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12/21 映画「人生をしまう時間」を観て
12/10 年末詐欺にご用心
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映画「人生をしまう時間」を観て

 先日、来年1月開催の「尾道市北部圏域ネットワーク(医療・介護連携)会議」の参加案内が送られてきた。今回は退院時のケアカンファレンスをロールプレーをしながら意見交換をするとの案内であった。そんな折、たまたま映画「人生をしまう時間(とき)」が封切られシネマ尾道に観に行った。
 パンフレットにはNHK BS1スペシャル「在宅死”死に際の医療“200日の記録」に新たなシーンを加え、再編集をほどこした待望の映画化とあった。私は残念ながらNHKの番組は観ていなかったので内容に驚くことが多かった。
さらにパンフレットから引用すると『東大病院の名外科医がたどりついた最後の現場それは「在宅」の終末期医療だった。超高齢化が進み、やがて多死時代を迎える日本。近年、国は医療費抑制のため終末期医療の場所を病院から自宅に移す政策をとってきた。同時に、家族に看取られて、穏やかになくなっていくことを目指す「在宅死」への関心が高まってきている。しかし家族との関係や経済力など事情はそれぞれ。「理想の最後」の厳しい現実が立ちはだかることもある。
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 都会の片隅で、「在宅死」と向き合うベテラン医師がいる。埼玉県新座市の「堀ノ内病院」に勤める小堀鷗一郎医師、80歳。森鴎外の孫で、東大病院の名外科医だった彼がたどりついた最後の現場が在宅の終末期医療だった。患者と家族とともに様々な難問に向き合い、奔走する医師や看護師、ケアマネージャーたち。一人ひとりの人生に終わりに、医療に何ができるのか。映画は、地域の在宅医療に携わる人々の活動に密着し、命の現場を記録した。』
 いくつかのケースが描かれているが、ひとり暮らしの老人のケース、お金に余裕が無く夫がひとりで妻を在宅介護しているケース等。小堀医師は80歳だがミニパジェロを自分で運転しながら各家庭を回る。最近高齢者による事故が多く報道されて免許の自主返還が言われているが、小堀医師から車を取り上げるの酷だなと思った。
 もうひとりの医師・堀越は娘(52歳)が子宮頸がんで母親(77歳)が介護しているケースを受け持っていたが、途中からモルヒネを使用しながら緩和ケアを取り入れ最後は穏やかな顔で逝った話などケアをする母親の苦悩なども映し出されていた。介護する人の大変さもあるが、介護されるひとが感謝しながら生活していく姿に心を打たれる多くの場面があった。
 一番心に残ったのは全盲の娘・広美(47歳)が84歳の末期の肺がんを患う父親を在宅介護するケースであった。全盲でありながらかいがいしく介護をしていた。本来なら施設介護が妥当なのかもしれないが、父親は全盲の娘ことを思って在宅で闘病することを希望した。何回か往診して柿が色づいてきた頃、娘さんから緊急連絡が入り駆けつけた小堀医師は容態を確かめ、娘を父親の枕元に呼び寄せ「手を握ってあげて。やっぱりお父さん、これが最後だね」と、父親の心臓はほとんど止まりかけて微かな呼吸だけが残っていた。小堀医師「広美さんここに来てのどを触ったらわかるよ」、広美「ああ喉仏がちゃんと上下して息しています」「それが止まったらそれが最後だよ」 しばらくして喉の動きが止まり広美さんの手に父がつきたことを告げる。
 この場面を観ながら私は両親の最後を看取った時の状況を思い出した。父親は13年前病院で最後を迎えた。私が駆けつけた時はすでにAEDで救命処置をしてもらっていたが、心臓は心室細動の状態であった。頑張れと声はかけたものの逆に「親父よく頑張った」という思い募り、救命処置をやめてもらう。しばらく心室細動が続き目はわずかに開いて薄目状態であった。私がまぶたを閉じてやると心電図はスーッと横一直線になった。顔は穏やかな顔をしていた。
 母親は9年前に施設で亡くなった。前の晩から泊まり込んでいた家内から電話が入り急行したがすでに意識は無く弱々しい呼吸をしていた。母親の手を握り体をさすったところ閉じた目から涙が一筋こぼれ出た。意識は少しあったのだろうが2時間もしない内に呼吸は完全に止まった。幸いにもわたしは両親の最期の瞬間を見届けることが出来、映画で広美さんが父親の死の瞬間を感じ取った画面と重なっていた。
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 今までは看取る側であったがこれからは看取られる立場になる、終活だと言いながらまだそこへは思い至ってはいない。先月「ACP 人生会議」のポスターが物議をかもし厚労省は配布を取りやめたが、これからは本当に最期をどう過ごしたいのかよくよく考えをまとめなくてはと思う。私だけの問題ではなく同年代全員に関係してくることだと思う。

2019年12月21日

年末詐欺にご用心

 先日、SMBCのカードをだれかに悪用されかけているので取引を遮断した。回復するために、下記のアドレスにアクセスしてパスワードとカードナンバーを登録するように誘ったメールが届く。おかしいと思い削除して放っておいた。5日程経って削除済アイテムに入れていたメールを見ると文章が消えていた。
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左肩のマークをクリックするとGoogle safe Browsingの画面が出てきた。このGoogleセーフブラウジングは、Googleが提供するブラックリストサービスで、マルウエアやフィッシングコンテンツを含むWebリソースURL提供してくれるもので、どうやら間違いなくパスワードやカードナンバーを盗むための詐欺メールであったのであろう。今年は年明けに私がアダルトビデオを見ている映像を私のコンピューターを操作して録画をしている。ばらまかれたくなかったらビットコインで899ドル分を送るようにと言う内容のメールも届いた。その後もほぼ同じ内容で4回くらい届いた。詳細は2月3日のブログに書いた。
 さらに4日程前に家内に重要なお知らせですので必ず開封して下さいという葉書が来た。
    IMG_20191208_0001.jpg-1.jpg
開封してみたところ「未納料金お支払いのお願い」とあって請求内容は『貴殿が以前携帯で利用した有料番組サイト等ご利用料金のお支払いの確認が出来ておりません。本件につきましては債権者様と貴殿との間で締結された電子消費者契約上における契約不履行に抵触したため、弊社が債権者様から債権回収の依頼を正式に受理しましたので、今後弊社がご請求させていただきます。』
法務大臣許可第47 保証協会債権回収株式会社 東京都中央区日本橋浜町3-35-4-6F
お問い合わせは下記電話番号(050−5373−8162)までお願いいたしますと記載されている。通常なら固定電話の番号が記載されるはずだがこの葉書は携帯電話が記載されているので怪しいと思った。
 保証協会債権回収株式会社を検索したところホームページがあり、「2019.12.04 重要 弊社をかたった郵便物にご注意ください」とでていた。なお葉書記載の会社名も住所も正しかった。
「最近、弊社を装った郵便物が送付されたとの連絡がありました。郵便物の中で、「未納料金のお知らせ」として、携帯電話で利用された有料サイトの料金が未納となっている」などとして、問い合わせの電話番号が記載されているものです。
弊社は全国51の信用保証協会の共同出資により設立された会社で、現在信用保証協会が有する求債権以外の受託債権はございません。
万一、不審な郵便物があった場合には、事前に当社窓口までお問い合わせいただくとともに、最寄りの警察署や、消費者センターなどにもご相談いただきますようにお願いいたします。
令和元年12月4日 保証協会債権回収株式会社」とあった。
家内は有料サイトなど身に覚えのないことでありとんでもないと怒っている。
どこからか名前と住所を入手して葉書をよこしたのであろうが、この葉書には「*お客様の個人情報の取り扱いについては、極めて重要な情報資産と認識しており、適法かつ公正な方法で取得を行い、適切に利用、管理、保護させていただきます。」と書いてある。
不正な方法で名前と住所を手に入れているくせに、書いてあることとやっていることが全くチグハグである。さらに御丁寧に「弊社は最近多発している悪質な架空請求業者ではありません。」と書いてある。いかにも本物らしく装っており引っかかる人も出てくるのではないだろうか。
 昨日神奈川県庁のデーターの入っているハードデスクがネットオークションで売られ、そのハードデスクの廃棄を依頼された会社の元従業員が盗んで捕まるという事件があった。このように至るところで個人情報は漏れ出ているのであろう。以前、家内に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」という架空請求の葉書が来たことがある。この件も平成30年3月30日のブログに書いた。
このときと同じ名簿が出回っているのかもしれない。
例えば通販で物を買ったり、キャッシュレスで買い物をするとそれらがビックデーターとなり流出すればいくらでもこのような詐欺葉書が来る。いずれ日本人全てのデーターは誰かに握られてしまうのであろう。私も老人になり引っ掛かり安くなって来ているかもしれない。気をつけなくては。

2019年12月10日

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