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11/16 河合雅司著「未来の年表」を読んで
11/02 白内障手術
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河合雅司著「未来の年表」を読んで

 世の中少子高齢化と言われて久しく、尾道市においても地域包括センターを中心に来たるべき2025年問題に対応すべく準備がなされている。私の歯科医院は北部圏域ネットワークにあり、先日も医療と介護の連携について会合が開かれ、問題点などの抽出を行った。
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そんな折、11月8日の日本経済新聞2面下段に「未来の年表・人口減少日本でこれから起きること」と題する本の広告が掲載されていた。そこには衝撃の言葉が並んでいた。これは読まなくてはと直感的に思い早速アマゾンで注文し手にいれた。
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日本の人口が減っていくことはわかっていても、それがどんなことになるのか断片的なことしか知識が無かった。
 目次を見るとこんなことも起こるのかと思うことばかりである。
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 2018年には18歳人口の急減で国立大学が倒産の危機と有った。確かに現在でも定員を満たさない私立大学は約半数と言われている。これがどんどん加速すれば地方の国立大学にも及ぶとのこと。
 2020年東京オリンピックの年には何と女性の半数以上が50歳越とあり「おばあちゃん大国」になるとある。驚きである。少子化と女性の平均寿命が伸びた事によるのであろう。
 20数年前DINKS(ダブルインカム・ノウ・キィズ)という言葉がもてはやされ敢えて子供を産まない時代があったがそれも少子化に影響を与えているのかも知れない。
また2021年には団塊ジュニア世代が50代に突入し介護離職が大量発生しその後介護が終わっても職場復帰や条件の良い職に再就職できず貧困の道を歩む恐れがあるとか。
 さらに2024年には6人に1人が75歳以上となり社会保障費が大膨張となる。このことは私自身団塊の世代なのでよく理解しているが、2027年には輸血用血液が不足するとは知らなかった。けがなどの際に使われる輸血の量はたかだか3.5%とのこと。癌・心臓病・白血病等の治療に輸血が必要で、特に抗がん剤により造血機能が落ちた患者さんに40%が使われ、その多くは高齢者が使用している。しかも輸血用血液は献血に頼っているが献血可能な年齢層の人口が減っており供給不足が起きるのだとか。いずれ病院に行っても輸血血液がなくて命が助からない状況が起こる可能性はある。
 少子化により2033年には3戸に1戸が空き家となり2039年には火葬場が不足してくる。
 そして2040年には自治体の半数が消滅危機とあり、ここ尾道でも現在毎年1000人が減っている状態で、恐らく現在の半数以下の人口になるであろう。その時、水道や道路などのインフラは老朽化し、予算も無く修理すら出来ず市としての機能不全に陥るのでは無いだろうか。また少子化が進んだ事によって警察官や自衛隊員、消防士といった「若い力」を必要とする仕事の人員確保が難しくなり、国防や治安、消防機能が低下し社会が破綻に直結し、泥棒も捕まえられない火事も消せない国になっていると予想される。
 さらに2042年には高齢者の数がピークに達し、無年金・低年金の貧しく身寄りの無い高齢者が街に溢れかえり、生活保護受給者が激増して国家財政はパンクするのではと心配されている。
 少子化と高齢化により農業に従事する人口が減少し耕作放棄地は増加をしている。今でも低い食料自給率のため不足分を海外からの輸入に頼っている。ところが世界の人口は現在73億人超であるが2050年には97億人を超えるといわれ世界中で食糧の争奪戦が始まり、日本人が十分な食料を確保できず飢餓状態に陥る可能性がある。
 そして2065年には日本の人口は8800万人となり現在よりも4000万人減少し2.5人に1人が高齢者となったとき、人が住んでいない地域が増大し、国土はスカスカになり2割以上は誰も住まない土地になる。著者は2065年に「外国人が無人の国土を占拠する」と記している。
 現在政府は人口減による労働力確保のため外国人労働者の大量受け入れや、永住権付与の緩和を推し進めようとしているがこれが進行すると、日本人の方が少数派になった市町村や地域が出てくる。そこへ「反日」の国が悪意を持って自国民を日本に送り出してくれば、戦わずして日本は彼らに占領されてしまう。現に北海道では膨大な土地が中国人よって買い取られており、対馬ではかなりの土地が韓国資本に押さえられ、自衛隊施設の隣接地まで購入されている事実がある。ましてや外国人参政権を認めると致命的になりいずれ日本が消滅していくのかも知れない。
まだまだ色々のことが書かれておりほんとに怖い未来を見せられている感じがした。
 著者はこの人口減に対して日本を救う10個の処方箋を提案しており、なるほどという提案もある。
 日本国民の多くの方がこの本を読んで、事実を受け止めて、人口減に対応する方策を考え、今迄のように予算のばらまきや、何でもかんでも政府におんぶに抱っこでは日本はもたない。我慢すべきところは我慢し未来の人たちに希望がもてる様にする必要があると感じた。
よりよい未来になるように祈りたい。

2017年11月16日

白内障手術

 「身体髪膚(しんたいはっぷ)これを父母に受く、敢えて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり」中国の古典「孝経」にある言葉である。この言葉を母親が小さいときから私によく言い聞かせくれていた。意味は「親孝行というものは難しい事ではなく、自分の体は手足から髪の毛、皮膚に至るまでことごとく父母から頂いた物である。それを不注意にあるいは不摂生で傷つけることは親を悲しませ、傷つけるに等しく親不孝なことである。よってそうしない様な生き方が親孝行の第一歩である。」私は母親の言葉を守り出来るだけ親不孝にならないよう注意をしながら生きてきた。
 今迄に体にメスを入れたのは10数年前に痔の手術をしたのと今回の白内障の手術2回だけである。
 平成9年に家内が飛蚊症になったとき一緒に眼科に行き診察を受けたところ白内障と緑内障だと診断され、それ以来20年点眼にて治療を受けてきた。このところ右目の視力が落ち、物が二重三重に見え、霞がかかってきたことを先生に話したところ、取り敢えず右目を手術をすることになり10月31日に執刀してもらった。
 手術前にはパンフレットを貰い色々説明を受けていたので何の心配もなかった。緑内障もいずれ手術になるであろうが、白内障の手術をした後の方が良いとのこと。
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 白内障は老化の一種で髪の毛が白くなるのと同じで有り、避けることの出来ない物で、敢えて毀傷した訳ではない。遅かれ早かれ多くの人が経験するのだと思う。
 手術は日帰りで朝入院して点眼や抗生剤の点滴を受け昼前に手術室に入ったが15分ほどで終わる。後は眼帯をしてもらい部屋で17時まで寝ていて退院した。
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 翌日診察を受けるために眼帯を外してもらったところすごく明るく物が見えた。左目はよく見えると思っていたが今や、右目の方が明るく見えるため左目が霞んでいる。TVの画面を見ていても画面上の文字が右は黒々と見え、こんなにも黒いのかと思う。左は少し灰色がかっている。そして外の風景も明るい。いままで家の中で暗い暗いと言って電気をたくさんつけていたが、白内障のせいだったのだと認識した。
 眼内レンズは単焦点と多焦点レンズ(保険がきかない)が有るが、歯科医として細かい仕事をするので先生にどちらが良いか相談したところ、自分は眼科医で同じように細かい仕事をするので多焦点レンズはしないと言われ即、単焦点レンズにしてもらった。
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 手術後、日中はゴミが入らないように起きている間保護メガネ(ゴーグル)をかけ寝るときは金属製の眼帯をして寝ている。そして1日4回3種類の目薬を5分以上の間隔で点眼するのが大変である。私の場合はそれプラス2種類の緑内障の目薬の点眼が有り、時間を気にしながらの生活が続いている。
右が良くみえるようになり、診療用のメガネは右側を急遽、眼鏡屋で度のないレンズに入れ替えて貰った。これで何とか診療には差し支え無いようだ。左も今度手術をしたらそのときはメガネを新調しよう。
 ところで昔読んだ本の中に「目医者、歯医者が医者ならば蝶やトンボも鳥のうち」と書いてあった。眼科医と歯科医とを馬鹿にした言葉で、この言葉に発憤しながら私自身は歯科医師としての腕を磨いてきたつもりである。今回の白内障手術を経験して目医者さんは蝶やトンボどころではなく、立派な鳥。大鷲だと思った。誰が言い出したのか知らないが言ったやつに文句を言ってやりたい。
なお、昔、武見太郎医師会会長が歯医者を「拾い乞食」とよんでさげすんでいた時代もあった。この言葉にも私はずいぶん発憤して頑張ったつもりである

2017年11月02日

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