AM9:00〜PM0:45PM2:00〜PM6:20
木・日・祝日
昨年5月のエジプト旅行から1年振りの旅行である。昨年10月に阪急交通社の「広島・岩国・鳥取・米子発着<羽田発着>ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス ドイツ大周遊11日間」に申し込んでいた。パンフレットは羽田からのスケジュールである。 ドイツには幼い時から行ってみたいと思っていた。というのも母方の祖父が横須賀海軍工廠の技師として勤務していて、昭和8〜9年にかけて部下2人と共にドイツ・キールに留学し潜水艦や軍艦のエンジンの研究をしていた。この時のエピソードを色々母親から聞かされていた。祖父がドイツに行くとき祖母は丁度妊娠していたが、男の子が生まれたら「鐵雄」と名付けるように言い残して出かけたとのこと。母によるとドイツを統一して初代ドイツ帝国首相になった鉄血宰相ビスマルクにあやかったのだという。無事男の子が誕生して叔父は鐵雄と名付けられたと聞いた。そんなこんなでずっとドイツに憧れていた。 6月29日12時半に自宅を出て空港近くの正広パーキングに車を預ける。広島空港国際便カウンターにある阪急交通社の窓口に行く。ここで羽田までの往復のeチケットを受け取る。どうやら広島空港から出発するのは私たち夫婦だけのようである。飛行機に乗る前に空港の為替カウンターで日本円をユーロに替えてもらう。何と1ユーロが176.79円であった。昔イタリアに行ったときは120円台であったが、今は日本円の価値が下がってしまっている。 出発までいつもの空港のラウンジで過ごそうと思って行ったところ昨年12月に閉鎖され、3階に新たなのが開設されていた。今までのラウンジと違って外の景色がよく見え飛行機の離着陸もよく見える。ビールを一杯飲んで出発便を待った。 15時35分発のANAで羽田に向かう。前泊のホテルは「東横INN羽田空港1」で羽田空港からホテルまでのシャトルバスを探すのに大きなトランクを引きずっての移動は大変であった。ホテル到着は18時を廻っていた。夕食は付いてないので家内とホテル前のコンビニに行き、おむすび、カット野菜、牛乳などを買って帰り部屋で食事をした。早めに床に入る。 翌朝、羽田空港第3旅客ターミナル、3階出発ロビー「阪急交通受付カウンター」に7:30集合となっていたのでホテルのシャトルバスで向かい無事7:15には到着。既に添乗員のMさんが来ておられて説明を受ける。日本―ドイツ間のeチケットお客様控え及び海外旅行保険の控えをもらう。9:30発の飛行機なので9:00には搭乗口に集合するようにいわれた。チェックインをし、トランクを預け出国手続き、手荷物検査をしてもらう。集合時間まで少し時間があったのでルフトハンザとANAの共用ラウンジに行き休息。 時間通りに出発ゲイトに行き無事搭乗、ほぼ定刻に飛び立った。これから14時間ちょっとの飛行である。ドイツとの時差は7時間である。少しして昼食の機内食(洋食)が出た。 機内では何もすることがなく何時ものように映画鑑賞三昧となる。ジャンルは日本映画または外国映画でも言葉は日本語または字幕が日本語で選択した。最初に見たのは2024.7.26公開の「もしも徳川家康が総理になったら」。次に25.3.22公開の「光る川」、24.8.23公開の「恋を知らない僕たちは」、24.1.12公開の「ある閉ざされた雪の山荘で」、そして2013年公開のアメリカ映画「オブリビオン」と5本立てで観た。この映画鑑賞でほぼ10時間を費やした。映画鑑賞の途中に軽食として和食が出た。日本時間でいえば夕食なのかな? 映画のあいまにフライト状況の確認を行い現在どの辺りを飛んでいるのか確認をした。ロシアとウクライナが戦争しているすぐそばを飛行している事が理解できる。 ドイツ・ミュンヘンに近づくとアルプスの山の上に雪が残っているのが見えた。またドイツ国内が平野で畑が一面に広がっているのも見渡せた。予定通り現地時間17時前(日本時間真夜中)にミュンヘン空港に降り立ちドイツに入国。心の中で「じいちゃんやっとドイツに来たよ」と叫んだ。バスにて宿泊ホテルに向かう。 今日は夕食がなく添乗員さんがホテル近くのコンビニを教えてくれた。同じツアー仲間の人達と一緒にコンビニに向かう。サンドイッチやバナナ、ハイネケンの缶ビールを購入してホテルの部屋で食事をした。コンビニで商品価格を見ると日本よりかなり高いなと感じた。ホテルには浴槽はなくシャワーだけであった。早めに床につく。
2025年07月14日