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木・日・祝日
6年振りのシルバーウィーク、世間は5日間の連休だそうだが、「さいだ歯科医院」は 20日から23日までの4日間で有った。6年前は桂林に旅行したのだが今年は地元で過ごそうと、その連休も今日で終わり、あっと言う間の4日間で有った。休み前は「秋でも探しに行こうか」等あれこれしようと思いめぐらしたのだが、終わってみれば極普通の日常で有った。 初日の20日は家内と一緒に畑仕事をして夏のトマトやオクラを引き抜いたり、畝を作り、キャベツ、白菜の苗を植える。収穫までは大分掛かりそうだ。 2日目、21日は朝から墓参り、本来なら御彼岸の23日に行くのだが、たまたま21日は父親の月命日でもあり今回は21日に早めに済ます。家内の方の墓参も済ます。午後は歯科衛生士の求人票を作成。歯科衛生士を確保する事は本当に至難の業で、歯科衛生士の求人倍率は12倍以上である。来春福山衛生士学校を卒業する新卒向けに求人票を作成、いかに「さいだ歯科医院」が魅力的かアピールをする資料作成をしたりして一日が終わった。
3日目、22日は急に思い立ち、広島県立美術館に幕末の江戸で活躍した浮世絵師「歌川国芳」展を観に行く。彼の作品のいくつかは昔から本等で見知っていた。例えば「みかけハこハゐがとんだいぃ人だ」では人の顔や手が人物を使って描かれており大変ユニークである。今回200点余りの本物が展示されており彼の奇想天外さがとても面白かった。皮肉たっぷりの戯画、判じ絵、だまし絵など面白く飽きること無く鑑賞出来た。特に錦絵の説明文の漢字にルビが振ってあり、その彫師の腕前にも感心した。また入館者も多く外国の人達も見に来ておりその人気さにも驚く。必死で観たせいか疲れて、2階の常設展も観ないで、すぐさまバスセンターからバスにて帰宅。家を出てから帰宅するまで5時間半。 そして今日最終日、突然の訃報が入って来た。尾道歯科医師会の会員のN先生が亡くなられたとか。N先生は私と同じ昭和22年生まれで2カ月若い、5月から入院加療されていたが薬石効なく旅立たれた。ここ2年以内に尾歯会では3人の先生がお亡くなりになられた。いずれも68〜69歳である。中々70の坂が越えられない。昔から70歳は「古希」であり、「古来稀な年齢」ということが示すように70歳とは大きな壁なのかもしれない。 私は何とか超えて行きたいと思う。18時からの通夜に出席して今年のシルバーウイークも終了する。
2015年09月23日
毎年20年以上三原医師会病院で人間ドックの検診をしてきた。ここ3年間はPET検診もしてきている。今年は6月にPET−CT検査を受けたがその時の報告書では「今回のPET−CTでは、悪性を示唆する所見を認めませんでした。肺に気種性変化と間質性変化を認めます。呼吸器内科受診をお勧めします。」とあった。 しかし受診をしないでそのままにしていたところ、8月に受けた人間ドックの所見欄に「右下肺野、肺腫瘍、疑い」精密検査をお勧めしますという結果報告書が送られてきた。ビックリである。人間ドックの時は肺のレントゲン1枚を撮影してもらっただけで有ったのだがその様な所見が有り、急いで精密検査の予約をし、急遽本日受診した。 その結果、人間ドックのレントゲン画像診断時、PET検査済みを知らなかったのでその様な判断をしたとのこと。PETの方が詳しい所見が判るので肺腫瘍については今の所心配ないとのこと。そして再度PETの画像を見ながら、肺気腫の疑いは有るので、肺活量の検査をした方が良いと言われ検査をした。 昔高校生の頃、チューブを加えて吐き出すと水の中のドラムがくるっとまわってその出てきた量で肺活量を計った事しか思い出せなく、その様なものだと思っていた。 ところがどっこい、今時の最新の測定機器を観てびっくり。コンピュターに年齢・身長・体重を入力した後、パイプをくわえて一気に息を吐き出したりして測定した。その結果、私の年齢・身長・体重から予測される総肺活量は予測値の117%とかなり良いのだが、1秒あたりの肺活量は97.7%であり肺年齢は71歳と実年齢より3歳ほど歳をとっており、肺気腫が少し有る結果となった。 医師からは「今後出来るだけ風邪を引かない様に」とアドバイスを貰って今回は無罪放免となった。 一時はもし肺癌だったらどうしようかと、秘かに悩んでいたのだが本当に良かった。またPETは定期的に受ける方が良いと言われ、来年また受診をするつもりである。 ところで8月前半から最初右手が朝起きた時むくんでおり、その後、右足がむくんできた。気になっていたので、人間ドックの血液データーなど一式持って今日近くのT内科に行き診てもらった。データー的には問題ないが、浮腫の起こる原因として心臓の動き等も関係するので心臓の状態を超音波で診てもらったが、心臓の動き、弁の状態いずれも問題なかった。それで甲状腺の機能低下が起きてもむくむことが有るので、血液検査をしてみようとなった。結果は1週間くらい先に出るとか。それでも原因が判らない時は専門医を紹介しますということであった。 それにしても68歳と5カ月も年をとるとそろそろ色々の問題が出てくる様である。気持ちだけはいつまでも20代・30代なのだが。年相応に気を付けながら仕事や生活をして行かなくてはならないなと強く思った。
2015年09月11日