１．予診表。健康調査表の記入

２．問診、初診コンサルテーション

３．初診時検査（口腔内の資料採取）

１） 口腔内規格写真（5枚）
虫歯や歯肉の状態などを調べるために お口の中の写真を撮らせていただきます。

２） レントゲン検査（パノラマ、デンタル写真）
虫歯や歯周病の進行状況を調べます。
さいだ歯科ではデジタルレントゲンを導入しています。チエアーサイドのモニターでレントゲンをすぐ確認できます。

３） 歯周病検査
歯科衛生士が歯周病についての説明をさせていただき、その後、歯周病の進 行状況を詳しく調べます。

４） 唾液検査
今後の虫歯予防のために、あなたの虫歯のなり易さを判断するために、ご希望の方、または、虫歯の多い方には唾液検査をおすすめします。ミュータンス菌やラクトバチラス菌、唾液の働きなどについて調べます。 　　　
※保険適用外になります。

５） スタディモデル採取
複雑な治療が予想されるような方にはお口の中全体の上・下の型をとり、模型を製作します。（スタディモデルといいます）

１．今後の治療を行うために大切なことですの で検査結果のご説明をさせていただき、それに基づいて治療の予定、計画をご相談いたします。

２．より複雑な治療が必要な方には、スタディモデル、X線写真などをもとに詳しい治療計画を立案し、院長又は、担当医により説明、相談いたします。

３．歯周病についての詳しいご説明が必要な方には歯科衛生士より説明をいたします。

成人の患者様の大半の方は歯周病にかかっています。虫歯の治療の前にまず歯周病の治療（初期治療）を行います。歯周病の治療を行わずに歯にかぶせ物（冠）のセットなどを行うと正確な型が取れず適合の悪いものができたり冠をセットした後に早期に（数ヶ月～数年で）歯肉が退縮して見た目が悪くなってしまう等の不具合が起こり、せっかくの治療がより良いものではなくなります。
虫歯の治療の前に、ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング（歯石除去のこと）、PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）等を行い、歯周病を十分治療する事が必要です。

１） ブラッシング指導
歯周病の第一歩はまず患者様によるブラッシングです。自分では出来ているつもりでも磨き残しが色々なところにあるはずです。
どういう風に磨いたらよいか歯科衛生士が丁寧にご指導いたします。場合によってはお口の中の細菌を位相差顕微鏡で見ていただきます。

２） スケーリング
歯と歯茎の境目には、自分では気づかなくても結構歯石がついています。
この歯石を超音波の器機で除去します。

３） ルートプレーニング
歯周病が進行してくると、歯茎の奥深く歯根の見えない部分に歯石が付いてきます。
この歯根の表面についた歯石を丁寧に除去し、つるつるにすることで、新しい歯垢や歯石が付きにくく、歯肉の炎症が改善されます。

４） PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥースクリーニング）
ご自分ではなかなか磨けない歯と歯の間や冠の入った歯のヘリの部分などは、歯垢が付きやすく歯周病や虫歯の発生しやすい危険な部分です。こういう所を歯科衛生士によって集中的に清掃することで歯周病や虫歯の予防に大きな効果があります。

基本的には歯周病初期治療が終了した後に、歯科医により虫歯の治療を行います。歯の神経の治療をしたり、詰め物をしたり、あるいは冠やブリッジ、義歯を製作します。

インプラント治療も歯周病初期治療の後に行うことになります。

さいだ歯科医院では治療の基本原理を重視し、１つ１つの治療がより精密で、質の高いものであるように心がけて治療をおこないます。

治療が終了したら、初診のときと同様に検査を行い、歯周病や虫歯の治療の状態をチェックし、担当の歯科衛生士から結果についてお伝えいたします。
その後は定期検診、（メンテナンス）に移行していただきます。定期的に来院して頂き、歯周病や虫歯のチェック、お口の中のクリーニングなどをすることによって、歯周病や虫歯の再発を防ぐことができます。
ぜひ予防の為、定期検診においで下さい。

メンテナンスは治療ではありません。
あなたの担当歯科衛生士がお待ちしております。