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すわ癌か?

 ここ4年ほど毎年、三原医師会病院でPET−CT検査を受けている。今年は6月9日に受けた。その結果が16日に届いたが、今まで判定はAで「異常はありません」でした。ところが今年は判定Eで「精密検査が必要です」とあり、所見欄に「下部食道に異常の疑いがあります。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)をお勧めします」と有った。
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 8月に人間ドックで胃カメラをする予定になっていたので、そのときでも良いかどうかびっくりして三原医師会病院に問い合わせをした。
 医師からは「出来れば早いほうが良い」というので、すぐさまいつもお世話になっている弘田内科クリニックに電話し予約を取り、6月20日に胃カメラをした。検査後写真を見せてもらったが素人の私にも確かに少し炎症があるように見えた。また胃の中にもいくつかポリープがあった。先生の話によると「念のためその部の組織をとり病理検査をする」ことにしたと告げられた。その結果が28日に判明し正常であることがわかった。
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 この結果を得るまでの12日間は内心、気分的に落ち込んでいた。
PETは癌が5ミリ程度あれば同位元素が集積して種瘤影が現れるが、炎症でも同じような影が見えるとのこと。それで自分では食道下部で胃に近い場所なので逆流性食道炎ではないだろうかと勝手に想像して慰めていた。しかし癌かもしれないという一抹の不安はぬぐいきれなかった。もしそうであったら入院して手術となるのかとか、患者様に迷惑がかかる事などが頭をよぎる。
 それよりも何よりも死に対する心構えなどまったく出来ていない。
人間いずれ死ぬと解っていても、私自身は100歳過ぎまでは生きようと思っており、この年齢69歳ではまったくそのようなことは想定していなかったのでうろたえた。
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 せっかく二男と院長交代をして少し旅行をしたりしてもう少し人生を楽しもうと思っていたのが出来なくなるのかなー等、あらゆる悪いイメージが頭に浮かぶ。
 先生は「念の為」と言われたのだから多分大丈夫なのだと根拠のない希望を持って過ごした。
 結局正常と言われ心の中で「やったー、万歳」と叫んだ。本当にほっとした。
それにしても70歳近くなると体自身がかなり老化をしてきているのを認めざるを得ない。気持ちだけ若いと思っても体を厭わなくてはならことを実体験した12日間であった。これからは死に対しても覚悟を持って生きなければならない。

2016年06月29日

カープ対オリックス交流最終戦観戦

 例年のように「自称、広島カープを優勝させる会会長」の広島市の歯科医の先生から3月にカープ観戦のご案内をいただいた。案内状には「さて、我らが広島カープは、前田投手をメジャーに送り出したものの、新戦力によって総合力アップを図り、今年こそはセリーグ制覇を果たしてもらえるものと期待しているところです。」と有った。
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 期待にこたえて鯉の季節が終わってもセリーグ首位で交流戦に突入した。今までのイメージでは交流戦で負け越すことが多く、どうなることかと心配していたが今年は18日までに交流戦勝ち越しを決めていた。
 昨日19日は朝起床時、広島地方は大雨、落雷注意報などが出ておりかなりの雨足であった、しかもTVの速報で新幹線が線路設備の不具合で東広島〜広島間で運転を停止しているという。困ったなと思ったがインターネットで検索したら天気予報は雨の確立、午後40%の確立である。新幹線の情報もインターネットで見ると10〜40分の遅れだという。尾道からは「こだま」なので一番、割を食わされると思い在来線で出かける。糸崎乗換えで1時間半で行けた。在来線で広島に行くのは10年振りほどである。広島駅から球場までは人・人・人、手荷物検査などでごった返しており駅から球場に入るまでに40分ほどかかる。満員の観客である。
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 今年の観戦場所は「エバラ黄金の味びっくりテラス小」であったが、利用したことが無くその場所を探すのに四苦八苦である。内野の一番端で外野との境目で観戦。少し遠い感じがした。焼肉を食べながら、ビール片手に観戦。
 試合は1回オリックスの攻撃で2アウトまですぐ取れて順調な立ち上がりかと思ったが、あっという間に2点先取される、また2回表にも2点ホームランを打たれ早々と4点ビハインドである。
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 4回までカープは無得点そろそろ反撃しないといけないと思ったところ、やっと5回裏に相手の投手の乱れから2点返し、これなら行けるかも知れないと思えた。そして6回代打、下水流の2ランホームランで同点に追いつく、ラッキーセブンの前に恒例の風船飛ばしをし、施設応援団のラッパも高らかに吹かれたが、残念ながら7回は0点。
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 そして8回、先頭打者で連日サヨナラホームランの鈴木誠也に打順が回る。これがなんとまた10号のソロホームランで決勝点になる。まさに神がかりで、この3連戦彼がすべて決勝打を打ったことになる。ホームランになった時の球場の歓声はすごく全員総立ちの感あり。
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 この交流戦11勝6敗1引き分け、セリーグで唯一勝ち越し。またセリーグの首位を固め2位巨人と6ゲームまで差を拡げた。交流戦が始まる前の危惧は嘘のようであった。試合終了後のヒーローインタビューは入団4年目同期の「下水流」と「鈴木」のホームランコンビでありこれからのペナントレースでの活躍が楽しみであり、頼もしさを感じた。それにしても良い試合観戦であった。

2016年06月20日

緑内障

 私は平成9年8月21日に緑内障と白内障の病名を告げられ19年近く治療をつづけている。母親が緑内障であったことから遺伝的にどうしようもないところがあるようだ。治療といっても点眼薬で眼圧を下げることであった。緑内障を告げられたとき、眼圧は右が19、左が20であった。点眼すると眼圧は下がって15〜17くらいを4年間程度維持してきたが、徐々に視野が狭くなってきたのでより効き目の良い点眼薬に変更したりした。これにより眼圧は数年間10〜12くらいに改善したが、また徐々に眼圧は上昇し15〜17くらいとなる。それと同時に視野は少しずつ悪化して行き、そのたびに点眼薬を変更してもらったが眼圧は一進一退である。このころから点眼薬によっては眼瞼炎を発症するようになる。26年11月に最新の点眼薬が発売されこれによって眼圧は10〜12位になり喜んでいた。ところが今年4月にその点眼薬でもアレルギーが出てきて瞼がはれる。点眼を中止したとたん、眼圧は24程度まで上がる。主治医からOPEの話が出てくる。
 そこで家内が個人的に良く知っている眼科医にセカンドオピニオンを聞きに行く。その先生の話だと緑内障のOPEは三種類有って軽いOPEから始めて3回出来るのだとか、軽いのはローリスク・ローリターンであり少し眼圧が下がり、点眼薬で補っていくとか。但し緑内障のOPEをするとどうしても視力が落ちるのだそうだ。また私のように白内障もある場合、先に白内障の手術をしてから緑内障の手術をするほうが良いのだとか。できるだけOPEは避けたい気がする。
 月刊誌「わかさ」5月号に緑内障の特集記事が有り購入して読む。その中には40歳以降は誰もが予備軍と書いてあり、潜在的な患者数は500万人以上書かれていた。また「眼圧の上昇を防ぐセルフケア」が書いてあったが、私の行動と比較してみるとなかなか出来ていない。考えなくてはならない。
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 また69歳も過ぎると徐々にではあるが体全体の老化を意識するようになる。、老眼も進み目のピント機能が落ちてきている。
 それで「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」という本を買い毎日少しずつ見ている。普通、右眼と左眼を交差して物体を見ているが、この本は両目を平行法(目標より遠いところに目の焦点を合わせたまま、ぼんやり見る感じで手前に有るものを見る方法)で見ると絵が立体的に浮かび上がってくる。そして現れる画像はすごくクリヤーで近視などを忘れてしまうほど、しかも浮かび上がる画像の素晴らしさにも驚く。
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 現在いちるいの望みを掛けて点眼薬を色々試みるが、4月30日に点眼した目薬では5月2日には写真のような顔になってしまった。
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 昔アレルギーが出ていなかった点眼薬に戻したが、眼圧の低下能力はさほど無く、現在右19、左20と緑内障と診断された位置に戻っている。それでもう少し下げるためにさらに追加の点眼薬を探しているが、先生からはもはやこれが最後の点眼薬だといわれ現在試している。3日目でまだ大丈夫である。せめて眼圧が15以下になれば少しでもOPEの時期を後ろにずらせるのだが。

2016年06月04日

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