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先日7月9日の中国新聞の備後覧に「厄介者のクラゲ漁業者悩ます」という記事が出ていた。私は毎朝自宅の近くをウォーキングしているが先月28日に尾道保健所の前の岸壁に沿って歩いているとき大量のクラゲが浮遊しているのに気が付いた。その数は恐らく何万匹以上であったろう。丁度満ち潮の時間帯で三原の方から松永の方に向かってびっしり浮遊していた。3日間くらいは同じような状態であったが、新聞記事が出た日には所々に浮かんでいる程度である。あれだけの数どこかに流れていったのか、それとも漁業関係者が除去されたのであろうか?新聞記事にも書いてあったが漁業関係者に取っては死活問題になりかねない。余分な話だがその日の新聞トップは「安倍元首相撃たれ死亡」の記事であった。 ところで尾道の山間部では畑にイノシシが出てきてせっかく植えていたものが台無しになったという話しを患者様などから伺う事が多くなってきている。お百姓さんにとっても死活問題である。これも耕作放棄地などが増えてイノシシが人の住むエリアに近付いてきて事が原因であると言われている。 私も診療室の裏で小さな家庭菜園をしているが、私の所は国道184号線沿いで車の交通量が多くまだイノシシはでて来ない。しかしカラスがやってきて作物を荒らす。先日もトマトを襲撃された。 毎年ミニトマトしか育てないのだが、今年は家内がお友達から大玉のトマトの苗2本を頂いたのでそれを育てている。出来るだけ赤く熟れてから収穫しようと思っていた矢先、カラスにやられた。仕方なくそのトマトを畑の横の方に投げ捨てておいたが翌朝その場にいってみると投げ捨てたトマトはさらにカラスに食われていた。 そこで自衛策として今は少し赤くなったところで収穫し家に持って帰り3日〜4日おいていて赤くなったところで食することにしている。今までミニトマトなら赤くなってもカラスにやられたことはない。 家庭菜園を初めてから今までにカラスにやられた作物としては、スイカ、落花生、トウモロコシ、イチジク、柿であったが、トマトも襲撃されることを知った。それにしてもカラスは賢いのか、私がそろそろ収穫だと思っているタイミングでやってきて先に食い荒らしてしまう。畑の横に電信柱がありそのてっぺんにカラスがしょっちゅうやってきてきょろきょろしているので襲撃のタイミングを見計らっているのであろう。 ところで現在私の家庭菜園では茄子、オクラ、シシトウ、ピーマン、キュウリ、トマト、ショウガ、サツマイモ、山椒、九条ネギ、茗荷等をチョットずつ植えている。この中で1ヶ月程前に山椒の若葉に長さ3センチくらいの蝶の幼虫・青虫が2匹とりついて芽吹いたばかりの若葉を2日間くらいで食べてしまった。かわいそうであるが幼虫は殺した。現在は若芽がまた出てきて何とか枯れずに育ちそうである。毎日見回りをしなくてはならない。
それにしても蝶の幼虫被害は以前大根を植えたときに全部食べられ全滅したことがある。無農薬で育てるため白菜などもやられたことがある。 私の場合たいした食害ではないがそれでも水やり、除草など世話をしていると愛情が湧くのでやられると情けないし腹が立つ。まだ人間が出来ていないのであろう。
2022年07月14日