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11/23 有給休暇5日間取得義務化
11/11 禁煙講義
11/01 歯科医師認知症対応力向上研修を受けて
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院長のブログ

有給休暇5日間取得義務化

 今日は勤労感謝の日、労働者に視点を置いた休みである。このところ新聞・TV
報道で過労死の問題がよく取り上げられている。「ブラック企業」なる言葉も日常化している。
とりわけ電通社員の「高橋まつりさん」の自殺報道を受けて政府は「働き方改革」に乗り出した。今年(2018年)6月に成立した「働き方改革関連法」の一環として、労働基準法第39条(年次有給休暇)が改正され、来年(2019年)4月より「有給休暇取得の義務化」が決まった。これにより年10日以上の有休休暇を付与された労働者には、付与された日から1年以内に最低5日間の有給休暇を取得させることが義務化された。労働基準法に定められたことから、守らない場合、労働基準法違反となり、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられ事になった。
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 「さいだ歯科院」では今迄、法定通りに運用していたが、従業員それぞれによって有休取得日数がばらばらで、技工士のT君などはほとんど有給を使った事が無い。たまに飛び石連休などの時、全員に有給休暇振り替えを行い臨時に休んだ事がある。
さいだ歯科院の就業規則の第10条には
[ 休日は1週につき2日を原則とする。
日曜日、祝祭日、および祝祭日のない週の木曜日。
年末年始、夏期休暇はその都度考慮する。] となっている。
これだと今年は13日の祝日が有るが、その内ゴールデンウイーク、お盆、正月休みに引っかかる祝日を除けば木曜日に10日間の出勤が有った。
 ところでさいだ歯科医院は昨今の人手不足を反映してか、はたまた田舎で開業しているせいか、新卒の歯科衛生士募集を行っても応募者がいない。若い人達の意見を聴くと給料よりも働く環境、労働時間とりわけ休日についての関心が高いという。
 そこで先日、福山衛生士学校に求人募集をする際、休日を書く欄に、日曜、祝祭日、木曜日と書くことにした。これにより就業規則の「祝祭日のない週の木曜日」という項目がなくなった。来年(2019年)1月1日より適用することにした。また現在の職員さんにとっては10日ほどの休日の増加である。これをただ休日としたのでは労働基準法第39条をクリヤーできない。
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さいだ歯科医院の就業規則第20条に
職員が次の各号の1に該当し、請求のあったときは、その項に定める特別休暇を与える。
  1.本人の結婚の場合               7日以内
  2.子女結婚の場合                3日以内
  3.父母、配偶者ならびに子女が死亡した場合    5日以内
  4.祖父母、配偶者の父母または兄弟が死亡した場合 2日以内
  5.労働基準法に定めた事由が発生したとき     法の定める範囲内
  6.災害発生のとき                その都度定める
としている。
 この中の5番目の「労働基準法に定めた事由が発生したとき・・・法の定める範囲」を利用することを従業員の皆とミーティングを行い、増加する休日を特別有給休暇とすることで合意した。実際には法の定める範囲(5日)から考えれば2倍の増加となる、これにより「さいだ歯科院」では年間120日以上の休暇となり1年の1/3は休みとなる。
またこれにより全員が改正労働基準法第39条をクリヤーできる。我々のように従業員数の少ない零細企業でこの法律を遵守することは至難の業で、中にはお盆休みや正月休みを勝手に有給休暇に振り替える事業者も出てくるのではと噂されている。
正直なところ「さいだ歯科医院の経営」から考えれば1ヶ月の稼働実日数は20〜22日なので1ヶ月の半分くらい働か無いのと同じである。売り上げは当然ダウンすることを覚悟しなければならない。それでも今いる従業員さんに喜んで働いてもらい、新たな従業員確保への望みを繋ぐ方が大事である。

2018年11月23日

禁煙講義

 私は栗原中学校の歯科校医をしている。歯科検診や学校保健委員会に出席して生徒の健康維持に一役買っている。その他に保健体育の授業1コマをいただいて、毎年「本当は怖いタバコの話」と題して中学1年生を対象に講義をしている。講義は毎年夏休み前に行うことにしている。これは以前、夏休みに生徒達の生活リズムが乱れてタバコに手を出す事例が見られていた。そこで10年ほど前から夏休み前に講義をし、出来るだけそういうケースをなくすことにした。今年も7月12日に行う予定で準備していたが、西日本豪雨による長期間の断水で学校が臨時休校となり出来なかった。この度やっと時間割の目途が立ち講義を実施することが出来た。
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 講義内容はタバコを吸うことによって体中に起こる病気などのリアルな写真などを見せながら進めていく。例えば肺がんで亡くなった人の真っ黒に汚れた肺臓の写真、口腔内に発生した癌、さらには脱疽(バージャー氏病・別名たばこ病)で切り落とした足などの写真を示し、出来るだけタバコの怖さを理解して貰う様にしている。本来教育とはよく「北風と太陽」の話に例えられ、太陽のような気持ちで話すのが良いとされている。しかしタバコの話に関しては太陽の話では効果がないと考え北風のように喫煙がもたらす恐ろしさをメインに話しをしている。とにかくこども達をタバコに近づけないようにすることが一番である。
 さらに喫煙をすることで運動能力が落ちたり、学習能力が減退すること、寿命が短くなることなどを交え、更に女子生徒の為に、妊娠中に喫煙をすることにより生まれてくる赤ちゃんに害が及ぶこと等を話す。
 そしてわが国の受動喫煙防止対策は今迄「分煙」しか行われておらず、世界最低レベルであり、今年の世界禁煙デーのポスターにも受動喫煙防止が呼びかけられている。そのこともあり2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて今年7月健康増進法の改正に伴い受動喫煙防止が法的罰則を伴って改正され、少しだけ世界標準には近づいたことなどを話した。
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 またタバコを吸うように誘われたりしたらどのように断ったりするのが良いか等を話し、タバコを吸う人と吸わない人の経済的利益について動画で示した。
最後のスライドに中国の古典「孝経」に出てくる「身体髪膚これ父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」を出し、その意味するところは「みなさんの身体は内臓から髪の毛1本、皮膚まですべてお父さん、お母さんから有難く頂いたものである。それを自分から傷つけることはお父さんお母さんを悲しませることになる。だから自分から敢えて身体を傷つけることをしないことが親孝行の始めで有る。どうかタバコなどに手を出して病気になったりすることはやめましょう。」と締めくくった。全員メモを取りながら熱心に受講してくれた。
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 ところがタバコを吸うことは悪いとタバコを悪者扱いにしてきたが、11月7日の日本経済新聞に面白い記事が有った。これから冬に向いインフルエンザが流行する恐れがあり、そろそろ私もワクチンを接種しようと思っているが、そのワクチンの新しい製造法の記事があった。従来私の記憶では鶏卵を使用してワクチンを製造していたが、製造に1年以上かかる。そのため、毎年どの型が流行するか予想して前もってワクチンを製造し備えている。ところが予想が外れることも珍しくない。今回新しく開発された方法はタバコの葉を使う方法でタバコの葉にウイルスの型と同じ遺伝子を組み込んで製造するものであり、1ヶ月でワクチンが製造出来る。これだと予想していた型と違うインフルエンザが流行しても急いで造れば間に合う。画期的な方法である。
タバコが悪者だとこき下ろしてタバコの葉にとっては肩身の狭い思いをさせていたが、このワクチン製造の話を知るとタバコの葉の肩身の狭さも少しは和らぐのかな。

2018年11月11日

歯科医師認知症対応力向上研修を受けて

 先日厚生労働省の「認知症施策推進総合戦力(新オレンジプラン)」の取り組みとして、広島県より県歯科医師会が委託を受け、認知症診療の基本的な知識・技術の取得及び認知症患者やその家族を支援する方法の取得を目的として、「歯科医師認知症対応力向上研修」が実施され受講した。
 時々認知症の患者様を診療することもある。しかし恥ずかしいことだが認知症についてはほとんど知らなかったことをこの研修を通して学んだ。恐らく多くの歯科医が私程度の認識しか持ち合わせていないためこの様な企画が為されたと思っている。
 研修は3部構成で、第1部は「連携と制度」と題して行政担当者から説明を受けた。広島県では高齢者の認知症患者は平成27年には約8万1千人、平成37年には10万8千人になると見込まれ、認知症対策は急務であるとのこと。
主な取り組みとして
1, 認知症に関する正しい知識の普及と早期診断・早期対応のための体制づくり
2, 認知症の容態に応じた切れ目のない良質な医療・介護の提供 
3, 若年性認知症施策の強化
4, 認知症の人と家族等に対する生活支援・地域支援の充実が
挙げられている。
 地域包括ケアシステムをもとに各種のサービス提供が準備されている。
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 第2部は広島県認知症サポート医である土井内科神経内科クリニック院長
土井 光医師より「基本知識」を講演して貰う。もの忘れをするとか、場所が分からなくなって徘徊するのが認知症だという程度の知識しかなかった。脳の障害場所によって認知症の種類が分類され、それぞれ症状が違うことを初めて知った。アルツハイマー病の症例、血管性認知症の特性、レビ−小体認知症の症例、前頭側頭型認知症の症例などの提示が有り、更に若年性認知症の特徴などについても習う。またスライドの中に「家族が認知症を疑うきっかけとなった変化」と題するスライドがあった。私は家内と2人暮らし、しかも私も家内もそろそろ認知症が始まってもおかしくない年齢に達してきており、この変化をお互い観察しながら自分たちの認知症を発見していきたい。
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またアルツハイマー病予防に地中海式食事や日本食が良いことも聴いた。
 第3部は「かかりつけ歯科医の役割」と題して広島県歯科医師会介護・福祉医療部の藤田 友昭先生が講演をされた。
歯科にとって認知症患者を扱う事は一種の特殊性があり認知症の進行過程に応じた対応などが重要となってくる。
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認知症のステージにあった対応と言うことでDVDを見て研修する。例えば認知症が疑われる患者さんが受付で予約カードと保険証を出した時、受付が保険証を確認してすぐ返したにもかかわらず、それを忘れて保険証を返して欲しいと言われるケースや、 医療者が今日は前回の続きの治療をしますと言っても患者さんが前回の治療内容を忘れてしまい何のために来たのか判らず不安になっているケースや、 治療台に座って治療を待っている間、受付の方でスタッフ同士が話している声が聞こえてきて、自分の噂をしていると思い込み、怒ってもう帰ると言い出すケースなど、実際に歯科医院で起こるであろうケースを提示しながら話していただいた。これらのことを踏まえ、「さいだ歯科医院」でも十分に対応できる体制造りを急がなくてはと思った。

2018年11月01日

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