先日公開中の「猿の惑星・創世記ジェネシス」を観た。今から40数年前(1968年公開)に初めて観た「猿の惑星」は二人の宇宙飛行士が自動操縦での帰還中、ある惑星に不時着した。そこはなんと、人間がサルに支配された惑星だった。そしてそのラストシーンで砂の中に半分埋もれた自由の女神を宇宙飛行士が発見し、不時着したと思っていた天体が実は地球であったという事実に気付いた時、宇宙飛行士と共に私自身に衝撃が走った事を今でもはっきり覚えている。
その後「続・猿の惑星」、「新・猿の惑星」、「猿の惑星・征服」、「最後の猿の惑星」と作られ全部観た記憶がある。インターネットで検索すると2001年にも「Planet of the Apes 猿の惑星」が作られていたが、この映画は観ていない。
今回の映画は、猿がどのようにして高度な知能を持ったのかを示す映画であり、パンフレットからあらすじを引用すれば「現代のサンフランシスコを舞台に、新進気鋭の科学者ウイルがアルツハイマー病に利く新薬を開発中に、実験中のメス猿が暴れ射殺される。ウイルはその母親から生まれた赤ん坊を自宅に持ち帰り、シーザーと名付けて密かに育てる。母ザルの特殊な遺伝子を受け継いだシーザーはすくすくと成長するが、ある事件をきっかけに霊長類保護施設に入れられてしまう。このときすでに育ての親であるウイルの想像をはるかに超え、並外れた知能を有したシーザーは、人間の愚かさに失望してある決意のもとに動き出す。それは地球上の生物の進化の概念を覆し、新たな神話の序章となる壮大な戦いだった・・・・。」とある。
出てくるサルの名前は「シーザー」でこれは1972年のシリーズ第4作目の「猿の惑星・征服」に出てくる反乱を起こす猿と同じ名前である。
今回の映画の中のシーンにTVニュースで宇宙船の話しがあり、最後の場面で新薬開発に使ったウイルスに感染した飛行機のパイロットが勤務に着こうとしている場面、そして全世界を繋ぐ飛行路線が出ていた。多分この次の2作目は地球全体がこのウィルスに犯され人類が滅び、猿の惑星となり、そこへ宇宙飛行士が帰ってくるという、40数年前の映画の最初の場面に行き着くという筋書きでは無いかと想像した。
40数年前の映画の猿はメイクで作り上げていたが今回の映画はCGでその見事さに驚く。とてもCGとは思えず、本当のチンパンジーでは無いかとさえも思ってしまう出来栄えだ。