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尾道市における恐怖の少子化!

 先日1月18日の「尾道新聞」の一面トップに『昨年の人口動態』という見出しが載っていた。副題として「横ばいか、微減の政策展開を 人口減少は年々加速! 出生は過去最低の502人に」とあった。この502人という数字に仰天した。
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さらに「尾道市は昨年の人口動態をまとめた。昨年末の人口は12万6361人で一昨年に比べ1938人と2000人近く減り、人口減少は加速している。自然動態は死亡が出生を4倍以上、上回り1798人ものマイナス。出生は502人でかろうじて500人台を保った。社会動態はマイナス140人、技能研修生ら外国人は増えているが、日本人だけをみると593人の転出超過で、人口減少は歯止めも緩和もはかれず、一段と加速している。」と概要が書いてあった。
 何故私が502人という数字に驚いたかというと、尾道市歯科医師会で2009年から虫歯予防や歯周病予防の啓発のため毎年、市内の公立中学の新1年生に清掃補助用具であるデンタルフロスを一人2個配布して口腔ケアの普及に努めており、毎年歯科医師会会長が尾道市長に目録を伝達するセレモニーを行っている。
 私が会長職をしていた10数年前には2000個を配布していた記憶があり、少なくとも当時中学生は1000人を超えていたと思っていた。たまたま当時の中国新聞の記事の切り抜きが手元にあったので見たところ2015年(平成27年)6月8日の記事があった。
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それによると『因島の3校を除く13校の1年生を対象に使い方に関するパンフレットと共にデンタルフロス2本ずつ配布した。因島の3校には因島歯科医師会が既に約290本を配布している。(平成の大合併で因島市は尾道市と合併したが、歯科医師会は合併しないでそのまま因島歯科医師会として存続している)そうすると少なくとも1145人はいたのであろう。尾道市の中学1年生は他にも私立の中学校などに通っている子もいるのでもう少し多いのではなかったかと想像できる。中学1年生といえば13歳の子供であるから2002年頃に生まれた子供(正式には2002年4月から2003年3月まで)である。
念のため尾道市のホームページで出生数について検索したところ、2000年は1191人、2001年は1159人、2002年は1144人、2003年は1162人であった。
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グラフを見ると増加する年もあるが全体的には低下傾向である。2006年にも増加しているがこれは因島市との合併効果だと思われる。言い換えれば昨年(2024年)産まれた子供は当時(2002〜2003年)の子供の数に比べおよそ56%程度減少していることになる。
 今年から13年後(2037年)までには、親の転勤などで転出、転入する子供がいるので数は確定できないがその時の中学1年生はおよそ現在の500人程度であろう。その時(2037年)の出生数はいったい何人になっているのだろうか? 半数以下になっているのだろうか?
 今年の4月から尾道市は市内3つの小学校を統合して「尾道みなと小学校」、中学校は2校が統合されて「尾道みなと中学校」が新設されるが、この少子化のスピードが続けば教室の数がすぐに余剰となって空き教室が出来てしまうのではないかと危惧する。
 それにしても政府は少子化対策と称して予算を計上して対策を立てているようだがさっぱり効果が出ていない。
近年結婚しない男女や、結婚しても晩婚化で子供を産めないとか、産んでも一人というケースが多いように思う。
先ずは若い人が結婚する気になるような施策が必要ではないのか。
子供が生まれたら手当を出すといった話も結構だが、そもそも前段階の結婚を促すような施策が必要ではないのか。
 私は団塊の世代であるが我々同世代は、20代のころには異性に対して興味津々で憧れがあり、たまにはストリップ劇場などに観に行ったりしていた。そして多くは30歳前後くらいには結婚するのが当たり前であった。いまは異性に関心を持つよりも他に楽しいことがありすぎて、そちらに気を取られてしまうのであろうか?
少子高齢化といわれているが高齢化よりも少子化は喫緊の問題である。日本国が無くなる可能性もあるのではないだろうか。病気や肉体的な問題で出産できない人もいらっしゃるが、出来る能力が有る人には「結婚するしないも、産む産まないのも私の勝手でしょう」など言わないで頑張って欲しいと願う。

2025年01月25日

『藤井嚴喜 フォーキャスト2025」を読んで

 トランプ次期大統領の就任式がいよいよ明日にせまった。ネット上では今年は良くなるという人達と逆に悪くなると言う人達がいる。どちらになるか解らない。
私は以前から国際政治学者 藤井嚴喜氏の有料映像配信サービス「ワールド・フォーキャスト」を購入して主に世界情勢や経済の動きを眺めている。日本のマスメディアばかり見ていると本当のことが見えてこない。昨年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が負けると大嘘のニュースを流していた。また最近コロナワクチンによる後遺症の問題が少しずつ明らかになって来た。当時ワクチンの危険性を知らせる人たちがいたが無視してと言うよりも意図的に取り上げなかった。当時テレビに出てワクチン接種を声高に推奨していた人達、今でも正しかったと思っているのだろうか。
 さてその藤井嚴喜氏が一昨年「藤井嚴喜フォキャスト2024」を出版し好評であった事から 昨年末に「藤井嚴喜フォキャスト2025」という書籍を出した。内容は表紙の帯封である程度理解できる。
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その中で特に第1章の「世界は”4つの勢力“による争いだ」は重要である。ここが理解できないと世の中の流れが理解できないと思う。
一昨年の2024では3つの勢力の争いと書かれていたが今回はそれを見直し4つの勢力図になっていた。
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 引用させてもらうと、
日本人の多くはグローバリズムとは「世界は一つ、人類は皆兄弟」という一種の理想主義としてナイーブに受け入れられている。一方ナショナリズムは「偏狭で排他的なもの」として否定的に捉える日本人が多い。しかしこれは国家主義や民族主義、国益第一の考え方から比較的中立的な考えとして受け入れられている。
しかし藤井氏によるとグローバリズムとはボーダーレス経済、つまり「国境なき経済を進める」事を意味する。
現代の対立軸は、このボーダーレス経済に賛成か、反対かが重要である。もちろん従来のような「保守」対「革新」という価値観の対立軸も併存している。保守とは先進国を例にすれば、自由な企業体制があって言論の自由も保障され、民主政治体制を守るという意味である。そして、そこに至る自分たちの伝統的価値観を大事にしていくと言うのが保守の考えである。それに対して、そういう伝統に価値を置かず、変革していこうというのが「革新」だ。多くの場合、経済も自由経済体制よりは平等に重きを置く社会主義的統制を重要視する。こうした点を踏まえて藤井氏は世界経済や国際情勢を「4つの勢力」に分類している。分類することにより現在の国際情勢を明確に把握することが出来る。 
図をみると
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@ 「民主的ナショナリスト」
ナショナリズムというと「偏狭で排他的なもの」ととらえがちだが、決してそうではなく、むしろ民主国家において国民の大多数の利益を最優先して政策決定をすることだ。トランプ、安倍晋三元首相などに代表され、保守主義に基づく経済的ナショナリズムが共通している。
A 「無国籍企業的グローバリスト」
世界を一つのマーケットととらえ、国境を無視して行動する。GAFAM(グーグル・アマゾン・フェイスブック<メタ>・アップル・マイクロソフト)など無国籍の超巨大企業にとって個々の国家はビジネスの邪魔でしかない。そこで彼らは先進国の民主的なナショナリズムを嫌悪する。バイデン大統領、ボリス・ジョンソン元英首相、マクロン仏大統領、実業家のジョージ・ソロス、ビル・ゲイツなどが代表的存在である。背後に「タックスヘイブン(租税回避地)・ネットワーク」を維持するため、国家や国民、国境という存在を破壊したがる「英国守旧派」が存在する。
B「独裁的ナショナリスト」
独裁国家の指導者を指す。プーチン、習近平、金正恩などがその典型である。「無国籍企業的グローバリスト」である超巨大企業が賄賂などで独裁者を抱き込んでしまう場合もある。
C 「社会主義的グローバリスト」
以前は「社会主義的グローバリスト」の勢力はさほど顕著でなかったが、「無国籍企業的グローバリスト」に助けられている小さな存在であったが、2024年、英国の労働党政権という社会主義的な政権が誕生した。オバマ以降の米民主党、そしてカマラ・ハリスという大統領候補も「社会主義的グローバリスト」である。しかもこの社会主義的グローバリスト」は、しばしば「無国籍企業的グローバリスト」と連携している。
 今回、トランプが敗北していたら、自由民主国家、米国は崩壊し、世界の自由とデモクラシーは大きく後退していたに違いない。米国だけでなく、世界の経済秩序もアナーキー(無政府)状態と化しただろう。その結果、世界中で地域紛争が頻発し、世界の政治・経済秩序は大混乱に陥ったはずである。つまり今回の米大統領選は、世間の見方とはまったく正反対の「平和の候補トランプ対戦争の候補ハリス」の戦いでもあったのだと、藤井嚴喜氏は分析している。
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 ここまで読んだとき昭和17年11月に毎日新聞検閲部長をしていた北条清一氏が書いた「思想戦と国際秘密結社」の内容とよく似ていることに気がついた。この本は戦後GHQによって焚書とされ日本人の目に届かないようにされていたが経営出版社より2021年復刻された本である。その中にフリーメーソン秘密結社のことが事細かに書いてあった。
それよるとフリーメーソンは世界、ユダヤ人の市民的自由主義的前衛である。フリーメーソンは秘密の外交政策と世界政策を行っている。
フリーメーソンの目的は241頁に書かれているが、『フリーメーソン結社の表看板は自由、平等、博愛 この三つを規範として、唯一無限、絶対の神を信じ、個人の品性を陶冶(人の能力や性質を育て上げること)して社会、国家を真善美の理想郷に改善する・・・という誠に立派なお題目を並べているのでありますが、これは、非ユダヤ人を引きつけるための偽装で有りまして、本当の肚の底・・・隠された目的は、君主政体を解体して、フリーメーソンによる世界共和国を建設するにあります。すなわち専制的世界を築き上げようとの魂胆なのであります。』とあった。
 フリーメーソンの恐るべき陰謀として過去二百年間に彼らの手によって、革命暗殺が如何に行われたかを、フリ−メーソンの研究家が発表している中に、日本の伊藤博文が安重根により暗殺されたが、これは露国ユダヤ系メーソン結社の使嗾(けしかけること)により決行されたとあった。
正に英国守旧派(無国籍企業的グローバリスト)のやり口そのものだと思った。
 ところで現在の石破政権と前の岸田政権はこの無国籍企業的グローバリストだと藤井先生は断言している。
このネットワークを牛耳っているのが、英国の旧エスタブリシュメントであり、藤井氏はこれを「英国守旧派」と称している。世界が平和になり、各国政府間の
経済連携がスムーズになれば、タックスヘイブンが活躍する余地がない。そこで民主国家を破壊し、世界が「市場原理」だけで動くようにするのが彼らの望みである。つまり彼らが狙うのはタックスヘイブンに本拠地を置く無国籍大企業が、国際的な裁判権、課税権、通貨発行権などを完全にコントロールする体制である。グローバリスト勢力の中核が英国守旧派である。何故かと言えば、グローバリストが富を蓄積している場所が、英国守旧派が管理するタックスヘイブンだからである。世界のタックスヘイブンの大部分は英国系、つまり旧英国植民地か、英国の海外領土である。「無国籍企業的グローバリスト」の頭脳は先進国にあり、そこで技術開発を行うが、主にモノを製造するのは低賃金の新興国だ。そして、それをリッチな先進国の市場で売りさばく。しかし、彼らはそこで得た利益を海外のタックスヘイブンに蓄積し、温存しようとする。先進国に利益を持って帰れば、高率の法人税が課されるし、製造拠点の新興国でも高額の税金を取られる恐れがある。独裁国家だと突然、利益が没収されてしまうことさえ考えられる。そこで彼らはタックスヘイブンをフル活用し、利益を貯め込むのである。
このタックスヘイブンのネットワークの中心はロンドンのシティである。
かって世界中に植民地帝国を築き上げた英国は、現在、ほとんどの植民地を失った。しかし今でも残っている最大の遺産が、世界に広がるタックスヘイブン・ネットワークなのだ。無国籍大企業は、米国企業であっても欧州企業であっても、これをフルに活用する。そこで英国守旧派は「大英帝国なき後の世界植民地主義の実現」を狙う。英国という国家では無く、自分たちが操るグローバルな無国籍企業に奉仕する世界体制の構築であると藤井嚴喜氏は述べられている。
 今行われているロシア対ウクライナ戦争、イスラエル対ハマス、ヒズボラ(背後にイラン)戦闘も黒幕として英国守旧派の思惑があるとされている。
 日本も色々の所から手を回されてLGBTQ法案を作り、選択制夫婦別姓法案を作ろうとしているが、これは日本の伝統文化、家族の有り様を破壊しひいては日本の国をそのもの解体しようともくろまれているのだと思う。せめて日本の政治に関わる人は戦後の東京裁判史観やGHQの「ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム」の魔法から目を覚まし、是非とも今一度、日本の歴史を学び直し皇紀2685年の重みを受け止め正しい日本の進むべき道を歩んで欲しい。なんでもかんでも欧米が一番だと憧れないで、日本の伝統文化に根ざした国にしていただきたい。
 なお前述した「思想戦と国際秘密結社」の中(168頁)にユダヤの3S政策といのがあった。これによるとユダヤは世界に向かって常に3S政策を強調しています。3S政策とはスポーツ(SPORTS) スクリーン(SCREEN) セックス(SEX)
この政策に従えば、文化工作の目的は、異民族をユダヤ化して、烏合の衆たらしめんとするのであります。そのために、彼らは、大衆的の宣伝機関を必要とします。そこで、この大衆的宣伝機関として、彼らが目をつけて取り上げたのが、スポーツ、スクリーン、セックスの三つである。かくして、これらの宣伝機関を通じて、反国家思想、道徳破壊、社会秩序攪乱へと誘導したのである。彼らは米国文化の仮面をかぶって、エロ、グロ、ナンセンスの映画、演劇、ジャズで国民を骨抜きにしようとかかったのです。一時、この風潮は日本にも弥漫し、彼らの策略によって青年男女の思想を破壊される危機が迫ったのですが、満州事変、支那事変から大東亜戦争への発展が、国民に大きな警鐘となって、彼らの策略から脱することが出来たのである。
 「群衆が考えることのないようにするため、娯楽、遊戯により、情欲と遊郭によって、彼らの頭を思索からそらすのである。その上で我らは、新聞により芸術、各種スポーツの競技会を催して、彼らの考えを我らと彼らと戦わねばならぬ分野から除けてしまうのである」とあります。大衆娯楽のもっとも効果的なる宣伝機関として、ユダヤは映画に着眼し、米国における有力映画会社は、殆ど、彼らの手中に収められていると書かれている。
 この3S政策は正にGHQが行った「ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム」そのものである。昭和17年に刊行されたこの本では既に3Sの本質を見抜いていたことに驚くと共に、この本が日本人の目に触れることでGHQの政策が失敗することを恐れ焚書にしたのかも知れません。

2025年01月19日

2024年から2025年へ

 12月29日に2003年3月から2004年2月まで我が家にAFS留学生としてホームステイしていたマレーシアのA子が旦那のM男と8歳と4歳の二人の息子を連れてやってきた。私と家内は長男が生まれた年の2016年から2017年の正月休みにマレーシアにお祝いを持って会いに行って以来である。あの生まれたばかりの男の子がもう8歳の小学校4年生になっているのには驚いた。
聞くと24日に関西空港についてそこからレンタカーを借りて淡路島、徳島、高松、高知、松山道後を経由して来たとのこと。レンタカーが普通車でなく軽自動車であったのには驚いた。
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会って話しているとA子と旦那の結婚についてもひと働きした事が思い出され当時のことを話して花が咲く。というのも2015年の11月にA子がご両親とA子のボーイフレンドもどきのM君を伴って尾道にやってきた。A子は30歳でご両親は早く結婚してほしいと願っておられた。ご両親からまだA子とM君が結婚するかどうか解らないのでなんとか二人が結婚する様に話してほしいと頼まれた。
 そこで家内が「ボーイフレンドもどきのM君」に婚約しているのかと聞くと「not yet まだだ」という。A子の話を聞けば「結婚して欲しいと彼が言わないので私からは結婚して欲しいとは口に出せない」との事。いろいろ話したところまだ確実ではないが、少しその気になってきたようだった。そして帰国後正式に結婚することが決まり無事長男J君が生まれた。
 M男は当時グーグル・マレーシアのNO.2であったがその後シンガポールへ転勤、そして現在はベトナムでグーグル・ ベトナムのCEOである。旦那の転勤に伴って家族も転居して現在はベトナム在住のため今回はベトナムからやってきた。子供の学校もその都度転校するが現在はベトナムのインターナショナルスクールの4年生で授業は英語で主に行われ、その他、北京語とベトナム語を習っているとのこと、ほとんどマレーシア語は話せないらしい。そういえばA子もご両親が将来を見越して赤ん坊の時から英語で育てていた。また旦那もロンドン大学を卒業しており家庭では会話は英語のみである。子供も達も英語で話しており私がそばで聞いていてもスピードについていけない。私も家内も子供達と話すのに英語を用いるがあまりよく伝わっていないようであった。
 お土産をもらう、マレーシアの白胡椒、スパイス、ベトナムコーヒー、チョコレート、ソフトドライマンゴー、他に四国観光で買ってきた淡路島の玉ねぎや高知の日本酒などをもらった。
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 夜は向島の「焼き肉えひめ屋」に行く。美味しいと喜んでM男と子供たちは食べてくれた。私たし達のマンションでは4人も泊まれないので息子の家に泊まってもらう。
 翌30日の昼は旦那のM男がA子と結婚するきっかけになった思い出の「かき小屋尾道店」にいき焼き蠣やカキフライを食べる。
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M男はトライアスロンをしており今年はオーストラリアの大会に出たとか。日本に来て全く運動をしていないので少し太ってきた。山にでも登りたいというので、三成小学校裏の標高100メートルの艮山(うしとらさん)に登る。山頂には日露戦争で203高地を攻略して日本を勝利に導いたかの有名な乃木希典大将の石像が立っている、戦前までは乃木神社の社殿まであったが今はない。落ち葉がいっぱい溜まって歩くと滑りそうになるが、なんとか全員上まで登った。毎日ウォーキングをしている私でも結構しんどかった。
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 子供たちは温泉が好きだというので福山のコロナワールドの風呂に行くことにして、その前に子供達と旦那は海鮮が好きだという事で夕食は福山の「しまなみ寿司」に行く。驚くほどM男と子供たちは気に入ってよく食べ、皿が山積なった。
そのあと風呂に行きかけたが家内の体調が優れないということで急遽取り止め尾道に帰り私と家内は家に送ってもらった。息子一家とA子一家はその後、平原の「ポッポの湯」に行ったようだ。
 31日A子達は広島市の原爆ドームを子供たちに見せて広島エアポートホテルに泊まり1月1日の朝、ANAで北海道に行き子供たちとスキーをするとのこと。ベトナムには台湾経由で6日に帰るとのこと。とても広島までは付き合いきれないので三原市にある「ラーメン康本郷本店」まで行きみんなでラーメンを食べ別れることになった。ただ東北・北海道は大雪になりそうで飛行機が飛ぶかどうかわからない状況であった。
長男のJ君が尾道ラーメンを2杯食べたのには驚く、次男のK君はラーメンが嫌いなようで白米のご飯だけを食べる。日本のご飯がとてもおいしく気に入ったようだ。
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この3日間、私や家内にとって本当にわが娘が孫と旦那を連れて里帰りをしたような感覚であった。
またの再会を約束して別れる。翌日無事飛行機は飛んで北海道に到着した。よかった。
 31日夜は恒例のNHKの紅白歌合戦であるが、朝ウォーキングする関係で途中まで見て23時過ぎに寝た。
1月1日元旦、いつもより35分遅れの5:25に起床し、8.5qのウォーキングをし、帰ってベランダに国旗を掲げる。その後初日の出を見るために、近くの消防署前の突堤に出かけて待つ。今年は雲一つなく対岸の向島の山影から朝日が昇ってきた、自然と手を合わせて今年1年の無事とを祈る。帰っておせちとお雑煮を食べる。
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昼過ぎに私の家と家内の実家の墓参りにいく。家内の実家の墓は山かげにあるため墓に供えてある水が氷になっていた。この冬初めて氷を見た。
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帰ってから届いた年賀状を整理し、三通ほど返事を書いて郵便局にもっていく。
日本国内は昨年の能登半島地震のような大きな事件もなく穏やかな一日であったようだ。
 本当に今年が良い年であることを願うばかりである。

2025年01月02日

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