|
私は職業柄患者さんの上顎を治療する時は右肩が下がり、口の中を覗き込むようにうつむいて治療する姿勢になってしまう。そのせいか、長年にわたって首肩の凝りがひどい。とりわけ首筋が痛く左に首を回すと肩から首にかけての筋肉に痛みが走る。そして肩から肩甲骨あたりにも痛みが伝わってくる。
歯科医になって以来時々整体には通っていたが、ここ2年以上は、月に2〜4回の整体で、凝りをとってもらうようにしている。
してもらうと一時的には良くなるのだが、1日もすれば元に戻る。それでもひどくならないように維持しているのが現状である。
以前お医者さんに頸椎の形状が正常な人は後ろに反っているが、私の場合はストレートなので、首の後ろ側の筋が常に引っ張られている状態だと指摘された。しかも他の人より首の長さが長いとのこと。首が長いのは中学生頃からクラス写真を撮ると私だけ特に長く写っていたのでやはりそうかと合点した。このため前に首を曲げた時、物理学でいうモーメントが大きくより不利なのだと言われている。頭は5〜6キロの重さがあるためかなりのモーメントになるのだとおもえる。
先日ひょんなことから首枕の存在を知り購入した。この首枕は「16号整形外科」医長で医学博士の山田朱織先生のオリジナルで首肩・首こり、肩痛・肩こり、首の音が鳴る、頭痛・眼痛・めまいの症状がる場合に首に巻くだけで首の悩みが解消と書いてあった。さらに「首の姿勢を正しく整えることで、体のバランスを取り戻し、より健康になるのをお手伝いするのが首枕です」と説明書に書いてあった。重い頭を首枕でサポートするのだが、24時間装着ではなく適度にオン・オフして使うとのこと。
さっそく使ってみたところ少し楽な感じがする。但し、仕事柄日中は出来ないので、仕事が終わって夜書類を書いたり、パソコンや、読書の時だけ使用している。
ただ、今は夏なので結構暑くて汗が出たりするため長時間の使用はきつい。すこし涼しくなってもう少し長く着用出来れば良い結果が出るのかもしれない。
またそのパンフレットの中に夜寝る時の枕の高さが正しければ解決できるとも書いてあった。
いずれにしてもこの苦しみから少しでも早く逃れられれば良いのだが。多分究極的には単に仕事をリタイヤーすれば解決する問題かもしれない。また結果はいずれ報告してみたいと思う。
| |
|