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木・日・祝日
明日25日は私の67歳の誕生日である。ところが今日、朝礼時に従業員が特大のケーキを持って来ておめでとうという。どうしたのと聞くと「院長は明日、会務で出張なので誕生日会が出来ないから今日しよう」と思っているという。ビックリサプライズであり、嬉しいことである。 毎年誕生日には従業員からサプライズをいただくが、今年は特別である。 しかしそれにしてもばかでかいケーキである。聞けば広島のコストコというアメリカ資本の会員制ス―パーで買ったという。このスーパーはマツダスタジアムの東隣にあり、昨年オープンした。広島出張の折、新幹線から何時も良く見ているが入った事はない。 昨日の日曜日、スタッフの衛生士2人がわざわざ広島まで買いに行ったとのこと。このケーキは特大サイズのハーフシートケーキで、アメリカ映画のワンシーンで観た事は有るが実物を見るのは初めてである。 早速、物差しで測ったところ、横45センチ、縦33センチ、高さはデコレーションされているバラの花ビラの上までだと9センチを超える。また重さは何と3715グラムで48人分だという。 しかもケーキのデザインはスタッフの衛生士がスポンジ生地やクリーム、デコレーションを選択してセミオーダーしたものだそうである。 広島まで車で行き、ケーキの形を崩さない様にすごく注意を払って持って帰って来たと聞かされた。 誕生日会は7人でしたがとても全部食べられるものでなく、まず4つに切り分けそれをさらに6個に切り分けると丁度24分の1になる。もう一人分も同じように切り分けて食べた。計算すると一人が2人分を食べたことになるが、日本のショートケーキからすれば4個分に相当する分量だと思った。 ケーキに載っているデコレーションの真っ赤なバラの花や、緑の葉っぱなども全てクリームである。またスポンジの中はチョコレートクリームがサンドイッチされ、いったいどれくらいのカロリーが有るのか想像できない。 またケーキを取り分けた容器は食べ終わってみるとデコレーションのクリームの色が付いてさながら芸術的な絵を描いたようになっていた。 食べ終わるともう当分ケーキはいらないと思うほどでゲップが上がってくる、午後仕事中、胃がもたれた感じがした。 残ったケーキは皆で分けて家に持ち帰ってもらう。 それにしても初めての経験であるが、アメリカ人はこの様なものを何時も平気で食べているのであろうか?私の様にめったに食べる事が無ければ問題ないが、いつもこの様なものばかり食べていたら太るし、糖尿病や高脂血症になるであろう。人ごとながら心配する。 それにしても今年もサプライズをくれた従業員スタッフに感謝である。
2014年03月24日
そして次の週の13日には二男夫婦が私たちの誕生会を開いてくれた。場所は広島の白島にある「季節料理・なかしま」である。このお店はミシュランの三つ星店である。 ミシュランに選ばれる前に3回ほど利用した事が有る。二男が広大に勤務していた頃白島に部屋を借りていた事もあり、二男夫婦はかなり常連である。私と家内は3年前に孫娘のお宮参りと「お食い初め」の後、お嫁さんの御両親も交えてここで食事をした。しかしミシュランを獲得してからは初めてである。 広島へ行く間中、車の中で3歳の孫娘は大はしゃぎでしゃべくりまくりである。 ミシュランを獲得して以来、お店は大変忙しくなって今は1日に最大15人ほどしか予約を取らないとか、予約は1か月前の12時から受け付けるのだがすぐ一杯になるとのこと。昔は一品料理もあったが、今はコース料理しか受けていないとおかみさんが話してくれた。 これも御主人の料理にこだわる姿勢からきているとのこと。 ここではその日の料理の献立表も一人ひとり手書きで書いている。またお店にかけてある絵、机の上に敷く上質紙の敷紙(ランチョンマット)に描かれている絵は御主人のお父様が描かれたものとか。1日15人とはいえ一人一人にお品書きを書くなんてびっくりする。御主人の心意気であろう。しかも献立表の最後には「お客様と食材に感謝」と書かれていた。 料理の材料にはどこの産なのか書かれており、自信を持って出していただいているのだと思った。お刺身の入った器は最近特注されたものでガラス製のキリコ様なもので、蓋には中島の家紋と蓋の淵には金が焼き付けて有った。お魚も新鮮でそれだけで旨みが口の中にひろがって来た。お刺身に使われた「わさび」は広島県の吉和産で、おかみさんがわざわざ持って来て見せてくれた。広島県でこんなに立派なわさびが出来るという認識はなく驚いた。
また人気の一品の蓮根まんじゅうは岩国産の蓮根が使われとても美味しかった。おかみさんのお話によると季節・季節で蓮根の水分量が違うので、それを調整しながら同じ品質にするのが大変だとか。 孫娘は最初そうめん1人前をペロット食べた後、我々大人が少しずつ分け与え、全品を食して大ご満悦であった。 最後は酒かすプリンが出たが初めて口にするものでとても美味しかった。 楽しいひと時を過ごさせてくれた息子夫婦・孫娘と「なかしま」さんに感謝である。 今月は思わぬ2回も誕生祝い会をして頂いて大幸せであった。
2014年03月16日
今月は私と家内の誕生月である。6日の日には家内の妹夫婦が食事会に誘ってくれた。尾道の「割烹・東山」で御馳走になる。 「東山」は日本料理の部でミシュランの一つ星を獲得した店である。尾道では老舗のお店で有るが、最近息子さんが帰られて来て、創作料理にも挑戦されているようだ。義妹がおかみさん(御主人の奥様)と仲良しだという事もあって、お嫁に来た頃のことや、移転開業の頃のことなど色々な苦労話なども交えて気さくにお話しをして頂いた。 義弟は会社経営をしているが、彼も私も初代であり、開業の頃の苦労話には納得する事が多かった。どの世界も大変厳しいのだと改めて思った。 義弟(実際は私よりも7カ月ほど兄貴なのだが、法的に義理の弟ということになっている)と私と家内は高校2年生の時の同級生であり、昔からの付き合いも長いのだが、最近は私も義弟も仕事が忙しくゆっくり話をする暇もなかった。ただ家内と義妹はよく連れなって買い物をしたりしているようだ。義弟と私は酒を飲みながら日頃の不義理を言い訳しながら気持ち良くいいお酒が飲めた。 先代のおかみさんが石川県出身という事で、器も九谷焼の器を集められていたとか。 私のご先祖様が九谷焼と関係すると言うと、早速九谷焼の徳利にお酒を入れて持って来ていただいた。 またおかみさんのお話の中で御主人が尾道における「倫理法人会」の立ち上げをお世話されたこと。その後おかみさんも代表を務められたというお話を聴きこのお店の雰囲気に納得した。客商売なのだからどのお店も御客様に対する「おもてなし」は有る。しかし「東山」には口では表現できないどこかが違う感じがする。お客様への感謝の気持ちなどがそこはかとなく伝わって来た。そういう雰囲気の中で新鮮な魚、素材の良さに舌鼓を打って楽しいひと時が過ごせた。有難いことである。 義妹夫婦と「東山」さんに感謝である。
昨日8日は福山歯科衛生士学校、第40期生の卒業式と祝賀会が有った。仕事の関係で卒業式は欠席とさせていただいたが、祝賀会には参加した。 というのも、昨年4月から9月まで2人の実習生を「さいだ歯科医院」で受け入れたことから実習医院・院長先生と言う事で招待を受けた。 彼女たちは一週間前に国家試験も終わり、まだ合格発表はないが、自己採点では全員合格しているという事で、卒業生の顔は明るく輝いていた。 若い女性が着物、袴姿で迎えてくれ、医院で実習した彼女たちがエスコートしてくれとても幸せな気持ちになれた。 そして各実習医院の先生にそれぞれ工夫をした感謝状が贈られた。私は「尾道で歯科を 支えるで賞」という感謝状と花束をいただいた。その感謝状には医院のシンボルマークである「さい」の絵が描いて有った。なかなかの心づかいである。また実習生のMさんからは過分な感謝を込めた一文をいただいた。 半年間の御縁であったが、何か懐かしく、当時が思い出された。 福山衛生士学校は最初1年制の学院から始まり2年制に移行、平成19年からは国の施策で3年制に移行した。3年制に移行したことから全国的には受験者が減少し、廃校になった衛生士学校が数多くある。 しかし歯科衛生士を必要とする歯科院の数はどんどん増え、今衛生士の求人倍率は11倍以上である。今年卒業した40期生は既に全員就職が決まっているとのこと。 女性にとって大学に進学することが悪いことではないが、毎年就活にあくせくしている学生達をみるにつけ、衛生士になればと思う。 手に職をつけることは結婚・子育てが終わってからでもその資格を利用して再就職が容易で有る。今国会で医療法などの改正が検討されているが歯科衛生士も今までは「女子」という文言が有ったが、条文から「女子」の文字を削除するとのこと。これにより男性も衛生士になれる道が開ける。今では看護婦も看護師と名前が変更になり男性看護師も数多く誕生している。これからは女性の職場であった歯科医院にも、男性が進出してくる、まさに雇用の機会均等となるのであろう。 なにわともあれ、40期生の皆さまおめでとうございます。これから衛生士として御活躍をされん事を希望します。
2014年03月09日