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07/03 心は日本晴れ
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『「自立国家」日本の創り方」を読んで

 この本は7月15日に発売された。著者の北野幸伯氏は卒業生の8割が「外交官」か「諜報員」になるモスクワ国際関係大学を日本人として初めて卒業(政治学修士)し、カスピ海北西岸カルムイキヤ共和国の大統領顧問に就任した異色の経歴を持ち、28年間ロシアで生活し現在は日本に帰国し国際関係アナリストとして活躍中である。
私は彼がロシア居住中に発行していたメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」を愛読している。
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 本の帯には12年前の予言通りに進む日本! 国民のなかで事態の深刻さに気付いている人は少ない。僕らに必要なのは、今こそアメリカに頼らない勇気だ!とある。
12年前の予言とは2008年9月4日(リーマンショック発生2008年9月15日発生)に出版された『隷属国家日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?』(ダイヤモンド社)がベースになっている。
その本の中で5つの問題@人口問題、A国防と外交、B食糧自給率、C教育の劣化、Dものづくり大国の衰退について日本が「このまま何もしないならば、どんな未来が待ち受けているのか?」という、予言のようなシナリオが書かれていました。
 2008年当時は、まさか!と苦笑が出るようなシナリオでした。どのシナリオの結末も、私たち日本人が望むようなものではありません。シナリオは2050年くらいまで書かれていますが、2020年の今、そのシナリオが大方、現実に向かっているのです。
2008年の予測を検証し新たな提案をしたのが今回の『「自立国家」日本の創り方』である。
 例えば、少子化はもっとも深刻化して昨年は出生した子どもは87万人弱になりました。死亡者数と出生者数の差はマイナス51万人でほぼ鳥取県の人口(約55万5000人)が無くなったことになり、その数は今後さらに増加し、2050年には人口は8000万人台となると言われている。この新刊本ではその解決法としてフランスやロシア等の出生率増加に成功した政策を紹介している。
 また尖閣問題から日中対立が激化することや、ここ数年で日本が中国寄りになることなどを2008年に予測していたがドンピシャであった。
最近は中国公船が100日以上連続で接続水域に侵入し、日本漁船を追い回すなどの事例が発生している。
 また覇権国家アメリカの没落と中国の台頭について予測していたがまさにそのとおりとなっている。日本人の多くは戦争と言えば鉄炮でドンパチするのが戦争と思っているが、アメリカと中国どちらも核兵器を持っているのでそのような戦争は起こりにくく、むしろ貿易戦、サイバー戦、情報戦、金融戦として現在米中覇権戦争が勃発している。
最近もアメリカと中国がそれぞれ相手国にある総領事館の閉鎖を命じ、まさに国交断絶が目の前に迫っている。
 私は食糧自給率の問題が気になった。食料自給率、米・仏・独では100%前後、英でも60%だが日本はたったの37%・・・特に世界に拡がったコロナ禍、アフリカトビバッタの異常繁殖、中国の長雨や気候変動などにより食料生産が世界中で急速に減少している。しかも地球上では毎年8000万人の人口増加があり、食料が少なくなればどの国も自国民ファーストで他国への食料輸出を控えることになる。もし輸入が止められたら、日本人は餓死することになる。何とかお米の自給率は100%にしなくてはならない。
 彼が未来のことを正確に予測できることは彼が手に入れる情報ピラミッドが多岐にわたることである。つまりこの世の中にはいくつかの情報ピラミッドがある。米英ピラミッド、欧州ピラミッド、中国ピラミッド、イスラムピラミッド、ロシアピラミッド等々がある。ピラミッドが違うと、同じ事件に対する見解が全く異なる。日本は米英情報ピラミッドの下流にある。日本にはもちろん報道の自由はあるがその解釈はどうしても米英ピラミッドの外に出ることは無い。言い換えればロシアピラミッドは世界を支配する米英のネガティブ面について報道規制が全く無い。彼は自然と多角的に物事を見るようになり「政治経済というのは、案外因果関係がはっきりしている」ということに気付いたからである。
 この本には日本が100年後も繁栄する国にするための「発想の転換」や「提案」が多く書かれており、本当は国・地方の公務員、国会議員を始め政治家の人々、学校の先生方に是非読んで貰いたいとおもう。

2020年07月26日

心は日本晴れ

 世の中コロナ・コロナで大変。緊急事態宣言が解除されたとは言え、いまだに感染が続き毎日感染者数が発表され今日は東京で100人超えとのこと。さらに梅雨期と重なり大雨の予報がでたりして心は折れてしまう。そんな中、6月11日に三原医師会病院でPET―CT検査を受けた。PET―CTは全身(一部適さない部位もある)の癌の発生を発見するのに役立つのだが、昨年は家内が「毎年PET―CT検査を受けると放射線のために身体に悪いのでは」と言うので検査をしなかった。
 しかし今年は家内の忠告を無視して受け、結果が17日に来た。そしたら思わぬことに『胸部下部食道に局所集積があります。CTでは特記所見はないが内視鏡等で病変有無をご検討下さい。またその他の部位については悪性を疑う異常集積は指摘できません、さらに脳粗大病変は指摘できません』と放射線専門医のコメント。
 総合判定は『判定基準Aの正常からFの治療継続までの6段階のうち5番目のE判定で精密検査を要する、至急胃カメラ検査を受けるように』とあった。ついに癌になったのかと思う。
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毎年8月に人間ドックで胃カメラ検査をしているので今年も8月まで検査を延ばしても良いか三原医師会病院の担当医に電話をしたところ、もしも悪性であったらまずいので出来るだけ早急に受けた方が良いとアドバイスを受け、すぐその場で予約をお願いし6月30日に予約が取れた。
昨年の胃カメラでは問題なかったのに、やはりPET―CTを受けなかったのがまずかったのかと思ったりした。検査までの2週間出来るだけ明るく振る舞うが、ひょっとしたらとかすかに頭の隅に不安がよぎる。
 以前何かの本で読んだことがあるが「人間は生まれる前、魂は白髪の老人から行き先と死ぬ時期を教えられてこの世に出てきているのだとか、ただほとんどの人が覚えていないらしい。しかし中には4〜5歳くらいまで生前の自分のことを覚えている。例えばNHK教育TVの英語の放送をいとも簡単に理解するので両親が不思議に思いその子に聞いたら生まれる前はアメリカ人に住んでいて英語を話していたので理解できる」と答えた話を読んだことがある。 輪廻転生は本当なのか?
そうなると自分の寿命は世の中のお役に立てなくなった時に帰還命令が出るのか? それとも、もう少し世の為にしなければならない使命が残っているのだろか? 今迄考えたことも、思いもしなかったことが頭をよぎる。
 癌であればいつまで生きられるのか、癌のステージによっては手術が必要なのか?それで完治できるのか等色々のことが頭に浮かんでくる。それでも死ぬときは潔く死ななくてはと妙に冷めた気持ちになる。
 胃カメラをする当日も家内や従業員に「癌の宣告を受けてくるから」と明るく笑いながら話して出かけた。
胃カメラの結果は特に悪性を示す所見もなく、組織検査もなかった。食道下部にはわずかな逆流性食道炎が見られるが、薬を飲むほどでもないしまた胃の中も問題ないと説明を受ける。心の中で「ヤッター」と叫ぶ。顔がほころんできたのを自覚した。
心の中はあっという間に日本晴れ。夜はワインで一人乾杯をした。

2020年07月03日

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