオンの泉があった。また「ユニコーン」と同じ建物の横の入り口に歯科医の小さな看板がありどうやら2階が診療室のようで有った。専門は歯内療法の様でEUの歯内療法学会に属しているようだ。

その後フランクフルトに向かう。レストランで夕食となる。誰かがこの旅行の最後の晩餐だと言った。それもそうだなと納得。6人一組でテーブルに座る。料理は6人分のソウセイジや骨付きの肉の塊を盛ったお皿が出てきた。


東京から参加されたご夫妻が切り分けて取ってくれたが中々取り分けにくく悪戦苦闘をされた。私はご当地ビールを飲む500mlが6.5ユーロでこの旅行で一番高いビールの値段であった。楽しかった旅行の話で盛り上がる。
その後バスにてホテルへ。明日は帰国だ。
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