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07/14 鼻唄
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07/07 遺伝子解析 PARTT
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鼻唄

 風呂の湯船につかると自然に歌が出てきて鼻唄をする。いつの頃から鼻唄を唱うようになったのか判らないが、大学1年の時、大学歌を風呂の中で小声で歌いながら練習していたのを覚えている。「鼻唄」を辞書で調べたところ「気分の良いときなどに鼻にかかった小声で唄うこと。またその唄。」と有った。まさにその通りで、夕食時一杯やった後、風呂の入ると本当に気持ちよく歌が出てくる。
 ところで私は唄はからっきし駄目なのである。中学時代1,2月期は10段階の絶対評価で音楽は6〜7点しかとれなかった。必ず唄うテストがあり音階は外れるし、旋律もさっぱりで完全に音痴である。どうにもならなかった。ところが3年生になると歌のテストがなくて筆記試験だけであり3学期の5段階評価では生まれて初めて5点を取った。そんな音痴でも唄いたくなる魅力が歌にはあるのであろう。
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 但し出てくる歌と言えば最近の歌は全く知らないので、高校時代や大学生の時コンパなどで歌った歌ばっかりである。速いリズムの音楽はどうも性に合わないのでテンポのゆっくりした昭和の時代かそれ以前の歌が似合うようだ。
よく口ずさむ鼻唄は
「広島大学歌・・光あり 遠き山なみ 輝きて 新たなる日は ひらけたり ああわれら はてなき空に かたちなす 真をぞ きはめん望みなり・・」、 「広島師の山男・・同じ山への 憧れを 胸に抱きて 行く道は 教への道ぞ 山男・・」なおこの歌の替え歌としてとして芹洋子が紅白で歌った「坊がつる賛歌」がある、 「惜別の歌・・遠き別れに耐えかねて この高殿に登るかな 悲しむなかれ我が友よ 旅の衣をととのえよ・・」、 「琵琶湖周航の歌・・われは湖の子 さすらいの 旅にしあればしみじみと のぼる狭霧やさざなみの・・」、 「お富さん・・粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の洗い髪 死んだはずだよ お富さん 生きているとは・・」、 「北大寮歌・・都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴遊の筵 尽きせぬ奢に濃き紅や その春暮れては移ろう色の・・」、 「戦友・・ここはお國を何百里 はなれてとほき滿洲の 赤い夕陽にてらされて 友は野末の石の下・・」、 「故郷・・兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷・・」、 「高校三年生・・赤い夕日が校舎を染めて ニレの木蔭に 弾む声 ああ・・ 」、 「学生時代・・蔦のからまるチャペルで祈りを捧げた日 夢多かりしあの頃の 想い出をたどれば 懐しい友の顔が 一人一人うかぶ・・」、 唱歌、童謡、たまには春歌等色々あるがどれ一つとして完全に歌えるものは無い。しかも1番から口につい出ることは珍しく2番や3番が出てきたりする。そして途中から歌詞が判らなくなるとハミングをしたり、また1番を唄った後2番を歌っているつもりがいつの間にか3番の歌詞が入りこんで来たりしてどうにもならない。だが本人はいたって上機嫌である。
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 先日、急に高石ともやの「受験生ブルース」が出てきた。まったく風呂場で唄った記憶はない。 『 おいで皆さん 聞いとくれ ボクは悲しい受験生 砂をかむよな味気ない ボクの話しを聞いとくれ  朝は眠いのに起こされて 朝めし食べずに学校へ 一時間目が終ったら無心に 弁当食べるのよ・・・・』何番目の歌詞が知らないが『ひと夜ひと夜にひとみごろ 富士山麓にオウム鳴く サインコサイン何になる 俺らにゃ俺らの夢がある』と歌詞が突然口に出てきてハット思った。湯船につかったまま俺の人生にサインコサインが何かになったのかを考えてみた。高校の授業でサインコサインを習って大学受験ではそれに関係した問題があったような気がする。ちなみに私は広島大学工学部に入学したが、授業では応用数学などの講義も受けた。しかし専攻が応用化学科だったので数学とはほど遠い位置にいた。就職して日立製作所日立研究所に配属されたが全くサインコサインには縁が無い。そして今の歯医者という職業にもサインコサインは関係が無い。大学を出て50年になるが数学で関係したのは四則演算つまり小学校で習う算数で「足し算」、「引き算」、「かけ算」、「割り算」だけで、これで十分生きていける。しかも会社に入った頃から電卓が世の中に出てきて今ではスマホに電卓機能が付いておりほとんど頭を使う事もない。これならそろばんを頑張って暗算が出来るようになっていた方が本当に役立ったのでは無いかと思う。高石ともやが言うように「サインコサイン何になる」、結論から言えば我が人生においては何にもならなかったなと思った。

2021年07月14日

遺伝子解析 PART U

 10年ほど前、今生きている世界中の人の祖先を遡れば全員が16万年程前アフリカ大陸に住んでいた女性(ミトコンドリア・イブと呼ばれている)にたどり着くと何かの本で読んだ記憶があった。人間には37兆個(一説には60兆個)の細胞があると言われているが、その一個の細胞中には平均2000個程度のミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官があり、このミトコンドリアは我々の命に必要なエネルギーの元ATPを産出している重要な存在である。
 1920px-Biological_cell.svg-1.jpg Mitochondria%2C_mammalian_lung_-_TEM.jpg-1.jpg
  典型的な動物細胞の模式図。   ミトコンドリアの電子顕微鏡写真。
(1) 核小体、(2) 細胞核、(3) リボソーム(4) 小胞、
(5) 粗面小胞体、(6) ゴルジ体、(7)微小管、(8) 滑面小胞体
(9) ミトコンドリア、(10)液胞、(11)細胞質気質、
(12) リソソーム、(13)中心体
             Wikipediaより画像引用
 彼女の細胞の中にあったミトコンドリアDNAが女性から女性へと受け継がれそして、彼女のミトコンドリアは、ついにすべての人類に広がった。なぜ男性のミトコンドリアが受け継がれないかの理由は確定していないが最近男子のミトコンドリアが一部受け継がれているという説も出てきている。 
 この度の唾液検査による祖先解析についての解説によると『DNAは代々受け継がれていくものの代名詞となっています。実際、親子鑑定に用いられるようにあなたの遺伝情報は両親からそれぞれ受け継ぎ、両親は祖父母から、祖父母は曽祖父母からと、脈々と受け継がれてきたものです。あなたには2人のご両親、4人の祖父母、8人の曽祖父母といったように世代を遡れば遡るほど、あなたのルーツはたくさんになっていきます。DNAにはあなたの祖先の情報が眠っており、反対にあなたのDNAはたくさんの祖先のDNAから構成されていると言うこともできるのです。そのようなルーツの1つを提供するのが、祖先解析(ミトコンドリアハプログループ解析)です。あなたの細胞内にあるミトコンドリアDNAはあなたのお母さんから受け継いだもので、あなたのお母さんはそのまたお母さんから……とずっと母系遺伝してきたものです。ミトコンドリアDNAは細胞内の核DNAよりもずっと高頻度で変化します。なかには生命活動にほとんど影響を及ぼさないため、後代に受け継がれていくことがあります。そのような同じミトコンドリアDNA配列を持ったグループの中でも、遺伝子をコードしている箇所の変化によって分類されるグループを「ハプログループ」と呼び、祖先解析に用いられます。
 世界各地の人々や古代の人骨からミトコンドリアDNAを調べることで、あるハプログループがいつ頃どの辺りで誕生したのか、またそこからどのように拡散していったのか推定することが出来ます。このような情報と遺跡や地質などの考古学的な調査などと組み合わせることで、母系の人類の移動の歴史を推測することが出来る。
 ハプログループ同士の系統関係は図式化することが出来ます。それぞれのハプログループは、人類の母系の共通祖先から年月をかけて枝分がかれして発生して誕生していきました。このような系統樹は各ハプログループ生まれた歴史的な背景、人類の拡散の様子を反映していると考えられます。
ここで分かるのはあなたの母系の祖先についてです。また、その内容は今後の研究報告によって変わる可能性があります。』とあった。
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          N9グループ移動
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           Aグループ移動
 私のハプログループはN9グループで、日本人の6.7%を占めている。約2万9千年前にインドシナ半島に移動してきた集団の中から誕生し、ユーラシア大陸に沿って北上して行ったと考えられています。なおN9グループはN9a、N9b、Yの3つのサブグループに分けられるとのこと。
N9aグループは日本での分布は広く、特定の起源地は推定できない。中国の南部や台湾の先住民などに比較的多い。私はこのグループであった。
N9bグループはもっぱら日本に見られる。国内でも北に行くほど割合が高くなっている傾向。(北から日本に入植した可能性が考えられる。)
Yグループは本土の日本人にはほとんどないが、北海道のアイヌにみられる。
 なお家内のハプログループはAグループで日本人の6.9%を占めている。約3万年前にロシアのバイカル湖周辺で誕生したと考えられている。その後東アジアに広がり、またシベリアやベーリング海峡を通ってアメリカ大陸にも進出しています。
 縄文人のルーツが少し判った気がする。私と家内のご先祖様は遠くアフリカから全く違った経路を経て日本にたどり着いた。それがいつなのかは判らないが1万5千年前くらいの縄文時代から代々生き延びて今に到り、しかも二人が出会って結婚したことなど考えると壮大なロマンを感じる。

2021年07月08日

遺伝子解析 PARTT

 2ヶ月くらい前に家内が唾液で遺伝子解析をすると太りやすさ等の体質や、癌、糖尿病などの病気リスクさらには祖先のルーツなどが判る検査があると言ってインターネットで申し込んだ。それは「ユーグレナ・マイヘルス」というもので、検査キットが届いて早速唾液を採取して会社に送付した。
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 ところで「ユーグレナ」と言う名前は大分前から知っていた。バイオベンチャー企業で、藻類の一種であるミドリムシ(学術名ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発をしており、健康食品、化粧品等を製造・販売などを行っている。
ミドリムシ(ユーグレナ)は、植物のように光合成をおこなって栄養分(ビタミン、ミネラル、アミノ酸など約59種類の栄養素)を体内に溜め、動物のように細胞を変形させて動く、植物と動物の両方の性質を持っている藻の一種である。さらに、燃料の原料となる油脂を含んでおり、ミドリムシを水槽で培養しそれからオイルを取り出すという映像を以前TVで見たことがある。
 世界的に温室効果ガスの削減が求められるなか、日本でも航空分野のCO2排出削減技術の確立が課題となっている。そんな中6月29日にはホンダ製のプライベイトジェット機にユーグレナ社がミドリムシから取り出したバイオジェット燃料を搭載し、鹿児島空港から羽田空港まで民間航空機による初フライトが成功したと報道があった。この事は従来の化石燃料である石油から取り出したものと違いクリーンな燃料として注目を浴びている。
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写真はユーグレナ社HPより
 2ヶ月前に出した遺伝子解析の結果が先頃メールで届いた。記載されているアドレスにアクセスすると色々の質問がありそれに答えないと結果がみられない仕組みとなっている。おおむね「日常生活についての細かい質問で答えるのに小一時間ほどを要した。やっと結果にアクセスしたところ健康リスクとして
1循環器・心臓  2脳・神経  3消化器  4泌尿器・生殖器  5肺・呼吸器  6内分泌・代謝  7目・耳・鼻・口  8骨・関節  9皮膚  10感染  11癌  12その他  の項目が有りそれぞれの項目にリスクの高い疾患順に報告してある。
 私の場合、循環器・心臓では腹部大動脈瘤、脳動脈瘤がハイリスクであり、高血圧、脳卒中、心筋梗塞、不整脈、冠動脈疾患、ラクナ梗塞などは平均的リスクで2型糖尿病、慢性骨髄性白血病、心臓発作、脳梗塞、エコノミークラス症候群などはローリスクと解析されていた。
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そしてさらにその疾患の「詳細を見る」をクリックするとその病気の詳細とその病気に関する私の遺伝子型が書いてある。
たとえば腹部大動脈瘤では私の遺伝子型はAAタイプ。これはリスクが一番高いタイプで日本人の5.8%が持っているのだとか、そして予防には飲酒量を抑えることが効果的であるとか書かれていた。遺伝子は父親と母親から受け継いだものでどうしようもない。そしたら飲酒を控えるしかないが一番難しい予防法である。飲む量を考えながら生活するしかないようだ。
また癌の項目では肺癌、前立腺癌、黒色腫、びまん性胃癌がリスクが高いと判定されていた。
 この解析では遺伝子と現在の私の生活習慣などからリスク判定をするものであり、遺伝子については替えることが出来ないが、生活習慣を改めることでリスクを下げることが出来ると思われる。色々の項目でハイリスク疾患が示されていたのでじっくりみて、これからの生活習慣改善の参考にしなくてはとおもった。
次の遺伝子による祖先解析はPART Uに続く

2021年07月07日

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