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01/25 尾道市における恐怖の少子化!
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大先生(元院長)のブログ

2021年を振り返って

毎年この時期になると新聞やTV等で今年の十大ニュースなどの特集が組み込まれる。それを見ながら私の十大ニュースを考えてみるのだが、今年はどう振り返っても十個もなさそうである。
今年を振り返るとなんと言っても一番は
@ コロナ感染、医院16日間休診、
5月半ば、院長である息子が最初発熱しPCR検査でコロナと診断され隔離施設へ入る。従業員全員が濃厚接触者となりPCR検査を受けたところ、私を含めた3人が陽性と判定される。私はJA尾道総合病院に6日間入院し、他の2人の従業員はホテル隔離となった。また陰性であった他の従業員、息子の家族、私の家内も濃厚接触者ということでそれぞれ2週間の自宅待機となり「さいだ歯科医院」は16日間休院をした。
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私は医療従事者のため先行してワクチン接種を受け、しかも2回目を接種した後で感染が発覚。当時マスコミの報道ではワクチン接種をすれば全てが解決すると言っていたので本当に驚く。最近は2回接種した人でも感染し、ブレイクスルーだと言っている。本当に馬鹿にしている。生まれて初めて入院を経験したが幸い症状は何もなくただ本を読んで過ごしただけで、チョット骨休みが出来たのかも知れない。しかし「さいだ歯科医院」はその間収入もなく痛手であった。さらにこのことで患者様の足が遠のいたが最近やっと患者数が戻ってきた。
A 「さいだ歯科医院」が11月6日に開業35周年という節目を迎えた。5年前に息子と院長を交代して勤務医をしているが、創業者としては感慨ひとしおである。
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B 海外旅行、国内旅行ともどこへも行けなかった。
昨年の2月頃からコロナウイルス(武漢ウイルス)が世界中に広まり多くの国でロックダウンなどが行われた、日本でも何回か緊急事態宣言が出され、海外渡航の禁止、飲食店への休業要請などありとあらゆるものが規制された。おかげで私も海外旅行は昨年2月にインドに行ったのを最後にSTOP、また国内旅行も昨年3月に沖縄の孫に会いに行ったのが最後である。その時沖縄で尾道に於いて3人のコロナ患者が初めて出たとTVニュースが言っていた。その後あれよあれよという間に日本全国に拡がっていった。
来年3月に後期高齢者になる私としては体力から考え、海外旅行可能な時間がだんだん短くなりタイムリミットが近づいてきている。早くコロナが収束して海外へまた行きたいものである。
C 尾道市歯科医師会創立100周年記念式典出席
1月17日に「尾道市歯科医師会創立100周年記念式典」があり出席した。正に節目の式典に出られて感無量であった。当日は歴代会長表彰が有り13代会長として功労表彰を受けた。さらに永年在籍者ということでも表彰状をいただいた。この歳になると表彰など縁遠い代物であり嬉しかった。
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D 「話し中」の信号を発しない受付電話
電話は通常使用中に他者から電話があると「ぷー・ぷー・ぷー・・」と鳴って相手側にただいま使用中ですとお知らせするはずなのに、いつまでも「リーン・リーン・リーン・・・・・」と呼び出し音が鳴る。そのため掛けてきた患者様がいつまでも待たされたとご立腹された。全く寝耳に水だったので、電話機設置業者やNTTに対応をお願いしたがビジネスホンで、機種も古く無理だと言われ諦めた。いずれは新機種にと思う。
E 家庭菜園での野菜作り
  コロナでどこも行けないし、行くとなればマスクをして出かけなくてはならない。しかし畑仕事なら周りに人はなく密にはならない。しかもマスク無しで出来るので足繁く通った。お陰で じゃが芋、タマネギ、茄子、キュウリ、トマト、オクラ、シシトウ、サツマイモ、大根、柿など少しずつではあるが随分堪能させてもらった。
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 ところで現在日本の食料自給率はカロリーベースで40%を切り多くの食料を他国からの輸入に頼っている。野菜類は主に中国から輸入され安くスーパーなどで売られている。もし中国がTPPに加入するとなれば、関税は撤廃され野菜などの食品はもっと安く売られるようになる。一見良いことのように見えるが、実は日本の農家は経営が厳しく、さらに少子高齢化が進み農家の後継ぎがいなくなり、耕作放棄地が増えている。国産の野菜が手に入らなくなり輸入が増大する。尖閣諸島の沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船にぶつかってきて、その船長を逮捕した事件があった。その時中国はすぐさま対抗手段として半導体などの生産に必要なレアアースの輸出を禁止した。そのため日本の工業界は大変な打撃を受けた。それと同じようにある国が食料品の輸出を制限すると日本は食糧不足に陥り、餓死者が出てくる。自給率から考えたとき極端な言い方をすれば6割の日本人が餓死することになる。これこそが食料品を武器に日本国を占領する作戦「蔬菜作戦」と言われるものである。鉄炮の玉も、核兵器も要らない。易々と乗っ取られるのである。食料安全保障の観点から皆が出来るだけ耕作放棄地などを借り受け家庭菜園などで少しでも自給自足をするのが良いのではなかろうか。
ここまで書いたがこれ以上特段のニュースがない。今年は六大ニュースになった。

2021年12月23日

ウォーキングの始める。

 私は30年以上、毎年8月に定期健康診断を受けている。今年も8月終わりに検診結果が届いた。毎回コメントに「肥満傾向、脂肪肝を認めます。バランスのとれた食事と適度な運動を心がけ、体重のコントロールに努めましょう」と記載されている。
 酒は日本酒にして一合程度、ビールなら缶ビール1本程度、たまにもう少し多い時もあるが毎日飲んでいる。外食は滅多にしないし、家内がつくる食事はバランスもとれていると思っている。しかし運動だけはからっきし駄目である。
 1ヵ月に1〜2回くらい、家内と散歩に行くのが関の山で、後は通勤のため家から駐車場まで歩き、診療室内を歩く程度である。また農作業をするときは歩いたりしゃがんだり、立ったりはするがそれほどの運動量はない。
 本やインターネットを見ると『高齢者に対しては、「ストレッチングや体操を1日10分程度」、「散歩やウォーキングを1日20分程度」、「下肢および体幹部の筋力トレーニングを1週間に2回程度」のいずれかの運動を年齢や身体能力に応じて行うことが推奨されています。また筋肉量の維持や増強には、運動が欠かせません。筋肉量を維持するためには、少なくとも1日6,000〜8,000歩は歩くことが必要ですが、さらに筋力を増やすには筋力トレーニング(筋トレ)を行う必要があります』と書いてある。
 いかにしても少し考えなくてはと思っていたところ、家内が6月終わり頃から毎日5,500歩程度を歩くようになった。
 そこで思いきって歩くことを決め、スマホを持って休日は朝6時頃から自宅から西に向かい吉和漁港の先、福地浜1番踏切まで歩きUターンして祇園橋まで歩きそこでUターンして自宅に帰る。それで大体6.5km,7,5000歩ぐらいで、所要時間およそ1時間。
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 仕事の日は昼休みに「さいだ歯科院」から宮前橋を渡り藤井川の東側を遊亀橋まで歩きUターン、国道184号線の西側を歩き三成商店街の旧道に入り三美園口の交差点まで歩きそこでUーターンして診療室まで帰ってくるコースを歩く、大体5.5km、5,700歩程度で所要時間45分くらいの行程である。
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 もうすぐ歩き出して3ヶ月になるが体重は4〜5kg程度減少し、BMIが適正範囲に入った。それと今までさほど便秘傾向は無かったが、歩くと腸の運動が活発化するのか排便も快便である。
 また歩くことによって色々季節を感じたりする。歩き始めた9月の頃は歩き終わると汗びっしょりであったが今頃はあまり汗も出なくなった。そして今日朝は路上駐車をしている車に霜が降りフロントガラスは白く凍っていた。また吉和漁港辺りから見ると尾道水道に朝日が差し込んできれいである。船を係留する浮きの上にアオサギがいたりする。
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また藤井川には鯉が泳いでいたり、渡り鳥の鴨が泳いでいたりする風景を見ながら歩くのは楽しい。
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 健康長寿ネットによると高齢者の運動習慣がある人とは「1回30分以上運動を週2回以上、1年以上継続している人のことを言う」とあった。
厚労省の調査では運動習慣のある人は65才以上の男性で46.2%、女性では39.0%となっている。また65才以上の男性の1日の平均値は5,597歩、女性では4,726歩であり健康日本21(第二次)の目標値である男性7,000歩、女性6,000には届いていない。私はウォーキングと診療室で歩く歩数を合計すれば何とか目標値をクリヤーできるのではと思っている。
歩き始めてから雨の日の2日と訪問診療に出かけた2日以外は今のところ毎日歩けている。これからも歩き続けてまずは1年継続しようと思う。

2021年11月28日

食の安全保障

 私は以前から伊勢雅臣氏発行のメルマガjog(Japan On the Globe)「国際派日本人養成講座」(https://www.mag2.com/m/0000000699)が毎週日曜日にメール配信され
読んでいる。
 この度11月7日のテーマーは「家族農業で『食の安全保障』を」であった。内容は石川県能美市の西田栄喜さんご夫妻が二人でサッカーグラウンド半分ほどしかない畑を耕し、年間600万円もの収入を得る「日本一小さい専業農家」について書いてあった。
 なお私の祖父の母親の里が同じ能美市でしかも西田と言う名だったので、親戚ではないと思うが興味を持って読んだ。その中で日本の食料自給率の問題が書いてありその部分が特に気になりそのところを引用させていただく。
『■1.国民のいのちを護る「食の安全保障」
 新たに発足した岸田内閣では「経済安全保障担当大臣」が登場しました。半導体や医薬品、蓄電池、レアアースといった分野での自立を目指すということで、国家の安全保障として重要な課題です。
 これとともに、筆者は、国民のいのちを護る「食の安全保障」も見過ごすことはできないと考えています。拙著『この国の希望のかたち 新日本文明の可能性』[伊勢]では、我が国の農業が危機的な状況にある、として、次のようなデータを提示しました。
・食糧のカロリーベースでの自給率は37%(2018)。台湾海峡が戦火に覆わて輸入が閉ざされれば、途端に食糧不足となります。大東亜戦争末期から終戦直後にかけての食糧難は、米潜水艦による輸送船撃沈、および国内各港の機雷による封鎖で、食料輸入がストップした事が主要因でした。
・我が国の農業従事者は168万人(2019)。平均年齢は67歳。ここ10年ほどは毎年10万人のペースで減少しています。このペースが続いたら、あと20年足らずで農業従事者はゼロになってしまいます。
・耕地面積は442万ヘクタール(2018)ありますが、そのうち37万ヘクタール、8.3%が利用されていません。また、耕作の放棄で荒廃した荒廃農地が28万ヘクタールもあります。未利用農地と荒廃農地を合わせて65万ヘクタール。耕地面積全体の15%、栃木県よりも広い農地が放棄されている、ということになります。
 我が国の農業は崩壊への道を歩んでおり、「食の安全保障」はなおざりにされています。
■2.スイスの小学生が1個80円もする卵を買う理由
 戦後長らく、世界のどこからでも安い食糧を好きなだけ輸入してきた我々日本国民は「食の安全保障」に関しての危機感が麻痺しています。農業経済学を専門とされる鈴木宣弘・東京大学大学院教授は、「食の安全保障」に関する外国での意識の高さについて、次のように紹介しています。

スイスのとある街で、小学生くらいにしか見えない女の子が1個80円もする卵を買っていたので、その理由を聞いたところ(元NHKの記者で、世界の農業問題を長年取材してきた倉石久壽氏)、その子は「これを買うことで生産者の皆さんの生活も支えられ、そのおかげで私たちの生活も成り立つのだから、高くても当たり前でしょう」と、いとも簡単に答えたのだという。[鈴木、1,551]
 
また現代社会では、「食の安全保障」は量の問題だけでなく、残留農薬や遺伝子組み換えなど健康への影響も考えなければなりません。

カナダの牛乳は1リットル当たり約300円で、日本より大幅に高い。だが、消費者はそれに不満を持っていないという。筆者の研究室の学生がおこなったアンケート調査に、カナダの消費者から「アメリカ産の遺伝子組み換え(GM)成長ホルモン入り牛乳は不安だから、カナダ産を支えたい」という趣旨の回答が寄せられていた。[鈴木、539]

 単に「安いから」という理由だけで、外国産の食糧に頼っていては、ある時、突然手に入らなくなったり、重大な健康被害が発覚する、というリスクがあります。そういうリスクをいかに下げるか、を「食の安全保障」として日頃から考えておかなければならないのです。』
引用ここまで。
 この文を読みながらそういえば「さいだ歯科医院」の周りでも畑や田んぼが造成され随分と家が建ってきた。また最近は耕作放棄地に多くのソーラーパネルが設置されてきている。さらに山の上でも木が切られソーラーパネルが設置されてきている。日本は本当に大変な方向に向かっていると思った。
 私は家庭菜園で少しばかりの野菜を作ったりしている。今は大根が収穫時期を迎えており先日従業員さんにもお裾別けをした。
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私がつくった野菜などは孫にも食べさせるので農薬は一切使用しない。また11月3日には種から育てていた玉ネギの苗を植えた。来年の5月に収穫予定である。実際、僅かな種類と量をつくるだけであるが、私がつくった野菜が食卓にのるとついつい嬉しくなってしまう。
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 昨日近所のOさんと話したとき大根の出来具合を見ながらOさんが「先生、農業と歯医者とどちらが本職かいね」と言われ何かすごく嬉しくなった。
今年は次郎柿もかなり豊作で大いに楽しめた。
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 これからも元気でいる間、野菜などを作ろうと思う。
 余談だが「さいだ歯科医院」は昨日11月6日に開業35周年を迎え従業員さん達からお祝のお花をいただいた。

2021年11月07日

これって温暖化?

 医院の技工室横に30年ほど前にキンモクセイ(金木犀)植えた。毎年10月になると花が咲き芳しい匂いを振りまいてくれる。またその横に10年ほど前にギンモクセイ(銀木犀)も植えている。
10月20日頃そういえば今年はキンモクセイのにおいがしないなと気が付く。例年なら10月の初旬に花が咲き、芳しい匂いがする。そして2週間もすれば花が散って仕舞う。
そこでそばに行き枝を観察してみたが小さな花の芽らしきものはあるものの、全く花が咲く気配すら無いようであった。
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毎日観察していると少しずつ花芽が大きくなってきて昨日はいよいよ咲きそうな気がした。それで本日31日、休みにも拘わらず医院に出かけてって見たところキンモクセイの花が1〜2輪咲き始め、芳しい匂いもしていた。桜の花の開花宣言ではないがキンモクセイの開花宣言である。ギンモクセイも花の芽は少ないが少し咲いていた。
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 ところでキンモクセイを植えて30年ほどになるが今年のようなことはなかった。これって温暖化のせいなの、それとも今年の異常気象なのか判らない。来月英国で気候サミットCOP26が開かれ、より強いCO2排出削減が議論される予定である。27日には国連総会に絶滅した恐竜が乱入して「絶滅を選ぶな」と地球温暖化防止の演説をしたというニュースがあった。(You Tubeで見られます)
確かに近年日本各地でゲリラ豪雨が有ったり、夏の気温が40℃を超えたりする日がある。これを見る限り異常気象と思える。今年はこの尾道では10月15日頃まで毎日気温が夏日であったのがキンモクセイの開花が遅れたおおきな理由なのかも知れない。
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    (Yahoo news より)           (毎日新聞より) 
 今年のノー−ベル物理学賞は大気中のCO2濃度が気候に与える影響を数値で解明した米国プリンストン大学上席研究院の真鍋淑カ氏が選ばれた。彼の理論はCO2 が増えると地球の温度が上昇することを計算で示したことである。
ただ地球の氷河期はミランコビッチサイクル(令和3年1月4日アップの拙ブログ「2021年を迎えて、温暖化対策」参照)によりほぼ10万年サイクルで氷河期と間氷期を繰り返すと言われており今は7万年前に始まった氷河期がおよそ1万数千年前に終わり、現在間氷期だが徐々に氷河期に向かっている。
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         (国立研究開発法人海洋研究開発HPより)
但し人間が出すCO2がそのスピードを遅くするために温暖化が進んでいるように感じているのかも知れない。いずれ氷河期がくることには間違いないのであろう。その頃には私は地球上に存在しないが、その時の暖房はどうするのだろう。雨や雪が降る日数が増えれば、当然太陽光発電では追いつかなくなるであろうし。本当にどうするのだろうかと心配してしまう?

2021年10月31日

サツマイモの日

 先日技工室のカレンダーを見ていたら10月13日が「サツマイモの日」と書いてあった。初めて知った。10月と言えばちょうどサツマイモの収穫時期である。私も6月に植えたサツマイモをそろそろ収穫をしなくてはと思っていた矢先なのでご丁寧にお知らせしてくれているのかと思った。
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 しかし良く考えれば日本列島南から北と細長いのでサツマイモの収穫日も少し違うのではないかと考えネットで調べてみた。すると埼玉県川越市の「川越いも友の会」が1987年に江戸時代からあったサツマイモのおいしさを褒める言葉「栗(九里)より(四里)うまい十三里(13=9+4)」と川越が江戸から約13里(52キロメートル)ほど離れていることにちなんで10月13日を「さつまいもの日」に制定したのだそうです。
 ところでサツマイモについては色々の思い出がある。私が生まれる前、我家は呉の大空襲で家も家財も一切を焼け出され、しかも終戦で父親は職を失い生活は貧困であった。そのため栗を小さいときに食したことがなかった。食事も芋(たいていは蒸し芋)などの代用食が多く、母親が苦し紛れか「健ちゃん、栗(九里)より(四里)うまい十三里だから芋の方が美味しいのよ」と言っていたことを今でも憶えている。確かに今の芋はとても美味しく正にその通りだと思っている。
 さらに栗原小学校4年生の時、授業で学校の畑にサツマイモを植える体験学集があり、水平植え、船底植え、垂直植えなど習って秋には収穫した。ほとんどの同級生家は農家(兼業)で有ったので芋植え学習は珍しいことでは無かったのかも知れないが、私は興味津々であった。
またサツマイモについては学校の社会の授業で「江戸時代、西日本で大飢饉が起こり深刻な食糧不足で多くの餓死者が出たが、薩摩(鹿児島)で植えられていたが芋が飢饉の時ずいぶん人の命を助けた。そこで江戸幕府の青木昆陽が飢饉に強い食べ物として全国に広めた」ことなどを習った記憶がある。
なお栗原小学校では5年生の秋には麦を撒き6年生の6月には麦刈り、その後その畑を水田にして田植えをした。そして秋には稲を刈り取り、農家の人にお願いして脱穀・精米してもらい、それを持って6年生全員遠足がわりに歩いて三成の藤井川まで行き川原で飯ごう炊さんをした。残ったお米は換金し、さらに6年生では豚を2頭、当番制で飼育し大きく育てた後、その豚を売り卒業時の謝恩会の費用に充てていた。お陰で農家とは縁もゆかりもない私が良い勉強をさせてもらい今の家庭菜園に繋がっている。
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 ところで今年は5月の終わりに植え付け用の畝をつくりマルチを敷いて6月6日に「紅はるか」40本植えた。いつもの苗より今年の苗は小さく貧弱であったそのせいか40本のうち2本がすぐさま枯れてしまった。その後は順調に育ちお盆明けにつる返しをした。例年ならつる返しをすると、返されたつるや葉っぱは枯れるのだが今年は雨の関係でほとんど枯れなかった。そのため葉ばっかりが成長する「葉ばかりさん」となったため根に栄養分が行かなかったのかあまり芋が出来なかった、例年同じ数を植えるとコンテナ2杯になるのに今年は1杯だけだった。
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 ただ9月半ばから今まで雨が降らなかったせいでサツマイモがひび割れることがなく商品価値が高いと思われるものであった。
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 大きな芋もいくつか出来たが大きな芋が出来ている所には後2つくらいしか芋が出来ていな。また大きな芋がないところでも6〜7個くらいしか出来ていなかった。今年の芋にアヒルか何か水鳥の様な姿をしたものがあった。毎年のことであるがほるときにスコップで掘るせいか芋を真っ二つ切ってしまうのがいくつかでてしまう。
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 本当なら一株ずつ、テンガで少しずつ堀ってやらないといけないのかも知れない。毎年の反省点である。

2021年10月13日

「ステルス戦争(見えない戦争)」を読んで

 7月に元米国空軍准将ロバート・スポルディング氏の書いた「ステルス戦争・・・中国共産党のアメリカ洗脳戦略」(川添恵子監訳 経営科学出版社)を購入して読んだ。著者の経歴はアメリカ空軍で26年以上軍務につき、准将として退役。トランプ政権時代に国家安全保障会議(NSC)の大統領戦略計画の高官として、国家安全保障戦略の策定に中心的役割を果たし、国防総省では統合参謀本部議長付きの対中国戦略担当主任、安全保障の高官で中国駐在武官も務めた経歴がある。
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 内容は中国が企むアメリカ乗っ取り計画で中国はステルス戦略を使って経済・軍事・外交・テクノロジー、教育、インフラの6つの側面で影響力を増し、世界を支配しようとしている。戦争の新しい原則はもはや「武力を使って敵を思いのままに服従させる」ことではない。
つまり21世紀の国家間の戦争とは、19世紀や20世紀の戦争とは全く別のもので爆弾や銃弾の代わりに、使われるのは0と1のデジタルデータ、そしてドルとセントだ。経済、金融、データ情報、製造、インフラ、通信といった現代世界の前線を掌握すれば、一発の銃弾も放たずに戦争に勝てる。まさしくシンプルで論理的な戦略である。これをサイレントインベージョン(静かなる侵略)と言うがまさに西側諸国のリーダーが中々理解できずに来た戦略で、アメリカ乗っ取り計画はかなりの部分で進行している。その過程で相手国の目標人物を籠絡するのに良く使われる方法として、「お金の提供」・「地位名誉の提供」・「ハニートラップ」等を利用し情報を入手していくのが中国の常套手段である。2004年に起きた上海総領事館事務官の自殺は正にハニートラップであった。この本を読んだ後、日本に目を向ければ正にアメリカで行われているのと同じことが進行しており、親中派、眉中派、反日派などがはびこりスパイ防止法がないことを良いことにやられ放題で、びっくり仰天である。この本は中共の戦争の進め方を知る入門書でもある。
 そんな中、9月2日の毎日新聞電子版によると「光で化学反応を起こす「光触媒」を発見し、ノーベル賞候補にも名前が挙がる藤嶋昭・東京大学特別栄誉教授(元東京理科大学長)が8月末に、自ら育成した研究チームと共に中国の上海理工大に移籍した。同大は今後、藤嶋氏を中心とした研究所を新設する。 財源不足などにより日本の研究環境が悪化する中で、産業競争力にも直結する応用分野のトップ研究者らの中国移籍は、日本からの『頭脳流出』を象徴する事例とも言えそうだ。」と出ていた。定年退官後まだ研究をしたいという研究者の情熱で上海理工大学に行くことになったようで、研究者魂は素晴らしい。一方で今までの研究は日本国民の税金で研究してきたもので、それを引っ提げて中国に行くことに少し抵抗感を覚える。確かに上海理工大学は国防7大学ではないが、いつ軍事転用されるかもしれない。誰かが言っていたが「理工系馬鹿が国を滅ぼす」と。
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 また中国新聞9月24日の朝刊には『中国への技術流出警戒・・留学生身元調査31大学「厳しく」 持ち出さぬ誓約24校のみ』との見出しで、中国人民解放軍の兵器開発とのつながりが指摘される同国の大学との学術協定先や、外国人留学生が多い国内の国公私立大を対象にした共同通信の調査で、回答した56校のうち31校が先端技術を研究する留学生の出身組織に関する身元調査の厳格化を既に実施、また検討していることが23日、分かった。民間技術を軍事応用する「軍民融合」を掲げる中国を念頭に軍事転用可能な先端技術が留学生を通じて流出する懸念が指摘され日本政府が管理強化を進める中、大学が対応迫られる格好だ。
中国の人材招致プロジェクト「千人計画」に参加する研究者を想定し、政府は日本人研究者による海外共同研究の把握も促しているが詳細な申告を制度化していたのは3割未満の16校にとどまる。なお上記の藤嶋昭氏の件もこの「千人計画」でリクルートされたものと考えられる。
 また中国の政治宣伝に使われているとして米国が監視を強化している孔子学院は、国内で14校(近くでは福山大学)が設置され、1校が運営体制の見直しを検討するとのこと。なお昨年5月時点で留学生数は約28万人で国籍別では中国が最多で全体の4割を占めるとあった。
これらに関して公安調査庁は現在「経済安全保障の確保・・・技術・データの流出防止」と題したリーフレットをネット上に乗せている。
(https://www.moj.go.jp/content/001350932.pdf)
リーフレットによれば外国や我が国において発生した経済安全保障に関連した事象、どのようにして「技術・データの流出」や「軍事転用されかねない製品等の流出」が起きるかを絵コンテで解説している。我が国から技術や・データ等が流出した場合、大量破壊兵器などの研究・開発に転用されるおそれや企業に対する信頼の低下、我が国企業や大学における技術的優位性の喪失に伴う国際的な競争力の低下にもつながりかねず、その経済的損失は計り知れないものになる。
        技術・データの流出
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        軍事転用されかねない製品等の流出
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 そんな中、第100代総理大臣となった岸田首相は早速「経済安全保障相」を新設したことは中々良かったと思う。さらに来年中には「経済安全保障包括法案」を成立させると話しており、少しでも日本の技術が守られれば良い。また世界で唯一「スパイ活動防止法」が無いのが日本国である。スパイ天国と言われており是非とも「スパイ活動防止法」も制定して欲しいものある。なお過去に(1985年)自民党が議員立法で「スパイ活動防止法」を国会に提出したが野党が大反対して廃案になった経緯がある。

2021年10月09日

アマゾンを騙るフィッシングメール

 4月頃から怪しいメールが頻繁にやってくる。特に8月24日以降アマゾンに関係するものが多くなった。
 あなたのアカウントは停止されました。復旧するにはこちらに連絡をとか下記メールやサイトにアクセスしてくださいという物である。始めの頃は明らかに偽物くさいと思われるものであった。その後かなり本物に近い体裁になってきた。
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 『誰かがあなたのクレジットカードにログインして商品を購入していることに気がつきましう。クレジットカード盗難を防ぎ、登録したらできるだけ早く情報処理を更新する。あなたが24時間以内に確認できない場合は申し訳ありません。財産の損失に対してはこのアカウント使用を制限させていただきます。あらかじめご理解下さい。』一見本当にアマゾンから来たのかと思われたが、よく読むと「気が付きましう。」と言った日本語になってない表現がありとても大手の会社からのメールとは思えないので無視する。同じ内容やよく似たのものが何通もくる。時には1日に3〜5通くらいメールが送られてくる事がある。それも発信者のメールアドレスがそれぞれ違っていたりする。
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 また他のメールでは『Amazonに登録いただいたお客様に、Amazonアカウントの情報更新をお届けします。残念ながら、Amazonのアカウントは更新できませんでした。今回は、カードが期限切れになっているか、請求先住所が 変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。アカウントの情報の一部が□(ごんべんに吴・・・言吴)っている故に、お客様のアカウントを維持するためAmazonアカウントの情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新して下さい。』
 この文章の中の「アカウントの情報の一部が□」の字は日本語では「誤」という漢字を使うがこの文書の漢字は見たことがない。一見ぱっと見たところでは「誤」と見間違う。おそらく外国人(中国?)が使っている漢字ではないだろうか?これも無視した。
 ところが先日9月16日に来たメールは驚くもので有った。『内容はご注文の確認というメールで私がAmazonで何か知らないが\5,582の注文をしてしかも神奈川県足柄下郡真鶴町の見ず知らずの人に品物をお届けする事になっている』メールである。
 私はアマゾンを利用してほとんど買い物はしない。今年は6月に本を1冊買っただけである。おかしいと思ったので「注文の表示またはキャンセル」という表示はクリックしないですぐさまアマゾンカスタマーサービスに電話した。

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 女性の方がでてくれて状況を話すとフィシングメールだとのこと、決してクリックをしないようにと言われた。それでアカウントの更新をすることにしてEメールアドレスの確認の為、セキュリティーコードを送ってもらい手続きを開始した。ところが情けないことに後期高齢者に近い私はあまり理解できずどうにもならない。それで再度カスタマーサービスに電話した。今度は男性の方がでてこられた。アカウントを更新したいのだがうまくいかないと言うと、お手伝いしますと言うことでパソコンの横にスマホを置いて話ながら進めていった。何とか更新できてホットする。
 更新した後も相変わらず同じ文面のフィッシングメールは届く。今日も届いていた。
ところで「ご注文の確認」メールを再度観察するとAmazon.co.jpらしく見せているが僅かに違っていた。よく見るとAm_azon.co.jpでAmとazonの間にアンダーバーが入いっている。また違う行ではAma_zon.co.jpとなっている。メールの内容にびっくりしていたのでよく観察していなかった。それでもアカウントを更新できたので良かった。その後カスタマーサービスの電話で応対してくれた方から「ご利用ありがとうございました」のメールが来て、それに問題は解決しましたかという質問があり「はい」をクリックすると対応の仕方などを5段階評価となっておりすべて5点で回答した。
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 アマゾンの他に行ったことも利用したこともない「ヨドバシカメラのカードがブロックされた」、「ETCサービスが無効になった」とか、さらには「http://・・・」だけしか書いてないメール「完全無償換金許可決定のお知らせ」、「お間違いなければ今すぐ届ける」、「不用配信希望のご案内」、「-400万追加準備完了のお知らせ」、「ご当選のお知らせ」、「現在現金配送中でございます」、「合い言葉を1通メールして下さい。たったそれだけで大丈夫で 
すよ!」等本当に多種類のフィッシングメールが来る。とんでもない世の中になっている。
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 9月20日の日本経済新聞によれば企業にサイバー攻撃を加えて身代金を要求する被害が世界中に拡がっているニュースがトップ記事であった。また9月22日の中国新聞には特殊詐欺の記事が載っており広島県警のまとめでは今年の1月から8月迄で2億2600万円以上が被害にあったと報じている。何でこんな事になったのか本当に世の中狂っているとしか思えない。

2021年09月26日

敬老会

 この9月20日は敬老の日である。私にはまだまだ関係ないと思っていたのだが、先日家内と私に日比崎地区社会福祉協議会より「敬老のお祝」という封筒が届いた。中に令和3年度敬老会対象者殿とあり、日比崎地区敬老会中止の連絡が書いてあった。それによると新型コロナウイルス感染症の影響と高齢者対象に鑑み中止となったと記載されていた。私たちもいつのまにやら敬老会に呼ばれる歳になったのだとつくづく思った。
 そういえば令和3年度中に75才の後期高齢者になることから4月の終わりだったか5月の初めに乗り物補助券として私は500円のタクシー利用助成券10枚を、家内は市営バスに一回乗ると30円だけ払えば良いパスポート券をもらっていたことを思い出した。
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 今回いただいた封筒の中に尾道市からのお祝としてイオン商品券1500円分が入っていたのにはびっくり至れり尽くせりである。さらに日比崎小学校5年生の女子児童からの御手紙が添えられていた。学校の授業か何かで5年生が手分けして書いたのかも知れない。『敬老の日おめでとうございます。いつも私たちのために働いて下さり、ありがとうございます。これからも、元気に長生きして下さい。』と書いてあり、手書きの風鈴とお花とパンダの絵が添えられていた。本当に有難いことです。また学校で子ども達にお年寄りを「敬う」という気持ちを教えるには良い機会であったなと思った。
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 それともう一つ、今年7月に尾道市健康推進課が作成した「お口は元気の源!お口の健康で歯っぴーに」というチラシが同封されていた。
職業柄、私たちがチエアーサイドで患者様にお話しする内容などが書かれており、高齢者への啓蒙にはもってこいの内容である。
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 自分の歯が少なく、入れ歯の利用がないと食べ物が偏り栄養状態が悪化し筋肉量が低下してフィレイル(虚弱)になる。歯を失う原因の1位は歯周病でありしかも歯周病は糖尿病・心臓病・脳卒中・肺炎・骨粗鬆症などの全身患と関係している。また歯周病の予防にはセルフケアとプロフェッショナルケアが大事で毎日歯磨きや入れ歯の手入れをする事はもちろん、少なくとも半年に1度は歯科医院での定期的な受診をお勧めしますとあった。
 さらに、お口の機能低下からオーラルフレイルに移行し、これが低栄養や筋力低下などの機能低下へ進み要介護状態・介護度の悪化に繋がる。そして噛む力・飲み込む力など口腔機能を維持するためにも「あごの運動」や「ほほの運動」等お口の運動を習慣化することが重要ですとあった。
少なくともこのパンフレットを受取られた敬老会対象者の皆様がこの内容をよく読まれて、「お口の健康で歯っぴー」になられることを切に望みます。

2021年09月15日

「受付電話」大チョンボのその後

結論から言えば改善されなかった。
 まず最初に電話設置工事をしてもらった福山の設備会社に来てもらい調べてもらった。「さいだ歯科医院」のビジネスホーン(ナカヨ電子サービス社製)には異常は無い、NTTさんのアダプターに問題ありといわれ「ひかり電話」対応ISDN 変換アダプター(Netcommunity VG230i)を指し示して設定し直して貰って下さいと言われた。 設備会社からは出張費として7,700円を請求される。
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 NTTに電話したところ大きな企業のため直接担当者に電話は繋がらない。「ただいま電話が混み合っています」という音声に続いて、電話料金に関するお問い合わせは1番を押してシャープ、故障は2番とシャープ等と言った様な案内が流れてくる。よく判らないので再度かけ直して故障という所にリアクションをする。するとまた「電話が混み合っています。再度かけ直すかメッセージを録音してください」という案内があり、録音する方を選ぶ。「歯科医院の電話番号とNTTからの返事を受ける電話として私の携帯電話番号を言って、用件として歯科医院の電話を使用中に他所からかかってきた電話は話し中の信号(トゥー・トゥー・トゥー)がならないでずっと呼び出し音(トゥルルー・トゥルルー・トゥルルー)が鳴りっぱなしになる。話し中の音にしてもらうように電話設置業者さんに調べてもらったところNTTのアダプターに問題があるので調整してもらうように言われた」と話し、用件を録音した。
それが11時半頃、待てども待てども掛かってこない。携帯電話を診療室において待つ。17時半頃に掛かってくる。今度は担当者だったので再度状態を話す。6日後に故障担当技術者がお伺いするとのこと。
 6日後にNTTの故障担当の人が来て色々調べてもらう。まず設備会社が指摘した機器には調節するような箇所が無いと言われる。そこでひかり電話ルーターRT-500KIを調べてくれたが機器には問題無い。但し呼び出し音は切ることが出来るという。それについてよく説明して貰うと「話し中に他所から掛かって来た際、繋がらないように出来るこれなら呼び出し音が鳴らない、しかし話し中という音も出ない」とのこと。
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 それでは後からかけた人は「さいだ歯科医院」にかけたのに電話音が「うんともすんとも」言わないので、@番号をかけ間違ったと思ったり、A「さいだ歯科医院」の電話が故障しているのかと思ったり、B最悪 故意に電話機を切られたと勘違いしてしまう。
それなら呼び出し音が鳴っている方が患者様は忙しくて電話に出られないのでは無いかと推測していただけるので従来通りとしてもらう。
 NTTさんはNTTの機器には問題が無いので電話機の方でそういう設定をして下さいと言われ、また設備会社に電話してきて貰うことにした。
6日後に設備会社が来て再度調べて貰う。「さいだ歯科医院」のビジネスホンでは話し中という設定機能が付いていない。最新式のナカヨ製の電話機にも設定機能が無いとのこと。さらに設備会社さんが調べていたところNTTのひかり電話ルーター(RT-500KI)にアナログポートがありそこに代表番号と子番号が設定がしてあることを発見し、そのアナログポートに設備会社さんが持ち込んで一般電話器を接続すると歯科医院の電話が話し中なのに他の電話からかけるとそのポートに繋いだ電話が鳴る。
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設備会社さんはこれが原因だと言われ、NTTにひかり電話ルーターのアナログポートを使用しない設定にして貰ってくれと言われる。
 またNTTに電話するとこの前と同じ様に用件を録音して待つ。今回は2時間半ほどで折り返し掛かってきた。用件を話し翌日来て貰うことに。
前回の技術者が来てアナログポートを切ると呼び出し音は鳴らない。ところが前回説明してもらったように、後から掛けた人にはなんの信号も出ないので電話の故障か意図的に切られたと思う状態になるのでアナログポートは切らないでそのままにして貰う。結局大騒ぎをしたが解決できない。ビジネスホン全てをNTT製にすると解決するのかも知れないが莫大な金額が掛かるので今まで通りとする事にした。
 患者様には大変ご迷惑をお掛けしますがどうかご理解を賜りますようにお願い致します。
またNTTは出張料や設定費用が本来は掛かるのであろうが、なんの変更もなかったので料金はいただかないと言われた。技術者さんには只働きとなって申し訳なかった。

2021年09月12日

「受付電話」大チョンボ発覚

 先日、毎月メンテナンスに通ってきていらっしゃる患者K様から次のようなお叱りを受けた。K様がお昼休憩時間に予約変更の電話を入れたが出てくれなかった。3分間ほどかけて待っていたが出なかったどうなっているのかとお叱りを受けた。尾道の他の歯科医院ではお昼休憩中は電話に出ないという医院が何軒かあるようだが私のところでは開業以来35年間電話に出て応対している。
 患者K様の話によると「さいだ歯科医院」にかけたところK様の電話は呼び出し音の「トゥルルー・トゥルルー・トゥルルー」と鳴っていた。だから3分間も待ったのだとのこと。通常だと相手が話し中の時、その人の電話は「トゥー・トゥー・トゥー」と話し中の音が出るはずである。「さいだ歯科医院」の電話はビジネスホンで6カ所で受けれるようになっている。昼休憩中はスタッフルームで受けれるので、聞き逃したとも思えない。スタッフに聞くとそういえば何人かの患者様から電話が繋がらなかったと言われた事があるとのこと。今迄このようなお叱りを受けたことは無くどうしてなのかと考え、ひょっとしたら電話がかかってきて応対しているときに他の患者様がかけてきた場合K様のような状態になって繋がら無かったのではないかと想像し実験してみることにした。
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 まず自宅の固定電話から「さいだ歯科医院」にかけると当然繋がる。
次に従業員の携帯電話(スマホ)からかけても繋がる。
そこで話し中を想定して自宅固定電話から「さいだ歯科医院」に電話して繋がったところに従業員Aさんの携帯電話(スマホ)からかけてみたところ、携帯電話(スマホ)は話し中の音「トゥー・トゥー・トゥー」が聞こえた。問題ないように思える。
次にAさんの携帯電話(スマホ)から「さいだ歯科医院」にかけて繋がって話しているところにもう一人のスタッフBさんの携帯電話(スマホ)でかけたところ、この携帯電話(スマホ)は「トゥー・トゥー・トゥー」と話し中の音ではなく「トゥルルー・トゥルルー・トゥルルー」の呼び出し音が鳴り、お叱りを頂いた患者K様の状態が再現された。そこで私の携帯電話(スマホ)でかけたところやはり「トゥルルー・トゥルルー・トゥルルー」の呼び出し音が鳴り「トゥー・トゥー・トゥー」と話し中の音にはなら無かった。これでは「さいだ歯科医院」が話し中とは判らない。どうやら最初携帯電話(スマホ)から掛かってきて応対していると後から携帯電話(スマホ)で掛けた場合繋がらないのではと思った。
ところが再度実験として患者様がご自宅の固定電話から掛けてきてスタッフと話しをしている最中に、私の携帯電話(スマホ)で「さいだ歯科医院」に掛けたところ話し中であるにもかかわらず「トゥルルー・トゥルルー・トゥルルー」の呼び出し音が鳴った。
何故自宅の電話から掛けた場合、話し中の音になるのか不思議である。しかし良く考えてみると「自宅」と「さいだ歯科医院」の電話はISDNのため同じ1回線を共有していることから話し中のサインが出るのではないかと思った。
但し「さいだ歯科医院」の電話が話し中に後から固定電話で患者様が掛けてきた場合どうなのかの実験は出来ていない。
 概ね結論として最初の電話が固定電話からでも、携帯電話(スマホ)でもからでも「さいだ歯科医院」に電話が掛かって応対していると後から携帯電話(スマホ)で掛ける人は常に呼び出し音を聞くことになり、「さいだ歯科医院」の電話機が使用中であるとは判らない。
「さいだ歯科医院のビジネスホン」は二代目だが結構旧いし、固定電話の電話回線は光ファイバーである。しかし携帯電話は直接電波が飛んできて固定電話の横に設置しているルーターを介して固定電話に繋がるのでルーターが問題なのか、あるいはビジネスホンの設定が悪いのか良く判らない。早速電話機を設置した業者さんに調べて貰うことにした。
当分の間患者様にご迷惑をかけ続けるのでよく説明をして何度か、かけ直していただくようにお願いするしかない。それにしてもいつからこのような状態になっていたのか分からないが大チョンボである。もしも開業以来35年間もこのような問題があったとしたら本当に申し訳なかったと思う。

2021年08月24日

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