|
最近、TVニュースや新聞などでPCが遠隔操作されて、爆破予告や殺人などのメールが送りつけられ、そのメールを送った人物として4人の人が誤認逮捕されたというニュースがあった。また企業や防衛省などのコンピュータにハッカーが忍び込んで企業秘密や、国家の重要機密を盗まれるなどコンピューターによる犯罪が日常化しているようである。
私の所にも訳のわからないメールが来て、中にはフィッシングの恐れありと警告が出るメールも頻繁に来ます。それらはすぐに削除しているのだが、先日来たメールは、そのような警告もなくメールボックスに来ていた。
それは私が持っているカード会社からのメールで、マークもメール会社のものが張り付けてあり、英文であったが、私のカードの種類を特定して、電話の使用料が$3562.92になっている。24時間以内にこの支払いが私の口座から引き落とされるので注意を促す文面のようであった。
またこの警告が必要でないのなら、ここをクリックしなさいとか、口座の内容とか、最近の使用状況などと書かれたタブがある。今までこんなメールは来た事がなく、日本円で換算するとかなりの請求額なので、1回の限度額を超えているから来たのかなと思った。しかし電話料金をカードで支払う契約はしていない。とりあえず怪しいと思ったが一つタブをクリックしてみたところ、ウイルスバスターがNOと表示したのでそれ以上は進まなかった。
急いでカード会社に電話したところ、カード会社では、けしてそのようなメールを送りはしないとのこと、何件か同じような問い合わせが来ているとのこと。それ以上先に進まないようにして下さいと注意を受けた。
まさにそのカード会社になり済まして偽メールが送られてきたのである。もしウイルスバスターの警告を無視して先に進むと、カードの暗証番号を入力させられたりしてとんでもないことになるのであろう。それにしても本当にカード会社から来たと思わせるほど巧みに装っていた。
それにしても、私のメールアドレスやカードの種類が書かれてあったことから、間違いなくカード情報などが流出しているのではないかと思う。ただカードの暗証番号は漏れていないのであろう。カード会社に問いただしたが、自分たちの所からは漏れていないとの回答。それではどこから漏れたかであるが、海外で使用した事もなく、またカードでの支払いはほとんどしたことがない。たまたま最近DELLのPCをカードで支払ったのでそこから漏れたのかもしれない。いずれにしてもこれからは最新の注意を払い自分をガードしなければならないと感じた。
| |
|