AM9:00〜PM0:45PM2:00〜PM6:20
木・日・祝日
今年はカレンダの関係で8月10日木曜日(通常は休診日)と12日土曜日を入れ替え、11日から15日までの5日間という長いお盆休みとさせていただいた。患者様にはご不便をおかけしました。 10日に台風6号が通り過ぎ良かったと思っていたが、お盆休み後半には台風7号が接近して雨を降らした。幸いここ尾道はほとんど被害も無く良かった。 ところでお盆には毎年お墓参りに行くが、今年は台風の心配もあり1日早く12日に出かける。まず齊田の墓所に行くが、すでに息子達が先に参ってくれてお花が供えてあった。その後家内の家のお墓参りにいく。 その墓所への道の途中で30m位離れた藤井川の土手にかなり大きな木で白い花が咲いているのを見つけた。何だろうと思って家内と川土手を進むと「百日紅の木」で花が満開から少し散りかけていた。その向こうにも赤ピンクの花が有ったがこれも「百日紅」であった。何十年もお盆の時期お墓参りに行くのだが、ついぞ気がつかなかった。今まではお墓に参ることに集中しすぎて周囲をゆっくり見渡すようなこともなかったのかも知れない。 家内の実家のお墓もすでに兄嫁や甥っ子達が来て墓掃除をし、お花が供えられていた。帰りに藤井川の流れを観ながら歩いていたら石の上に小亀が甲羅干しをしていた。 帰って昼から本読んでいたら「父母もその父母もわが身なり われを愛せよ我を敬せよ」(二宮尊徳)という一文に出会った。この一文を見てまさにお墓参りがこの一文を導いてくれたと思った。先祖からこの命を代々受け継いで今がある。決して自分一人ではないその血の重さを考えるとこの命大切にしなくてはと思う。孫達にもそのような話をすることが大切で、日本国中でそのような雰囲気になれば自殺など無くなるのではないのかな。 13日、14日は気温も高かったが、朝8時頃から13時頃まで畑に出て草取りや水撒きをする。草を取るのに中腰でするせいか腰が痛くて適わない。そして15日は終戦記念日である。12時にはNHKの中継を観ながら起立して1分間の黙祷をした。私の父親は昭和17年2月にシンガポールでイギリス軍の砲弾の破片が胸に入り生死をさまよったが無事生還し、終戦時は除隊をしていた。そのおかげで私はこの世に産まれた。砲弾の破片は死ぬまで肺の中に有った様だ。昔、胸のレントゲン写真に破片が写っていたのを観たことがある。 昼からインターネットを見ていたら「本川 裕」(統計探偵/統計データ分析家)氏の書かれた一文を見つけた。それは2022/06/08 13:00にアップされたもので「国のために戦いますか?」日本人の「はい」率は世界最低13%・・・50歳以上の国防意識ガタ落ちの意外な理由 他国はリーマンシュック後の世界金融危機直後に「国防意識」上昇 グラフを見ると下位2番目がリトアニアで32.8%、3位はスペイン33.5%、4位マケドニア36.2%、5位イタリア37.4%で、現在戦争をしているウクライナは27位で56.9%、ロシアは45位で68.2%。なお米国は30位の59.6%、韓国は40位の67.4%、台湾は60位の76.9%で最も国防意識の強いのはベトナムで96.4%であった。 (なおこのデターは各国の全国18歳以上男女1,000〜2,000サンプル程度の意識調査結果) この表を見て日本の低さは異常で本当に驚いた。あまりにも日本人はお花畑状態ではないかと思った。国際情勢では2027年にでも台湾を巡って米中戦争が起きるかも知れないと予測されている。そうなれば日本は否応なしに戦争に巻き込まれる。その時日本人はどうするので有ろうか?私は少なくとも戦う。そのように思っていたところ、その日の19:30から図らずもNHKスペシャルで「Z世代と”戦争“ 3千人アンケート」という番組が放映された。その質問に 1、10年以内に日本が戦争に巻き込まれる可能性はあると思うか? あると思うが17%、どちらかといえばあると思うが38%で半数を超えていた。 2、もしも日本が戦争に巻き込まれたらどうするか? 戦争に参加せず戦争反対の声を上げる 36% 戦闘に参加せず国外に逃げる 21% 戦闘には参加しないが戦いを支持する活動に参加する 10% 戦闘に参加する 5% わからない 答えたくない22% と報道されていた、他にも 3、この世界から戦争はなくせると思うか?等全部で7つの質問があった。 戦争は出来るだけしないことに越したことはない。しかし相手国から勝手に攻められたときどうするかの心構えは前もってしておかなくてはならない。台湾有事があれば中国は必ず日本の米軍基地にミサイル攻撃をする。そうなれば日本は攻撃されたとして反撃することになる。当然自分だけではなく家族も被害を受ける。今のロシア・ウクライナ戦争がそれを示している。何もしないで降参してしまうと中国に占領されウイグルやチベットと同様にニッポン自治区とされ言論の自由もなければ行動の自由もなくなることは大いに想像できる。2600年以上続くこの日本が私は大好きである。なんとしても日本国が持続できる様にしたい。
2023年08月18日
先月15〜17日に4年振りの北海道に出かけた。そして7月29日には札幌ロイトンホテルで北海道医療大学歯学部同窓会理事会が開催されそれに出席した。宿泊は同じロイトンにした。ちなみに私は副会長を拝命している。今回はJALで出かけたので広島空港を10:35発で行くことになっていたが40分ほど遅れて出発となった。聞くところによれば翌30日に千歳航空自衛隊の航空祭の予行演習のため滑走路の使用制限があったようだ。 夕方から理事会が始まったが、考えてみれば2020年8月に今の理事会が発足して初めて対面での理事会になる。コロナのために3年間はZoomでの理事会であつた。しかもこのメンバーでの理事会はこれが最初で最後の対面理事会とは思いもつかなかった。事業報告、決算、次期の事業計画などについて話し合う。来年は同窓会ができて丁度40周年になるため、祝賀会などについても少し話し合う。会議終了後懇親会あり。4年振りゆえ大いに花が咲く。 翌日飛行機は14:55であり少し時間的余裕がある。今までも千歳で開業している同級生のU先生とたびたび会っていたがここ4年会っていなかったので会おうと前もって予約を入れておいた。大抵は色々のところにドライブをしながら1年分のお話をするのだが今回は4年分である。前回2019年には支笏湖の丸駒温泉に連れて行って貰い1時間ほど湯につかりながら話をしたことを思い出した。今回会う約束をした際、北広島の日本ハムファイターズの球場「エスコンフィールド」が観てみたいと言っておいた。 朝九時にホテルに迎えに来てくれて、北広島に向かう。途中近況などを話すが彼も65歳を超えて高齢者になったとか。 「エスコンフィールド」には駐車場があるが、もし駐車出来なかったらまずいので、あらかじめ北広島駅前で開業している同級生のN歯科医院駐車場を借りていてくれた。そこに止め駅から球場まではタクシーで行く、タクシー乗り場で並んでいると私たちの一つ前に並んでいた若い女性(大学生風)が「タクシーをシェアーしませんか?料金は半額払います」と話しかけてきた。シェアーすることには同意したが料金はいらないと話す。最も払うのはU先生なのだが。後期高齢者の私など孫娘ほどの若い女性に声を掛けられるとどぎまぎする。向こうも老人なので大丈夫と思ったのかも知れない? タクシーに乗り込んでから話をすると野球観戦ではなく、球場内でビール売り歩くアルバイトをしているとのこと。 当日は13:00から日ハムとオリックスの試合がある日で、U先生が前もって観戦チケットを手にいれていてくれた。最も飛行機の関係で試合を観ることは出来ないが10時過ぎに会場に着きチケットのQRコードをかざして手荷物検査を受けて入場、すると色々なグッヅを手渡してくれた。その中にグルメガイドの本があり球場内の食べ物屋さんの案内が載っていた。スマホで注文すると観戦席までデリバーしてくれるサービスもあるようだ。また選手のおすすめ料理や食べ物、飲み物なども記載されていた。また野球の試合がない日でも来場できてグルメを堪能できるとのこと。
入ったすぐそこは2階席で目の前にグランドが見下ろせた、当日は少し雨が降っていたため屋根付きとなっていた。チケットは4階席である。 球場の中を歩いて見学。ファイターズガールがいて目が合うとにっこり笑ってくれた。中々笑顔が素敵であった。 また壁にはダルビッシュ有選手と大谷翔平選手の二人が描かれたウオールアートがあり記念撮影をしている家族もいた。
またクラフトビール醸造レストランもあったし、天然温泉もありびっくり。至る所に案内の人が立っていてすぐ色々なことを教えてくれたりしてありがたい。 せっかく観戦チケットがあるので3塁側の4階の指定席に座りに行く。しばらく座って日ハムの選手の練習風景を観た。 帰りがけにU先生がお孫さんへと「狐ダンスのカチューシャ」を買ってくれた。そこで初めて知ったのだが、球場内では現金が使えず、スマホ決済またはカード決済とのこと驚く。 狐ダンスは流行っているとのこと。そういえば観戦に来ている子供や大人も狐ダンスのカチューシャをつけている人が多くいた。カープファンなので日ハムのことを知らずに申し訳ない。広島マツダスタジアムしか知らないのだが、とても進化した素敵な球場だと思った。 12時前にエスコンフィールドを後にして新千歳空港に向かう。途中ブルーインパルスが空を飛んでいるのを道路脇に車を止めて観たが、スピードが速く中々スマホで撮影するのが大変であった。何回もUターンしながら千歳の上を飛んでくれたので撮影できた。また航空自衛隊の基地には政府専用機も駐機しているのが見えた。 空港でU先生と別れたが、「時間と体とお金を使わせU先生には申し訳なかった」と感謝でいっぱいである。
2023年08月07日