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 12月になっていつものように業者さんが来年のカレンダーを持ってきてくれた。何気なく見ていると来年の干支は巳年である。そういえば次男が巳年だった思いだした。2月には48歳になる。息子とは30歳離れており、来年3月に私は78歳を迎えることとなる。
そしてふと干支がもう一廻りすると息子は60歳還暦を迎えることに気がついた。そしたら私は90歳と言うことになるがさすがに90歳まで生きられるかどうか解らないと思う。つまり息子の還暦に立ち会えるのかどうかという微妙な年齢になってしまっていたことに始めて気付き驚いている。今まではただなんとなく77歳だ78歳だと思っていたが、その気づきを得てからは年齢に重みが増し唖然とした。
 思い出してみると私の父親は私が還暦を迎えた年に満88歳でなくなった。また母親と父親は丁度4歳違いであったがその母親も同じく満88歳で亡くなった。両親の遺伝子を受け継いでいる自分としては少なくとも88歳までは生きているのではないかと漠然と淡い期待を持っている。それでも90歳となるとどうかなと思う。88歳までの残された時間はおよそ4000日弱である。
 現在いろいろの本やニュースなどで人生100年時代と盛んに宣伝され、政府も高齢化100年時代だと銘打って施策をしているのでなんとなく100歳まで生きれるのかなと思うが、現実は難しいのではないだろうか。今年(2024年)9月1日付の100歳以上の人口は95,119人と厚労省が発表している。私を含めて団塊の世代が100歳に達すれば倍くらいの人数になるのかも知れない
ただ最近、結婚は晩婚化が進んでおりおそらくお子さんの還暦に立ち会える人は少なくなるのではないだろうか? ただし100歳まで生きれば立ち会えるかも知れないな。
 ところで、先日家内が友達からLINEで送られてきた写真(文章)を面白いからと転送してくれた。
          524994501098865027-3.jpg
     人は「シクシク」って泣きますよね
     「ハハハハ」って笑いますよね
     4×9=36 8×8=64
     答えを足すと「100」になります
       人生を「100」とすると
       悲しいことは「36」
       嬉しいことは「64」で
       倍近くあります
     どんなに5×9(号泣)=45
     しても、半分以下です
     人生は泣いて笑って
      「100」になる
とあった。

 日本語には「泣いても」「笑っても」とよく対語が出てくるがこの写真の文章の様に分析すれば、はるかに人生に於いて笑いの方が多い事に気がついた。
正に「笑う門には福来たる」
 これからは残りの人生、泣いたり怒ったりしないで何ごとにも笑いながら生きて、息子の還暦に立ち会いたいと思った。

2024年12月12日

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