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我が家ではここ3〜4ヶ月食卓に「ごぼう」の料理が多く出てくる。もともと、我が家の味噌汁は具だくさんなのだがやたらと「ごぼう」の具が目立つ。またきんぴらごぼうも最近は良く出ている。 そして何やら泥臭いお茶のようなものまで飲まされる。家内が言うには「ごぼう茶」だと言う。 どこかで聞いてきたのか、本で見たのか、TVで観たのか知らないが、「ごぼう」が老化防止(アンチエイジング)に役立ち、若さが保てると情報を仕入れてきたのが始まりのようである。 スーパーなどに一緒に出かけると必ず「ごぼう」を購入し、そして家に帰ると早速、「ごぼう」を洗った後、袈裟懸けに切って天日で2日ほど干している。それを土瓶でぐつぐつ煮て、多分煎じていると表現したほうがいいのかもしれないが、「ごぼう茶」なるものを作っている。 天日干し 出来たごぼう茶の素 確かに「ごぼう」は繊維質が多く、便秘などには効くと聞いたことが有る。 改めてネットで調べると、そのほかにダイエット、肥満予防、糖尿病予防、コレステロールを抑える、利尿効果、強壮効果、貧血予防、肩こり・冷え性予防、抗酸化作用(美肌効果)、動脈硬化予防、消炎作用・高血圧改善・風邪予防・大腸がん予防・肝機能促進など多くの効用があるのに驚いた。 これだけの効用があるのなら、黙って家内のすることにしたがっているほうが健康に良いかと思われる。 先日も家内が出かけた際、お土産に「ごぼうせんべい」や「山ごぼうの醤油漬」のようなものも買ってきていた。 ところで私の診療室の後ろの畑にやたらと大きく背の高い立派な植物がある。 冬を越し、春ごろからめきめき大きくなって今では私の背丈を越えるぐらいまで成長、何やら棘のような房の中に赤紫の花のようなものを付けている。 ごぼう ごぼうの花 産まれて始めて見るものである。何だろうと興味を持ってみていたが、畑の持ち主の方に植物の名前を聞いたところ、「ごぼう」だという。地下茎の「ごぼう」は知っていても地上の茎や花など知らない、その方は種を採るために抜かないで置いていたとの事。 この生命力の強さを見せ付けられると「ごぼう」の色々の効果もあながち嘘ではないとうなずける気がした。
2012年06月26日
私のブログは2007年8月23日が初出であり、日々の生活の合間、あいまで278個の話題を書いた。大雑把に計算すれば1週間に一件程度である。 今日現在、約5年間で17796件のアクセスであり大まかに計算すれば一日辺り10件程度、1話題当たり64件程度である。いかに低調かがわかる。人気ブログなどは1日に何千件もアクセスが有ると聞いている。 もっとも先月、5月18日に書いた「産まれて初めての広島カープ観戦」では1日に1243件のアクセスがあり信じられないアクセス数に驚いた。ブログのタイトルにも「広島カープ」などキーワードが必要で、中身は世間様の求めているもを書かないと読んでもらえないのだと思った。 仕事も仕事だし、余りにも自己中的なことばかり書いているので仕方ないのかと思っている。しかし私の日常生活の中から話題を探すとなれば、結局の所この程度のブログになるのであろう。
ところでブログにコメントをいただくことがあるが、中にはエッチな怪しいコメントがあったりして、気が付けば直ぐ削除している。それ以外の好意的なコメントは5年間で53件である。 その中で先日驚くべき書き込みがあり、びっくりしている。 2009年9月3日に「ケチャップ」という題でケチャップという名の起こりについて書いたことがある。このブログの中でケチャップという発音について、私の母方の大伯父・東方孝義が書いた「台日新辞書」の中に書かれている内容を紹介した。ところがつい先日、突然に大伯父の孫と名乗られるTさんからコメントをいただきびっくりした。
『はじめまして^^さいだ様が過去にお書きになった東方孝義の孫です。 親戚なんですね。母シゲ子とさいだ様のお母様は知り合いのようですね。 【縁】が時間の波にさらわれちゃう前に発見できてなんだかうれしいです』 私にとっては二従兄弟に当たる方のようだ。その方がどのようにして私のブログにたどり着かれたのか判らないが、本当にこの様な事が現実にあることに驚いている。私の知らない所に、いくばくか血の繋がった人、縁続きの人がいるということに不思議さを感じた。
ブログの書き込みなのでTさんが何処にお住まいなのか解らない。また私の母はすでに他界し、今更Tさんのことを聞き出す術も無いが、チャンスがあればお会いしてみたいものである。 今回、自分のブログについて振り返って見たところ、いかに私が狭い範囲でしか生活していないか、また面白みの無い人間だと気が付いた。 少しは変わらなくてはなるまいな。
2012年06月18日
私のPCはウインドーズー・ヴィスタである。今のメイン機種の1世代前だ。はっきり何日だったか忘れたが5月の終わり頃、突然インタネットの画面が出なくなる。何度クリックしても上下のツールバーは出るのだがweb画面が表示される部分だけ真っ白。 しかもそのツールバーは今までとは少し違った配列になっている。 Yahoo!をホームページにしているのだが、上のバーにYahoo Japan!のタブだけが出て接続していると思われる青い円がぐるぐる廻るのだがそれが終わってもWeb画面が出ない。他のページをだしても真っ白で同じである。カーソルは動くので少なくともPCがフリーズしているとは思えない。 仕方なくYahoo!を止めてGoogle Chrome を使うと普通にインターネットが出来る。とりあえず検索はこれで出来るし、ブログもこれで出来る。ところがメルマガなどでURLを貼り付けてくるものを見ようとクリックするとまた同じ現象が起きてアクセスできない。最初の頃は復元ポイントから復元させるととりあえず見えるのだが、次の日になるとまた同じ状態になる。 そんなことを繰り返していたが全く埒が明かない。 それで、今日は休診日だったので乏しい知識をフル活用して朝から何回も挑戦する。パソコンに少し詳しい人に電話で聞いてみるとそのような話は聴いたことが無いとか? それでもセーフティーモードでやって見たらとアドバイスを受ける。 そこでセーフティーモードに切り替えてやると、とりあえず今までの画面が出てくる。 そこでインターネットに関する接続やセキュリティーなど思いつくものすべてをクリックして確認するが、全くわからない。そこでどこかパソコン専門店が無いかと思い考えた所、家内が「いしい」のお弁当屋さんがインターネットを確かやっているから聞いてみたらと言う。 そういえば以前、尾道市歯科医師会のホームページを作っていただいた、「いしい」の弁当屋さんの子会社「コムショット尾道」を思い出し、パソコンを持ち込む。 症状を話し、見て貰ったが、そのお店の人にとっても初めての現象のようであった。色々、私がしたと同じ事をしながら調べてくれた。なかなか原因が突き止められない。それと同時にお店のPCで「インターネットの画面が出ない」という言葉で検索をかけて調べた所、インターネットエクスプローラー9(IE9)で同様な状況が起こると言う書き込みがあった。どうやらIE9に問題がありそうだと判る。 私のPCはプログラムを自動更新する設定になっており、勝手にIE8からIE9になったものと思われる。そこでIE9をアンインストールしてもらい、IE 8を再度インストールしてもらう。 さらにパソコンを自動更新から手動更新に設定し直してもらった。それ以後はスムーズにインターネット画面が出る。どうやらIE9は私のPCとは相性が悪く欠陥品では無いのだろうか? 少し費用は掛かったが、今までのイライラ感から開放されたことで大いに助かった。
2012年06月14日
先日若松孝二監督の映画「11・25 自決の日」を観た。三島由紀夫が1970年(昭和45年)11月25日に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内東部方面総監部の総監室で森田必勝ら「楯の会」メンバー4人で総監を人質に籠城し、バルコニーから自衛隊の決起、クーデターを促す演説をした直後、総監室で割腹自決した事実をその 時代背景と三島氏の思想から迫った映画であった。 ところで 9・11、3・11、11・25と11が並ぶと何か事件が起こるのであろうか? この事件はまだ私が大学の実験室で修士論文の研究にいそしんでいた時で、研究室のラジオから、臨時ニュースを聞いて大いに驚いたことを覚えている。 しかしノーベル文学賞候補の三島由紀夫氏が何故そんなことをしたのか当時の私には理解が出来なかった。時折読む週刊誌でかっこいい制服を着ている「楯の会のメンバー等」の写真は見ていたし、事件後の週刊誌に自決現場の衝撃的な写真が載っていた。しかしその事件の背景などには余り興味も無かった。 映画パンフレットの〈STORY〉によれば『「仮面の告白」「金閣寺」「憂国」など、次々に話題作を発表し、人気絶頂にあった文豪・三島由紀夫。時は学生運動全盛期。三島は文筆の傍ら、民族派の若者達を組織化し、有事の際には自衛隊と共に決起すべく訓練に励む。しかし、警察権力の前に、自衛隊は出動の機会すら得られない情況が続き、苛立ちを募らせる三島と楯の会の若き隊員たち。そして、ついに決断の時が訪れる・・・・・』とある。 昭和44年頃は新左翼系の学生運動が激しく私が在籍していた広島大学でも大学封鎖が行われ、合同卒業式は無く各学部で行われた。工学部生だった私は、機械科の実験棟で立ったままの卒業式であった。また卒業証書には学長の名前が無く、学長代行と記されている。 このたび映画を観て日本国が「赤化して行くのではないか」という恐れを持ち、国を守るべき自衛隊が国軍としての役割が担えない事に対する苛立ち、象徴天皇制への反発などがあって三島氏が決起したのではと少し理解が出来た気がする。映画では自衛隊を決起させ国会に乗り込み憲法改正を迫るのだとしていた。当時のニュース映像を所々に配し三島氏の考えを補完している様だった。バルコニーでの演説は当初30分の予定であったが、自衛隊員の野次と怒号で7分間で中断された。恐らく彼は絶望の淵に立ったまま自決したのであろう。その後40年以上が経過したが当時と今と状況は何も変わってはいないようだ。 その日にもう1本「ファイナル・ジャッジメント」という宗教法人「幸福の科学」が製作した映画を観た。この映画はアジアの大国オウラン国が日本を占領し、日本国がオウラン国の極東省になる話から始まっていた。それを新しい救世主が現れて日本を救うというお話でしたが、私が気になったのは、宗教の話ではなく、日本国が占領されるという問題。 恐らく多くの方は映画のストーリだと思われるでしょうが、ネットの世界ではそうでもないようなことが多く書き込まれています。 中国外務省からの流出地図といわれる2050年の中国人民共和国地図がありますが、そこには名古屋から以西は中華人民共和国東海省と明記され、それより東は日本自治区と書かれている。この地図と映画が妙に私の心に引っかかった。 2050年極東マップ 赤い部分がメタンハイドレード分布図 日本が半分しか中国のものになっていないのは、後38年間で日本人全部を抹殺できないこと、また名古屋より西側の南海トラフには大量のメタンハイドレード等の資源が豊富にあるためそれを採掘するのに中国領土のほうが便利が良いとネットには書き込まれている。 映画や地図は架空のことかも知れないが、2本の映画に共通するものは日本国の今後のありようを考える時が来たことを暗示しているのかも知れない。
2012年06月07日