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02/11 建国記念の日に思う
01/25 尾道市における恐怖の少子化!
01/19 『藤井嚴喜 フォーキャスト2025」を読んで
外部グログ

大先生(元院長)のブログ

院展観賞

 先日尾道市瀬戸田町にある平山郁夫美術館に行った。丁度3月1日から4月7日まで「再興第109回 院展 静かに滾る想い」と題して特別展示会が開催されていた。美術館に行くのは今回が二度目である。一度目は1997年開館して間もなくの頃訪れたことがあり、およそ1/4世紀振りである。尾道市と言っても瀬戸田町は平成の大合併で一緒になったこともあり、しかも「しまなみ海道」の橋を3つ渡る必要があり中々足が向かなかった。
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 建物の外観は覚えていた。中に入るとロビーがあり廊下がギャラリーとなっていて、ミュウジアムショップの一部となっており平山郁夫氏の絵が飾られており値札も付いていた。
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 第一展示室には彼の5歳から中学校までの幼少期の作品、美術学校在学中〜東京芸術大学で助手をしていた頃の作品が展示されていた。通常は第二展示室には主に「しまなみ海道シリーズ」が展示されており第三展示室は大きな展示室で屏風などの大作の展示がなされているが、今回は院展の絵が第二展示室と第三展示室に飾られていた。
展示室と展示室の間の壁には平山郁夫氏の生い立ちなどが書かれており奥様とのエピソードなども記載されていた。これらを読むと本当に偉大な画家であられたのだと思った。
 第二展示室は主に同人と呼ばれる無鑑査の方々の絵が飾られていた。その中でも特に優秀な作品には内閣総理大臣賞、次に文部科学大臣賞などの作品があった。全ての絵が日本画で有り、油絵と違って私にはなんの抵抗感もなく受け容れられる感じがした。
 日本美術院の会員区分をみると同人になるには大変な努力が必要だとつくづく思った。
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一般人→ 研究会員(1度でも入選した人)→ 院友(3回以上入選した者)→ 特待(4回以上の奨励賞もしくは日本美術院賞(大観賞)の受賞者)→ 招待(2回以上の大観賞もしくは10回以上の奨励賞と大観賞の受賞者)→ 同人(招待者の中から同人の審査によって選ばれた者)となっている。
誰でも成れるわけではなく本当に努力を何年も重ねられて来られた人だけが得られる名誉と地位であろう。
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 第三展示室には同人の方以外の奨励賞を受賞した人、また始めて入選した人などの絵が展示してあった。この方々の絵も素晴らしいのであるが同人の方の絵と比較する何か違った感じを受けた。私自身は批評できるような能力も何もないが、新鮮と言えば新鮮なのだがどこか丸みがないといった印象を受けた。
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 その後ハイビジョン室に入ると賞をいただいた何人かの人達へのインタビューが放映されていてその作品を画く気になった動機とか、どこに苦労をしたのかなどを聞くことが出来た。
今から思えば先にハイビジョン室に入って予備知識を入れてから見学すれば良かったと思った。その後ティーラウンジ喫茶オアシスで「ほっとレモン」を飲んだ。地元特産のレモンを搾ったもので濃厚で本当に美味しかった。
 ところで、この展示会のパンフレットに「静かに滾る想い」という言葉が印刷されていたが「滾る」という漢字が読めない。なんとか想像するために「静かに○○○想い」としてこの展覧会にふさわしい言葉は何だろうかとクイズ形式で色々考えた。浸る、耽る、甦るなど入れてみたが漢字は違う。家内に聞いても解らない。そこで漢字辞書を出してきて総画数14で引いたところ「たぎる 滾る」と出てきた。血がたぎるとか水などがわきかえる、激しく流れる、逆巻くなどの意味である。なるほどまさにピッタリの言葉と思った。
良い1日が過ごせた。

2025年03月24日

令和6年度北部圏域ネットワーク(医療・介護連携)会議

 先日、令和6年度北部圏域ネットワーク(医療・介護連携)会議が開催され出席をした。この中で尾道市高齢者福祉課より『「幸齢社会おのみち」〜住み慣れた地域でげんきでいきいきと安心して暮らすために』と題して尾道市の高齢化状況、「幸齢社会おのみち」の実現に向けた取り組み、在宅医療・介護連携推進事業の取り組みについて説明があった。
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 国は2025年に高齢化率(65歳以上)30%を超えると言っているが尾道市では既に超えており、全市では高齢化率(65歳以上)37.26%で後期高齢化率(75歳以上)は22.30%と報告された。私が属している北部圏域では高齢化率37.9%で尾道市の平均を上回っている、また後期高齢化率は21.96%でかろうじて平均以下である。しかし市中心部と島嶼部ではいずれも大きく平均を上回っていた。
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 意外に思ったのは市中心部の高齢化率が40.22%と進行していることで、中心部は最近空き家が多くなっている。親世代が死んだ後、子供世代は居住環境の良い他都市や郊外に住むことで高齢化率が上がるのだと推察した。
そして令和9年度に後期高齢者数がピークを迎えるが、高齢化率はその後も増え続けるとのこと。いずれ尾道市もほとんどが高齢者になってしまう懸念がある。
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 その後、7グループ別れ、グループワークがあり在宅医療と介護連携における「日常の医療支援」、「入退院支援」、「急変時の対応」、「看取りの」4場面について現在困っていることやその解決のアドバイスなどを議論し各グループごとに発表をした。
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私は歯科医で訪問歯科診療をしているがなかなかこの4場面に出くわすことはない。せいぜい口腔ケアを通じてフレイル予防に参画するとか、義歯が壊れたと連絡あれば出来るだけ早期に訪問して治療をする程度で看取りなどの場面に出くわしたことはない。しかしケアマネジャーやヘルパー、かかりつけ医師などには様々な問題があって大変だと感じた。そして一番の問題は家族間のつながりが希薄になっておりその調整が大変だとの意見が多く聞かれた。
市から配布された資料によるとこれからは「ヤングケアラーの問題」、「8050問題」などがクローズアップしてくると記載されていた。
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うような家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている18歳未満の子どものことを言います。ヤングケアラーの中には、勉強時間や睡眠が十分にとれないなどの悩みをかかえ、不登校や学校を休みがちになる子どももいます。友人と遊んだり誰にも相談することもできず、そのまま、進学や希望する就職をあきらめるなど、子どもの夢を持った将来が失われていきます。
 令和2年度の厚生労働省の調査では、調査に参加した中学生の45.6% 全日制高校の49.8%にヤングケアラーが「いる」という結果になっています。また同調査では、「家族の中にあなたがお世話をしているひとはいますか」という質問に「いる」と答えた中学2年生は5.7%にのぼりました。これは回答した中学2年生の17人に1人がヤングケアラーだったと言うことになります。
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 また「8050問題」についても記載があったが、私はこの言葉を全く知らなかった。
「8050問題」とは  高齢の親とひきこもり状態等にある子が同居している世帯等で発生している問題で、80 代の高齢となった親が50代の子の生活を支えるため、経済的・精神的にも行き詰り、社会的孤立につながる可能性が高いとされる。この引きこもりの世代はバブル崩壊後の就職難にあった就職氷河期世代である。年齢的にはまさに私と息子達との関係になるが今のところ我が家では8050問題は発生しないと思われる。
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 会議終了後に尾道市地域包括ケア連絡協議会が製作した「フレイル予防 人生100年!! いつまでも元気でおりましょうや」というポスターを待合室に掲示して欲しいと手渡された。
 そのポスターには私の診療室近くの中野地区にお住まいの104歳の石井哲代様が載っていた。彼女は小学校の教員として働き退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助け合い、笑いながら過ごされているこのあたりでは有名人です。
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なお現在、彼女のドキメンタリー映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」が尾道シネマで上映されている、予告編など彼女に関するYouTubeなども多数あるようです。本当に人生100年時代、皆が笑いながら哲代さんのような生き方が出来れば日本国もおおいに変わるのでは無いでしょうか?

2025年03月09日

建国記念の日に思う

 今年は皇紀2685年である。皇紀と言われても今の若い人の多くには解らないであろう。そもそも日本の国の成り立ちを私たちの年代を含めて学校では習わなかった。
 ただ中学2年生の時、東宝映画「日本誕生」を映画館に観に行き伊弉那岐命と伊弉那美命が天地の間にかけられた天の浮き橋の上に立ち、天の沼鉾という装飾を施した美しい矛を何もない海原に突き下してかき混ぜ、もちあげたときにしたたり落ちたものが積もって瘀能碁呂島(おのごろじま)今の淡路島になったという場面から始まり、次の場面は一挙に時代が飛んで第十二代景行天皇の息子、日本武尊の熊襲征伐や草薙の剣の話などがあった。この映画で日本のことを少し知った程度であった。高校3年生の日本史の授業で先生が風土記によると大和と出雲は元々違っていたと、こそっと漏らされたことが今でも耳に残っている。そのほかのことは何もお話にならなかった。
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 その後、大人になっていろいろの本を読んで少しは日本の歴史が理解できるようになった。
 私も年を経るにしたがってご先祖様に興味を持ち何年か前に家系を調べたりしたこともある。さかのぼっても6代前(1700年代)くらいしか解らない。そう思うと天皇家は初代神武天皇から数えて今は126代、ものすごい歴史がある。しかも初代神武天皇から男系男子で繋がっていることに驚きである。
 昨今、天皇家に跡継ぎの男性が少ないことによってお世継ぎ問題がクローズアップされ、女性天皇、女系天皇の話が飛び交っている。しかも国際機関からもいちゃもんがつけられる有様である。
 ところで、多くの日本人の知識として女性天皇と女系天皇の区別が出来てないのではなかろうか。人間で言えば性染色体は男がXYであり女性はXXである。そのためこの二人が結婚して出来る子供の遺伝子はXYXXしかないその中間はない。
XYの遺伝子を持つ子供は必ず男性のという遺伝子を引き継ぐため、必ず血統が繋がる。しかし男性が生まれなくて止む無く女性が天皇になられた場合、その最初の女性天皇には確かに男性の染色体を持つが、その女性天皇が一般人と結婚されてお子様が生まれ、そのお子様が男子だった場合その子供のY染色体はご結婚相手のY染色体となり天皇家の血筋とは縁もゆかりもない。女子のお子様であれば1/2の確率で天皇家の染色体を持つ可能性は残される。これが繰り返されると女性が引き継いだ天皇家の血筋がいずれ引き継がれなくなる。現在の天皇様には初代神武天皇の染色体が受け継がれているということである。女性天皇と女系天皇の違いをはっきりと認識して貰いたいと思う。また最近LGBTQなる運動が盛んであるが、生物学的にはトランプ大統領が言うように男と女しかいない事だけははっきり認識していただきたい。心の問題はまた別問題である。
 ところで実に良いタイミングで、私が毎月購読している「致知3月号」に「危機に直面する皇統を守る  国連の理不尽な干渉に屈してはならない」と題して皇統を守る国民連合の会会長、葛城奈海氏が一文を寄せている。
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 2024年10月彼女は国連の女性差別撤廃委員会で、皇位継承問題についてスピーチをするためにスイスジュネーブへ赴いた。事の起こりは2020年3月。女性差別撤廃委員会から日本政府に送られてきた質問の中に「皇室典範について、現在は皇位継承から女性を除外するという決まりがあるが、女性の皇位継承が可能になることを想定した措置についての詳細を説明せよ」という文言がありました。
『彼女は天皇の役割は皇祖の祭り主でありそれを担うのは皇祖の血を受け継ぐ男子の役目であることを踏まえて「日本の天皇は祭祀王です。カトリック教会のローマ法王、イスラム聖職者、チベット仏教のダライ・ラマは皆男性に限られています。これを国連は女性差別とは言いません。なぜ日本にだけそのように言うのでしょか。世界には様々な民族や信仰が存在しています。それらは互いに尊重されるべきです。(その伝統や信仰について)内政干渉することがあってはなりません。」とたった35秒の持ち時間で述べたとのこと。
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さらに最初の「天皇」という言葉は、KingでもEmperorでもなく「Tenno」と述べました。天皇という唯一無二の存在を日本語のまま世界の人に認識して欲しいという期待と願いを込めたのです。』
しかしとても残念なことに、女性差別撤廃委員会は10月29日に公表した最終見解で、皇位を男子男系に限る皇室典範は女子差別撤廃条約と相容れないとして、改正を勧告してきた。
本当にとんでもないことだと思う。トランプ大統領がWHOから脱退するように撤廃条約から脱退すれば良いし多額の拠出金を出しているのでそれ止めれば良いと一国民としては思う。
 『私たち日本国民は常に、天皇の「国安かれ、民安かれ」という祈りに包まれながら生きています。親が子を思うが如く、国民を大御宝として大切にしてくださっているご存在を、国民もまた敬愛し、天皇と国民が君民一体となった国柄を受け継いできたのが、日本と言えるでしょう。
日本の皇室の126代、2685年に及ぶ歴史は、世界でも群を抜いています。君主国の中で二番目に古いデンマークでも55代、約1080年と半分以下。お馴染みの英国王室でさえ、40代、約960年。しかも両国とも女系が容認されているため万世一系ではありません。
起源が神話まで遡り、王朝交代や断絶が一度もなく万世一系で受け継がれてきた日本の皇室は、世界史的に見ても奇跡のような存在なのです。長く続いてきた文化・伝統には、民族の叡智や様々な思いが込められているはずです。だからこそ、価値ある物として世代を超えて大切に受け継がれてきました。
私たちには、こうした歴史をしっかり学び、日本人としての自覚を持って皇統を守り続けていく使命があるのではないでしょうか。』と述べられている。
本当のそうだと思う。

2025年02月11日

尾道市における恐怖の少子化!

 先日1月18日の「尾道新聞」の一面トップに『昨年の人口動態』という見出しが載っていた。副題として「横ばいか、微減の政策展開を 人口減少は年々加速! 出生は過去最低の502人に」とあった。この502人という数字に仰天した。
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さらに「尾道市は昨年の人口動態をまとめた。昨年末の人口は12万6361人で一昨年に比べ1938人と2000人近く減り、人口減少は加速している。自然動態は死亡が出生を4倍以上、上回り1798人ものマイナス。出生は502人でかろうじて500人台を保った。社会動態はマイナス140人、技能研修生ら外国人は増えているが、日本人だけをみると593人の転出超過で、人口減少は歯止めも緩和もはかれず、一段と加速している。」と概要が書いてあった。
 何故私が502人という数字に驚いたかというと、尾道市歯科医師会で2009年から虫歯予防や歯周病予防の啓発のため毎年、市内の公立中学の新1年生に清掃補助用具であるデンタルフロスを一人2個配布して口腔ケアの普及に努めており、毎年歯科医師会会長が尾道市長に目録を伝達するセレモニーを行っている。
 私が会長職をしていた10数年前には2000個を配布していた記憶があり、少なくとも当時中学生は1000人を超えていたと思っていた。たまたま当時の中国新聞の記事の切り抜きが手元にあったので見たところ2015年(平成27年)6月8日の記事があった。
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それによると『因島の3校を除く13校の1年生を対象に使い方に関するパンフレットと共にデンタルフロス2本ずつ配布した。因島の3校には因島歯科医師会が既に約290本を配布している。(平成の大合併で因島市は尾道市と合併したが、歯科医師会は合併しないでそのまま因島歯科医師会として存続している)そうすると少なくとも1145人はいたのであろう。尾道市の中学1年生は他にも私立の中学校などに通っている子もいるのでもう少し多いのではなかったかと想像できる。中学1年生といえば13歳の子供であるから2002年頃に生まれた子供(正式には2002年4月から2003年3月まで)である。
念のため尾道市のホームページで出生数について検索したところ、2000年は1191人、2001年は1159人、2002年は1144人、2003年は1162人であった。
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グラフを見ると増加する年もあるが全体的には低下傾向である。2006年にも増加しているがこれは因島市との合併効果だと思われる。言い換えれば昨年(2024年)産まれた子供は当時(2002〜2003年)の子供の数に比べおよそ56%程度減少していることになる。
 今年から13年後(2037年)までには、親の転勤などで転出、転入する子供がいるので数は確定できないがその時の中学1年生はおよそ現在の500人程度であろう。その時(2037年)の出生数はいったい何人になっているのだろうか? 半数以下になっているのだろうか?
 今年の4月から尾道市は市内3つの小学校を統合して「尾道みなと小学校」、中学校は2校が統合されて「尾道みなと中学校」が新設されるが、この少子化のスピードが続けば教室の数がすぐに余剰となって空き教室が出来てしまうのではないかと危惧する。
 それにしても政府は少子化対策と称して予算を計上して対策を立てているようだがさっぱり効果が出ていない。
近年結婚しない男女や、結婚しても晩婚化で子供を産めないとか、産んでも一人というケースが多いように思う。
先ずは若い人が結婚する気になるような施策が必要ではないのか。
子供が生まれたら手当を出すといった話も結構だが、そもそも前段階の結婚を促すような施策が必要ではないのか。
 私は団塊の世代であるが我々同世代は、20代のころには異性に対して興味津々で憧れがあり、たまにはストリップ劇場などに観に行ったりしていた。そして多くは30歳前後くらいには結婚するのが当たり前であった。いまは異性に関心を持つよりも他に楽しいことがありすぎて、そちらに気を取られてしまうのであろうか?
少子高齢化といわれているが高齢化よりも少子化は喫緊の問題である。日本国が無くなる可能性もあるのではないだろうか。病気や肉体的な問題で出産できない人もいらっしゃるが、出来る能力が有る人には「結婚するしないも、産む産まないのも私の勝手でしょう」など言わないで頑張って欲しいと願う。

2025年01月25日

『藤井嚴喜 フォーキャスト2025」を読んで

 トランプ次期大統領の就任式がいよいよ明日にせまった。ネット上では今年は良くなるという人達と逆に悪くなると言う人達がいる。どちらになるか解らない。
私は以前から国際政治学者 藤井嚴喜氏の有料映像配信サービス「ワールド・フォーキャスト」を購入して主に世界情勢や経済の動きを眺めている。日本のマスメディアばかり見ていると本当のことが見えてこない。昨年11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が負けると大嘘のニュースを流していた。また最近コロナワクチンによる後遺症の問題が少しずつ明らかになって来た。当時ワクチンの危険性を知らせる人たちがいたが無視してと言うよりも意図的に取り上げなかった。当時テレビに出てワクチン接種を声高に推奨していた人達、今でも正しかったと思っているのだろうか。
 さてその藤井嚴喜氏が一昨年「藤井嚴喜フォキャスト2024」を出版し好評であった事から 昨年末に「藤井嚴喜フォキャスト2025」という書籍を出した。内容は表紙の帯封である程度理解できる。
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その中で特に第1章の「世界は”4つの勢力“による争いだ」は重要である。ここが理解できないと世の中の流れが理解できないと思う。
一昨年の2024では3つの勢力の争いと書かれていたが今回はそれを見直し4つの勢力図になっていた。
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 引用させてもらうと、
日本人の多くはグローバリズムとは「世界は一つ、人類は皆兄弟」という一種の理想主義としてナイーブに受け入れられている。一方ナショナリズムは「偏狭で排他的なもの」として否定的に捉える日本人が多い。しかしこれは国家主義や民族主義、国益第一の考え方から比較的中立的な考えとして受け入れられている。
しかし藤井氏によるとグローバリズムとはボーダーレス経済、つまり「国境なき経済を進める」事を意味する。
現代の対立軸は、このボーダーレス経済に賛成か、反対かが重要である。もちろん従来のような「保守」対「革新」という価値観の対立軸も併存している。保守とは先進国を例にすれば、自由な企業体制があって言論の自由も保障され、民主政治体制を守るという意味である。そして、そこに至る自分たちの伝統的価値観を大事にしていくと言うのが保守の考えである。それに対して、そういう伝統に価値を置かず、変革していこうというのが「革新」だ。多くの場合、経済も自由経済体制よりは平等に重きを置く社会主義的統制を重要視する。こうした点を踏まえて藤井氏は世界経済や国際情勢を「4つの勢力」に分類している。分類することにより現在の国際情勢を明確に把握することが出来る。 
図をみると
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@ 「民主的ナショナリスト」
ナショナリズムというと「偏狭で排他的なもの」ととらえがちだが、決してそうではなく、むしろ民主国家において国民の大多数の利益を最優先して政策決定をすることだ。トランプ、安倍晋三元首相などに代表され、保守主義に基づく経済的ナショナリズムが共通している。
A 「無国籍企業的グローバリスト」
世界を一つのマーケットととらえ、国境を無視して行動する。GAFAM(グーグル・アマゾン・フェイスブック<メタ>・アップル・マイクロソフト)など無国籍の超巨大企業にとって個々の国家はビジネスの邪魔でしかない。そこで彼らは先進国の民主的なナショナリズムを嫌悪する。バイデン大統領、ボリス・ジョンソン元英首相、マクロン仏大統領、実業家のジョージ・ソロス、ビル・ゲイツなどが代表的存在である。背後に「タックスヘイブン(租税回避地)・ネットワーク」を維持するため、国家や国民、国境という存在を破壊したがる「英国守旧派」が存在する。
B「独裁的ナショナリスト」
独裁国家の指導者を指す。プーチン、習近平、金正恩などがその典型である。「無国籍企業的グローバリスト」である超巨大企業が賄賂などで独裁者を抱き込んでしまう場合もある。
C 「社会主義的グローバリスト」
以前は「社会主義的グローバリスト」の勢力はさほど顕著でなかったが、「無国籍企業的グローバリスト」に助けられている小さな存在であったが、2024年、英国の労働党政権という社会主義的な政権が誕生した。オバマ以降の米民主党、そしてカマラ・ハリスという大統領候補も「社会主義的グローバリスト」である。しかもこの社会主義的グローバリスト」は、しばしば「無国籍企業的グローバリスト」と連携している。
 今回、トランプが敗北していたら、自由民主国家、米国は崩壊し、世界の自由とデモクラシーは大きく後退していたに違いない。米国だけでなく、世界の経済秩序もアナーキー(無政府)状態と化しただろう。その結果、世界中で地域紛争が頻発し、世界の政治・経済秩序は大混乱に陥ったはずである。つまり今回の米大統領選は、世間の見方とはまったく正反対の「平和の候補トランプ対戦争の候補ハリス」の戦いでもあったのだと、藤井嚴喜氏は分析している。
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 ここまで読んだとき昭和17年11月に毎日新聞検閲部長をしていた北条清一氏が書いた「思想戦と国際秘密結社」の内容とよく似ていることに気がついた。この本は戦後GHQによって焚書とされ日本人の目に届かないようにされていたが経営出版社より2021年復刻された本である。その中にフリーメーソン秘密結社のことが事細かに書いてあった。
それよるとフリーメーソンは世界、ユダヤ人の市民的自由主義的前衛である。フリーメーソンは秘密の外交政策と世界政策を行っている。
フリーメーソンの目的は241頁に書かれているが、『フリーメーソン結社の表看板は自由、平等、博愛 この三つを規範として、唯一無限、絶対の神を信じ、個人の品性を陶冶(人の能力や性質を育て上げること)して社会、国家を真善美の理想郷に改善する・・・という誠に立派なお題目を並べているのでありますが、これは、非ユダヤ人を引きつけるための偽装で有りまして、本当の肚の底・・・隠された目的は、君主政体を解体して、フリーメーソンによる世界共和国を建設するにあります。すなわち専制的世界を築き上げようとの魂胆なのであります。』とあった。
 フリーメーソンの恐るべき陰謀として過去二百年間に彼らの手によって、革命暗殺が如何に行われたかを、フリ−メーソンの研究家が発表している中に、日本の伊藤博文が安重根により暗殺されたが、これは露国ユダヤ系メーソン結社の使嗾(けしかけること)により決行されたとあった。
正に英国守旧派(無国籍企業的グローバリスト)のやり口そのものだと思った。
 ところで現在の石破政権と前の岸田政権はこの無国籍企業的グローバリストだと藤井先生は断言している。
このネットワークを牛耳っているのが、英国の旧エスタブリシュメントであり、藤井氏はこれを「英国守旧派」と称している。世界が平和になり、各国政府間の
経済連携がスムーズになれば、タックスヘイブンが活躍する余地がない。そこで民主国家を破壊し、世界が「市場原理」だけで動くようにするのが彼らの望みである。つまり彼らが狙うのはタックスヘイブンに本拠地を置く無国籍大企業が、国際的な裁判権、課税権、通貨発行権などを完全にコントロールする体制である。グローバリスト勢力の中核が英国守旧派である。何故かと言えば、グローバリストが富を蓄積している場所が、英国守旧派が管理するタックスヘイブンだからである。世界のタックスヘイブンの大部分は英国系、つまり旧英国植民地か、英国の海外領土である。「無国籍企業的グローバリスト」の頭脳は先進国にあり、そこで技術開発を行うが、主にモノを製造するのは低賃金の新興国だ。そして、それをリッチな先進国の市場で売りさばく。しかし、彼らはそこで得た利益を海外のタックスヘイブンに蓄積し、温存しようとする。先進国に利益を持って帰れば、高率の法人税が課されるし、製造拠点の新興国でも高額の税金を取られる恐れがある。独裁国家だと突然、利益が没収されてしまうことさえ考えられる。そこで彼らはタックスヘイブンをフル活用し、利益を貯め込むのである。
このタックスヘイブンのネットワークの中心はロンドンのシティである。
かって世界中に植民地帝国を築き上げた英国は、現在、ほとんどの植民地を失った。しかし今でも残っている最大の遺産が、世界に広がるタックスヘイブン・ネットワークなのだ。無国籍大企業は、米国企業であっても欧州企業であっても、これをフルに活用する。そこで英国守旧派は「大英帝国なき後の世界植民地主義の実現」を狙う。英国という国家では無く、自分たちが操るグローバルな無国籍企業に奉仕する世界体制の構築であると藤井嚴喜氏は述べられている。
 今行われているロシア対ウクライナ戦争、イスラエル対ハマス、ヒズボラ(背後にイラン)戦闘も黒幕として英国守旧派の思惑があるとされている。
 日本も色々の所から手を回されてLGBTQ法案を作り、選択制夫婦別姓法案を作ろうとしているが、これは日本の伝統文化、家族の有り様を破壊しひいては日本の国をそのもの解体しようともくろまれているのだと思う。せめて日本の政治に関わる人は戦後の東京裁判史観やGHQの「ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム」の魔法から目を覚まし、是非とも今一度、日本の歴史を学び直し皇紀2685年の重みを受け止め正しい日本の進むべき道を歩んで欲しい。なんでもかんでも欧米が一番だと憧れないで、日本の伝統文化に根ざした国にしていただきたい。
 なお前述した「思想戦と国際秘密結社」の中(168頁)にユダヤの3S政策といのがあった。これによるとユダヤは世界に向かって常に3S政策を強調しています。3S政策とはスポーツ(SPORTS) スクリーン(SCREEN) セックス(SEX)
この政策に従えば、文化工作の目的は、異民族をユダヤ化して、烏合の衆たらしめんとするのであります。そのために、彼らは、大衆的の宣伝機関を必要とします。そこで、この大衆的宣伝機関として、彼らが目をつけて取り上げたのが、スポーツ、スクリーン、セックスの三つである。かくして、これらの宣伝機関を通じて、反国家思想、道徳破壊、社会秩序攪乱へと誘導したのである。彼らは米国文化の仮面をかぶって、エロ、グロ、ナンセンスの映画、演劇、ジャズで国民を骨抜きにしようとかかったのです。一時、この風潮は日本にも弥漫し、彼らの策略によって青年男女の思想を破壊される危機が迫ったのですが、満州事変、支那事変から大東亜戦争への発展が、国民に大きな警鐘となって、彼らの策略から脱することが出来たのである。
 「群衆が考えることのないようにするため、娯楽、遊戯により、情欲と遊郭によって、彼らの頭を思索からそらすのである。その上で我らは、新聞により芸術、各種スポーツの競技会を催して、彼らの考えを我らと彼らと戦わねばならぬ分野から除けてしまうのである」とあります。大衆娯楽のもっとも効果的なる宣伝機関として、ユダヤは映画に着眼し、米国における有力映画会社は、殆ど、彼らの手中に収められていると書かれている。
 この3S政策は正にGHQが行った「ウォー・ギルト・インフォメーションプログラム」そのものである。昭和17年に刊行されたこの本では既に3Sの本質を見抜いていたことに驚くと共に、この本が日本人の目に触れることでGHQの政策が失敗することを恐れ焚書にしたのかも知れません。

2025年01月19日

2024年から2025年へ

 12月29日に2003年3月から2004年2月まで我が家にAFS留学生としてホームステイしていたマレーシアのA子が旦那のM男と8歳と4歳の二人の息子を連れてやってきた。私と家内は長男が生まれた年の2016年から2017年の正月休みにマレーシアにお祝いを持って会いに行って以来である。あの生まれたばかりの男の子がもう8歳の小学校4年生になっているのには驚いた。
聞くと24日に関西空港についてそこからレンタカーを借りて淡路島、徳島、高松、高知、松山道後を経由して来たとのこと。レンタカーが普通車でなく軽自動車であったのには驚いた。
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会って話しているとA子と旦那の結婚についてもひと働きした事が思い出され当時のことを話して花が咲く。というのも2015年の11月にA子がご両親とA子のボーイフレンドもどきのM君を伴って尾道にやってきた。A子は30歳でご両親は早く結婚してほしいと願っておられた。ご両親からまだA子とM君が結婚するかどうか解らないのでなんとか二人が結婚する様に話してほしいと頼まれた。
 そこで家内が「ボーイフレンドもどきのM君」に婚約しているのかと聞くと「not yet まだだ」という。A子の話を聞けば「結婚して欲しいと彼が言わないので私からは結婚して欲しいとは口に出せない」との事。いろいろ話したところまだ確実ではないが、少しその気になってきたようだった。そして帰国後正式に結婚することが決まり無事長男J君が生まれた。
 M男は当時グーグル・マレーシアのNO.2であったがその後シンガポールへ転勤、そして現在はベトナムでグーグル・ ベトナムのCEOである。旦那の転勤に伴って家族も転居して現在はベトナム在住のため今回はベトナムからやってきた。子供の学校もその都度転校するが現在はベトナムのインターナショナルスクールの4年生で授業は英語で主に行われ、その他、北京語とベトナム語を習っているとのこと、ほとんどマレーシア語は話せないらしい。そういえばA子もご両親が将来を見越して赤ん坊の時から英語で育てていた。また旦那もロンドン大学を卒業しており家庭では会話は英語のみである。子供も達も英語で話しており私がそばで聞いていてもスピードについていけない。私も家内も子供達と話すのに英語を用いるがあまりよく伝わっていないようであった。
 お土産をもらう、マレーシアの白胡椒、スパイス、ベトナムコーヒー、チョコレート、ソフトドライマンゴー、他に四国観光で買ってきた淡路島の玉ねぎや高知の日本酒などをもらった。
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 夜は向島の「焼き肉えひめ屋」に行く。美味しいと喜んでM男と子供たちは食べてくれた。私たし達のマンションでは4人も泊まれないので息子の家に泊まってもらう。
 翌30日の昼は旦那のM男がA子と結婚するきっかけになった思い出の「かき小屋尾道店」にいき焼き蠣やカキフライを食べる。
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M男はトライアスロンをしており今年はオーストラリアの大会に出たとか。日本に来て全く運動をしていないので少し太ってきた。山にでも登りたいというので、三成小学校裏の標高100メートルの艮山(うしとらさん)に登る。山頂には日露戦争で203高地を攻略して日本を勝利に導いたかの有名な乃木希典大将の石像が立っている、戦前までは乃木神社の社殿まであったが今はない。落ち葉がいっぱい溜まって歩くと滑りそうになるが、なんとか全員上まで登った。毎日ウォーキングをしている私でも結構しんどかった。
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 子供たちは温泉が好きだというので福山のコロナワールドの風呂に行くことにして、その前に子供達と旦那は海鮮が好きだという事で夕食は福山の「しまなみ寿司」に行く。驚くほどM男と子供たちは気に入ってよく食べ、皿が山積なった。
そのあと風呂に行きかけたが家内の体調が優れないということで急遽取り止め尾道に帰り私と家内は家に送ってもらった。息子一家とA子一家はその後、平原の「ポッポの湯」に行ったようだ。
 31日A子達は広島市の原爆ドームを子供たちに見せて広島エアポートホテルに泊まり1月1日の朝、ANAで北海道に行き子供たちとスキーをするとのこと。ベトナムには台湾経由で6日に帰るとのこと。とても広島までは付き合いきれないので三原市にある「ラーメン康本郷本店」まで行きみんなでラーメンを食べ別れることになった。ただ東北・北海道は大雪になりそうで飛行機が飛ぶかどうかわからない状況であった。
長男のJ君が尾道ラーメンを2杯食べたのには驚く、次男のK君はラーメンが嫌いなようで白米のご飯だけを食べる。日本のご飯がとてもおいしく気に入ったようだ。
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この3日間、私や家内にとって本当にわが娘が孫と旦那を連れて里帰りをしたような感覚であった。
またの再会を約束して別れる。翌日無事飛行機は飛んで北海道に到着した。よかった。
 31日夜は恒例のNHKの紅白歌合戦であるが、朝ウォーキングする関係で途中まで見て23時過ぎに寝た。
1月1日元旦、いつもより35分遅れの5:25に起床し、8.5qのウォーキングをし、帰ってベランダに国旗を掲げる。その後初日の出を見るために、近くの消防署前の突堤に出かけて待つ。今年は雲一つなく対岸の向島の山影から朝日が昇ってきた、自然と手を合わせて今年1年の無事とを祈る。帰っておせちとお雑煮を食べる。
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昼過ぎに私の家と家内の実家の墓参りにいく。家内の実家の墓は山かげにあるため墓に供えてある水が氷になっていた。この冬初めて氷を見た。
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帰ってから届いた年賀状を整理し、三通ほど返事を書いて郵便局にもっていく。
日本国内は昨年の能登半島地震のような大きな事件もなく穏やかな一日であったようだ。
 本当に今年が良い年であることを願うばかりである。

2025年01月02日

残された時間

 12月になっていつものように業者さんが来年のカレンダーを持ってきてくれた。何気なく見ていると来年の干支は巳年である。そういえば次男が巳年だった思いだした。2月には48歳になる。息子とは30歳離れており、来年3月に私は78歳を迎えることとなる。
そしてふと干支がもう一廻りすると息子は60歳還暦を迎えることに気がついた。そしたら私は90歳と言うことになるがさすがに90歳まで生きられるかどうか解らないと思う。つまり息子の還暦に立ち会えるのかどうかという微妙な年齢になってしまっていたことに始めて気付き驚いている。今まではただなんとなく77歳だ78歳だと思っていたが、その気づきを得てからは年齢に重みが増し唖然とした。
 思い出してみると私の父親は私が還暦を迎えた年に満88歳でなくなった。また母親と父親は丁度4歳違いであったがその母親も同じく満88歳で亡くなった。両親の遺伝子を受け継いでいる自分としては少なくとも88歳までは生きているのではないかと漠然と淡い期待を持っている。それでも90歳となるとどうかなと思う。88歳までの残された時間はおよそ4000日弱である。
 現在いろいろの本やニュースなどで人生100年時代と盛んに宣伝され、政府も高齢化100年時代だと銘打って施策をしているのでなんとなく100歳まで生きれるのかなと思うが、現実は難しいのではないだろうか。今年(2024年)9月1日付の100歳以上の人口は95,119人と厚労省が発表している。私を含めて団塊の世代が100歳に達すれば倍くらいの人数になるのかも知れない
ただ最近、結婚は晩婚化が進んでおりおそらくお子さんの還暦に立ち会える人は少なくなるのではないだろうか? ただし100歳まで生きれば立ち会えるかも知れないな。
 ところで、先日家内が友達からLINEで送られてきた写真(文章)を面白いからと転送してくれた。
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     人は「シクシク」って泣きますよね
     「ハハハハ」って笑いますよね
     4×9=36 8×8=64
     答えを足すと「100」になります
       人生を「100」とすると
       悲しいことは「36」
       嬉しいことは「64」で
       倍近くあります
     どんなに5×9(号泣)=45
     しても、半分以下です
     人生は泣いて笑って
      「100」になる
とあった。

 日本語には「泣いても」「笑っても」とよく対語が出てくるがこの写真の文章の様に分析すれば、はるかに人生に於いて笑いの方が多い事に気がついた。
正に「笑う門には福来たる」
 これからは残りの人生、泣いたり怒ったりしないで何ごとにも笑いながら生きて、息子の還暦に立ち会いたいと思った。

2024年12月12日

ロバート・F・ケネディ・ジュニア著「人類を裏切った男」を読んで

 11月5日のアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏がカマラ・ハリス女史を大差で破り1月から第47代大統領に就任することが決まった。インターネット上ではトランプ優勢とされていたが、メディアはTVも新聞も接戦だと報じていた。しかし結果は皆さんご存じのように本当に大差でトランプ氏が勝利した。日本近現代史研究家の渡辺惣樹氏は選挙人獲得人数をトランプ312,ハリス226人と予想していたがぴったり当てた。アメリカを始め日本のマスメディアがいかに頽廃しているかが解る。
現在トランプ次期大統領は日本でいう内閣の大臣の人選をしている。11月16日の中国新聞に「米厚生長官にケネディ氏  コロナワクチン懐疑派」の見出しで記事を掲載していた。
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一部引用すると
[ワシントン共同=高木良平、井口雄一郎]
{トランプ次期米大統領は14日、厚生長官に弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を指名すると発表した。ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン懐疑派で、医療の専門家や民主党議員からはワクチンへの不信や事実に基づかない情報を拡散しかねないとの懸念が出ている。・・・・ケネディ氏は1963年に暗殺された民主党ケネディ大統領の甥。「ワクチン業界は規制や議会、報道などを操り、強欲な企業から子供達を守るための機関を全て無力化した」との陰謀論を展開。接種と自閉症を結びつける誤った主張もしていた。上院で承認されて就任すれば、厚生省の下部組織として医薬品の承認を審査する食品医療薬品局(FDA)、ワクチンの推奨など公衆衛生を担当する疾病対策センター(CDC)の判断に影響を及ぼそうとする可能性がある。
 第一次トランプ政権の厚生省幹部らが参加した保守派の政府再編構想「プロジェクト2025は、20年以上使われてきた中絶薬の承認取り消しや、人の受精卵からつくった胚性幹細胞(ES細胞)研究への公費支出停止などを提言。第二次政権では医療や研究の在り方が大きく変わることを心配する声も出ている。」 引用ここまで。
私はこの記事を読んで少し違和感を覚えた。日本でコロナワクチンの接種が始まったとき私は医療従事者であったためワクチンを接種した。その後予定通り2回目接種したが何故かコロナに感染して1週間尾道総合病院に隔離入院させられた。このときこのワクチンは効かないのだと悟った。しかしその後、海外旅行に行くためにはワクチンを3回以上打ってワクチン証明書を発行して貰わないと出入国出来ないので仕方なく3回目を接種しエジプトに出かけた。
 そんなこともあって、経営出版社発行のロバート・F・ケネディ・ジュニア著の「人類を裏切った男」林千勝解説、石黒千秋訳が発行されることを知ってすぐ購入した。この本は上・中・下の3巻に別れ上巻381頁(2023.10.30発行)、中巻406頁(2023.11.30発行)、下巻454頁(2023.12.30発行)合計1241頁の大作である。上巻は新型コロナウイルスによるパンデミックについてその背後に潜む国家と大企業(ビック・ファーマ、ビック・テック、ビッグ・メディアなどの腐敗した利益至上主義について書いてあった。


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この中で以前当時の安部総理が新型コロナの治療薬としてノーベル医学・生理学受賞した大村智氏が開発した「イベルメクチン」有効だと話していたがすぐ話題に乗らなくなった。これもこの本を読むとワクチン会社などから圧力を掛けられたのだと読み取れた。そして反ワクチンに関する意見は検閲され封鎖された。それにしても臨床試験が完全に終わってないワクチンを世界中で良く打ちまくったものだ。しかもそのワクチンにより死亡事故や障害などが起こったとしても製薬会社は一切責任を取らないという付帯条項も入っていた。そのため現在ワクチンの後遺症などについて国が認定したケースがあるが、この補償は私たちの税金で対応することになっている。
 中巻は大統領医療顧問トップにのぼりつめ、世界の医療界で絶大な影響力を持つアンソニー・ファウチ博士が行ったエイズとHIVウイルスとそのワクチンの闇を追求している。


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 下巻はマイクロソフトを立ち上げたビル・ゲイツがアンソニー・ファウチ博士と組んで医療という慈善事業を装った「途上国への侵略」であった。ワクチンの臨床試験の多くはアフリカやアジアの貧しい国で行われた。本来なら疫病などをなくすには基本的な設備や命に必要な水と食糧への公的な支出が必要であるがその支出を減らし、国際的な救援金などを一握りのよく知られた薬を買うようにさせられたり、ワクチンを購入させられ臨床試験に参加させられたりしている。そしてあたかも慈善事業をしているかのように見せている。


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 今、日本では新しいレプリコンワクチンの注射が10月1日から始まったが、これはベトナムで臨床試験が行われた。
 またWHOの「パンデミック宣言」が国会で批准されればパンデミック発生時、日本国の意思に反してWHOに全ての権限が委譲させられ、監視社会となり個人の自由などが奪われ非常に危険なことになると考える。
この本を読んでいたので新聞の記事に違和感があった。なおこの本に書いてある事がフェイクだと思う人もいるだろうが私はかなりの点で真実だと思う。
 そしてこの人事が発表されると製薬会社の株価が下がったと報道され、ネット上ではアンソニー・ファウチやビル・ゲイツが逮捕されるのではないかと話題になっている。
私はそれよりも著者のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が暗殺されるのではないかと心配する。叔父のジョン・F・ケネディ大統領が暗殺(1963.11.22)され、父親のロバート・ケネディ司法長官も大統領指名選挙途中で暗殺(1968.6.5)された歴史がある。そうならないことを祈る。

2024年11月22日

秋の農作業総括

 先日11月7日は立冬であった。例年この時期には秋の農作業が終わる。今年は夏場が暑くて猛暑、しかも秋もかなり暑い日が続いたがやっと立冬の朝の最低気温が一桁となった。そせいか今年は作物の収穫に異変が生じた。
 10月13日(さつまいも記念日・・・九里四里うまい十三里に掛けて)さつま芋「紅はるか」を収穫したが、芋の数は少なくしかもころっとした芋の形ではなくゴボウのように細い物が多かった。ツル返しを1回しただけでどうやら「葉ばかりさん」になったようだ。
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 そして18日に次郎柿を収穫したが今年はたったの20個しか実がならなくて、お礼柿として1個を残し19個を収穫。多いいときはコンテナ5箱ほどとれたこともあったが、少なくとも150個ほどは毎年取れていたのに、今年が裏作だとしても、あまりにも少ないのに驚く。夏の暑さが異常で、しかも私があまり水やりをしなかったせいなのかも知れない。
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例年サツマイモと柿は沖縄の孫達に送るのだがそれも出来ず、かろうじて尾道の孫に少しお裾分けが出来た。来年は少し考えなくてはならない。
 ただ5月に植えたナスは毎年7月の終わり頃一度枝切りをして秋ナスを待つがそれも10月の終わりには手じまいをする。しかし今年は暑さが続いたせいか立冬の今でもかなりの実をつけていて食卓を楽しませてくれている。でもそろそろ実の生長が止まるのかあまり大きくならなくなった。
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 ところでタマネギを毎年この時期に植えるが、例年9月に中生のタマネギ「まどか」の種をまき苗を育てて植えている。今年も9月21日に苗床2個を造り、深さ5ミリで一筋35〜40粒、筋間10pで三筋の苗床を2個造り、水をまきその上を新聞紙で覆いをしてその上に水を掛けて育てていく。ところが今年植えて2日目に新聞紙をはぐると何と植えたタマネギの種を蟻がせっせと運んでいる。どうしようもないのでそのままにしていたら385個種を植えたのだが芽を出し育ったのは46本であった。蟻が種を盗むなんて想像もしていなかった。来年は何か対策を立てなくてはならない。
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そして10月31日に46本を植えたがたまねぎ用に予定した畑が半分残っているので種屋に行き早生品種50本を買ってきて11月3日に植えた。水やりをしたりして現在根は活着しているようだ。
 大根がまもなく収穫の時期を迎えるが、これも9月1日に耕耘機を掛けて畑を耕し牛糞堆肥半袋、こだわり健肥1袋や石灰、米ぬか少々を入れて畑作りをし、15日に種の植え付けをする。一畝二列で株間30p一穴4粒を蒔き、二畝作った。
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9月18日には早いところで芽がではじめる。9月21日にチョウチョなどの食害から守るためトンネルを設置する。9月26日現在で10カ所ほど芽が出てないところがあったので再度その部分に種を植える。水やりは欠かさないようにした。29日に一部間引きを行う。10月30日に大根畑のトンネルを取り外す。最初の大根は直径3センチくらいになっていた。11月17日頃には一部収穫可能であろう。
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 そのほか11月2日に患者様からサニーレタスの苗をいただいたので3日タマネギと同時に植えた。どうやら根は着いた感じがする。また家内がほうれん草とシュンギクの種を買ってきたのでやはり3日に植えた。今日現在シュンギクは芽が出始めている。
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 11月7日には6月2日に植えたショウガを収穫した。ここ3年ほど同じ場所に植えたせいか少し小さいものもあった。来年は植える場所を変更してみよう。
11月4日に梅の枝を剪定した。素人なのでどこを選定して良いのか、どの程度選定して良いのか解らずインターネットで調べて見よう見まねでやってみた。
今後はオクラ、モロヘイヤ、茄子の手じまいをすれば大方の農作業は終わり、春先のジャガイモの植え付けまで体が空く。いわば趣味でやっているがそれでも農作業から解放されるとほっとする。

2024年11月10日

今年3度目の札幌出張

 さる10月19日に札幌に出張。今回は北海道医療大学歯学部同窓会設立40周年記念式典に出席するためだった。私は1期生で正に卒業40周年、つまり歯科医師歴40年である。さらに現在同窓会副会長という立場にあり主催者側である。
 朝8:15のANAで広島空港を出発。今回乗った飛行機は新しい機種で、国際線のように各シートにTV画面があり中をのぞくとなんと映画も見られる様になっていた。私は映画を見ないでフライトスケジュール画面を見ながら、時折外の風景が写しだされるカメラに切り替えて見ていた。
 2時間ほどで到着、エアポートライナーで札幌へ、気温は12℃くらいで少し寒い感じがした。宿泊は「京王プラザホテル」だが、チェックインが15時からなのでとりあえず式典が行われる「グランドメルキュール札幌大通り公園」旧ロイトンホテルの会場に行った。
 今日は14時から後輩3名の先生方の講演発表があり17時から式典、18時から祝賀会の予定である。15時前に京王プラザホテルにチェックイン、礼服に着替え再度会場にいく。
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 北海道医療大学は2028年に現在の当別町から北広島市の日本ハムの球場「エスコンフィールド」の横に移転することが決まっている。そこで少しでもお役に立てるように寄付をすることが急遽理事会で決まりその贈呈式の大役が私に回ってきた。
段取りとして私が壇上にあがり挨拶後、学校法人東日本学園理事長に「設立40周年記念寄付目録」を贈呈することになった。その為1週間前くらいから挨拶の文言を考え、「同窓会は大学あっての同窓会で有り、同窓会設立以来大学には陰に陽にご支援をいただいたお礼だと」挨拶して贈呈することにした。
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 17時丁度から式典はスタートしたが私の番が近づくにつれて内心穏やかでなく緊張した。目録贈呈式が終わり壇上を降りたらほっとした。
 その後祝賀会となる。同期の連中。恩師の先生、お世話になった大学関係者と久しぶりに顔を合わせ談笑。息子が小さい頃お世話になった小児歯科のI教授ともしばらく当時を振り返りながら話に花が咲いた。
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 20時に無事式典が終わり1期生は同ホテル20階の部屋で同期会を行った。先ほどの式典には出席しないで同期会にだけ出席した者もいた。総勢40名以上で、卒業以来一度も顔を合わせたことのない同期生がいて話が弾む。その後、一人ひとりが近況発表をした。糖尿病になっている同期生は結構いた。中には癌になったとか、脳梗塞になりかけたとか、またYouTubeをしているとか、乗馬に精を出している人もいた。ゴルフに精を出しているとか、また65歳になったのを期にリタイヤーしてのんびりしていると言うのもいた。私は「ほとんど持病はないが緑内障で3ヶ月に1度眼下に行くこと、毎朝7q以上歩いていること、肌の日焼けは畑の草取りだ」と話した。
 入学当時は同期の現役入学生とは13歳も歳が離れていたので彼らにとって私はおじさんであったのだろう。呼び方も「齊田さん」と「さん」付けで読んでもらっていたが中には「おじさん」、「おっちゃん」、「日本兵」などと親しみを持って呼ばれていた。
今回ほとんどの同級生に「齊田さん全然変わってないね」とか、「この年になったら齊田さん私たちと変わらないですね」といわれた。また浪人して入学してきた同期生は年金を貰いだしたなど話してくれた。
 次の同期会は10年後の創立50周年では死んでいる人も多く出そうなので4年後の「入学50周年記念」で集まろうとなった。元気で4年後に皆と会う約束をして別れた。
 翌日飛行機は15:00発のJALであったので10時にチェックアウトをして北大の構内を散策した。北海道も今年は暑かったせいか紅葉が今一である。構内を歩いていると中国人の観光客が多かった。
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 北海道大学総合博物館という建物見つけて中に入ってみた。入場料無料である。北海道大学の成り立ちのパネル展示があった。各学部を紹介する部屋があり、当然歯学部の展示室に入ってみた。
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 その他、化石の展示場では恐竜の化石もあった。アイヌ民族の文化を展示している部屋もあった。とても面白く1時間ほど見学したが、今度また来ようと思う。その時はもう少し時間を気にしないで見て回りたい。
 予定通り飛行機は離陸し無事尾道にかえる。

2024年10月27日

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