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木・日・祝日
22〜23日と会務で広島に出張し仕事をした。勤労感謝の日に仕事をするなど本当に有難いことである(皮肉をこめて)。お蔭で久方ぶりに24日は丸々体が空いた。それで家内が「どこか行こうか」というのでどこでも良いと返事をする。 家内はこの5月から裏の土地を畑に開墾し、今や50坪程を畑にしてしまう。素人の家内が畑仕事をしていると、近所の人たちがやってきて色々アドバイスをしてくれる。夏はトマトやキュウリ、ナス、しし唐、サツマイモ等結構な量を収穫した。 今はネギ、タマネギ、ニンジン、ホウレンソウ、ゴボウ、大根、ジャガイモなどこれから冬〜春に向けて収穫できるものを植えているようだ。ところで最近家内の野菜の師匠は、岩子島の野菜専業農家に嫁いだ中学時代の同級生「I」さんである。 それでその「I」さんの畑は素晴らしいから是非見に行こうと言われ出かける。向島には割合よく足を運ぶが、岩子島まではここ何年も足を運んだことが無かった。途中、山の紅葉が綺麗で何も遠くまで出かけなくても十分目を楽しませてくれる。 「I」さんの家の周りの畑は自家用の野菜を作っているとのことだが十分に素晴らし畑である。その畑から、大根、白菜、キャベツ、赤色ジャガイモ、ニンジン、ホウレンソウ。チンゲン菜、サトイモ等を収穫して家内にプレゼントしてもらう。私と家内では食べきれない量である。それにしても家内の作る野菜とは雲泥の差である。土にも触ってみたがさらっとして目も細かく色も黒々としている。土にも年季が入っている。 「I」さん方は昔はトマトやワケギの専業農家であったが、今はベビーリーフに切り替えつつあるとかで、何ヵ所かのハウスを案内して頂いた。ベビーリーフと言われても最初何のことかわからなかったが、最近レストランのサラダ等に入っているのだと言われ思い出した。丁度御主人が大きなハウスに種をまき終えたところであった。 その後岩子島海水浴場のそばにあるハウスにも案内して頂いた。そこでは露地物のソラマメがかなり成長していた。それにしても専業農家というのはすごいものだと思う。案内して頂いた畑を御主人と2人でやっている。子供はいるが農家とは関係ない仕事に就かれているとか。そういえば途中打ち捨てられたビニールハウスがあちこちにあり、聞けば後継者が無くそのままになっているとか。これから食糧危機が来る可能性もあるのに農業の後継者問題も深刻だなと思う。
2014年11月24日
さる11月13日に広島県歯科医師会館で、第29回広島県歯科保健文化賞の授賞式が行われ1団体、2個人が表彰された。今回、団体の部は尾道市歯科医師会が推薦した「尾道技工士会」が見事受賞の栄に浴された。 この受賞理由は「尾道技工士会が平成9年から今まで17年間の長きにわたり多数の義歯所有者が入所している特別養護老人ホームや介護老人施設において義歯刻銘ボランティアに取り組んでこられた功績に対してであり、これによって一目では誰のものか判別しづらく管理に困難を伴う義歯の取り間違え防止や、紛失・置き忘れ防止など、義歯所有者や施設側の管理が容易になる事から大変喜ばれており、口腔健康保持にも多大に貢献している」事による。 当日は推薦団体を代表して式典に御来臨賜り錦上花を添えて欲しいとの主催者側からの案内が有り、喜んで出席させていただいた。 表彰式では審査委員長が受賞理由を述べられ、本当にそうだと思った。 残念ながら当日は湯崎県知事が所用の為欠席で、代理で来られた福祉保健部長の松田様より表彰状が授与されたが、出来れば知事自ら手渡していただければなお良かったのに。 「尾道技工士会」とは毎年合同研修会を行うなど緊密な間柄にあり、義歯刻銘ボランティアにも尾歯会から会員の先生が応援出務し、お手伝いをさせていただいている。 「尾道技工士会」様本当におめでとうございます。これからも益々ご活躍を祈念しております。 ところで同じ会場で「平成26年度8020達成者表彰」も行われた。今回入賞された方々はいずれも8028以上で、県知事表彰を受賞された方は1本も治療痕が無く、全て生えて来たままの御自分の歯である。素晴らしいに尽きる。 平成23年の調査では日本において8020達成者は38.3%であったが、厚労省は2020年東京オリンピックの年には8020達成者の割合を50%にする目標を立てている。今後8020達成者は増えてくるが28本以上ありしかもほとんど治療した跡が無い方はやはり貴重な存在だと思う。 生きるためには人間食べなくてはならないが、食べるためには歯が必要であり、8020達成者は男女とも介助なしで元気で過ごせる「健康寿命」を、はるかに超えて元気です。そして自ずと歯が有れば元気で過ごせることを証明していらっしゃる。
この度は思いもかけず両方の表彰式に参加できて良かった。
2014年11月15日
一昨年から内装工事や天井の吹きつけ工事を行い徐々にリニューアルをしてきたが 今回外壁の塗り替えをした。外壁は平成12年に一度塗り直したが、あれから14年が経過し、外壁ALCや窓サッシ周りのシーリングが朽ちてきており今回は塗り替えと同時にシーリング材の打ちかえも行った。 今年の春から計画を立て、秋なら雨も少なく大丈夫だろうと言う事で10月9日から取りかかり、足場を組み飛散防止ネットを掛けて始まったのだが13日に台風19号が接近すると言う事で急遽ネットを外したりしての工事となった。その後は順調に進み後一日で終わるところまで来たが、10月26日の夜、かなりの雨が降り、その日の日中塗装したところが雨で流れてしまいやり直しとなる。塗装やさんには本当に気の毒であった。それでも何とか追い込んでもらい、10月30日に無事完了する。 外壁の色は色々悩んで奇抜な色にしようかとも思ったが、やはり冒険出来なくてほぼ同じ配色にした。開業時の写真と比べてもあまり変わり映えが無い。
これで箱モノのリニューアルは一段落したことになる。しかし機械・設備類は折に触れて更新しているとは言え、年月を経れば段々と古くなっていく。これからは設備の更新がより頻繁に必要となり、経営を圧迫するようになるのではないかと心配になる。 「さいだ歯科医院」はこの11月6日で無事開業28周年を迎えたが、何とか外壁塗装が間に合い新たな気分で29周年に向かって出発が出来た。次に塗る時は息子の代になっているだろう。
さらに開業記念日、6日には従業員からのサプライズで豪華なお花のアレンジメントをいただいた。そしてお昼にケーキを食べ、28周年を皆で喜びあえた。
2014年11月11日
先日広島大学工学部応用化学科「昭和44年卒クラス会」が有った。広島在住のS君とM君並びに大阪在住のM君がお世話係となり準備をしてくれた。46名卒業して2名が他界、4名が行方不明である。今回出席したのは15名であった。 当日は広島駅横のホテルグランビアの32階で開催された。部屋からは広島駅やマツダスタジアム、遠く黄金山が見え卒後広島を離れているクラスメートにはもってこいのシチュエイションであった。卒後45年間で今回が3回目のクラス会である。前回は平成22年2月にあったが、今回は未だ仕事をしている人、親の介護で手を離せない人、旅行計画と重なる人などがあり、前回より少ない15名の参加であった。 会場に着くと何人かはすでに来ており、名前をすぐに思い出せる奴、さっぱりわからない奴等いて「だれきゃーの」と尋ねたりする。その中で卒後45年振りに会うクラスメートが2名もいた。I君とF君である。4年間のクラスメートでも4年生になると研究室に配属されるためについ疎遠になる事が有る。現在奈良在住のF君は大学2年の有機合成化学実験でのパートナーである。有機合成化学は反応時間に何時間もかかるため実験が深夜になる事もあり、夜中、実験途中二人して屋台に飲みに行った事もある。 本当に懐かしかった。 ただ私は当日、歯科医師会の会議が有り1時間程しか出席できなかった。皆の近況を聞いていると、現役時代の仕事のハードさから解放され、ボランティア活動に精を出すもの、いまだ週3日程会社勤めをしているもの、のんびりお百姓をしているもの等様々で有る。中には日本のお城めぐりを趣味としていて、当日も三原城の遺構を見て参加したと言うものもいた。そしてさらに体調の事になると、腰痛だ、肩痛だ、癌を経験したとかそれなりに問題を抱えているようだった。 クラスメートの多くは22歳で大学を卒業し60歳の定年まで38年間働いているが、私は途中歯科大学で勉強したため6年間の中抜けが有り、会社勤務7年、歯科医としての仕事が30年でまだ皆よりは1年不足である。そのためいまだ現役バリバリで仕事をせざるを得ない、 また欠席者からのハガキ返信欄にはそれぞれの近況が書いてあり、やはり畑仕事に精をだすもの、悠々自適の生活をしているもの、年金生活で思うに任せないと書いているもの、闘病生活をしているもの、親の介護に明け暮れているもの等さまざま書いてあった。しかし46名中40名の近況が判り、多くのクラスメートが元気で頑張っているのに勇気づけられた。 次回は大阪で2年後古希に合わせてする事になった。今から楽しみである。
2014年11月10日